北海道も本格的に冬の到来を感じさせる気候になってきましたが、タイミング良く[JOHN TULLOCH]のシェットランドセーターが入荷しました。
SIZE 36 / 38 / 40
PRICE ¥15,540-
MADE IN SCOTLAND
COLOR NAVY / LIGHT GREY/ RED/ MEDIUM GRAY /
PURPLE/MUSTARD
こちらのセーター、アザミ(植物)の葉で引っ掻いてあらかじめ毛羽立たせていて、シャギードック(ムク犬)の毛並のようなその表情をしている事から通称シャギードッグセーターとも呼ばれています。
発祥はスコットランドですが、シャギードッグセーターの名付け親[J・PRESS]からこのセーターが広まったというところから、アメリカントラッドの定番アイテムとしても有名です。
自分が初めてこのセーターを購入した15年程前は、当時、購入したお店の店員さんにこのセーターはスウェットのように着るものだから、タイトに中はJ.E MORGANのサーマル一枚で着るのがカッコいい。と言われた記憶が蘇ります。
当時このセーターの事をよく知らずに着ていた僕は、やたらと毛玉が出来やすい事に頭を悩ませていたのですが、その毛玉こそがこのセーターの真骨頂であり、味なんだと気付いたのはそれから数年先の事でした、、、笑
余談ですが、先日取引先の社長さんと、同じくお直し屋の社長さんが、このセーターについて同じ事を言っていたのもとても興味深かったです。
それは、この毛玉を掻きむしっていくと、ゴザのようにスカスカになると。
そして、そうなってからがこのセーターはカッコいいという事も教えてもらいました。
その2人は70年代からアメリカントラッドを肌で感じてきた世代。雑誌から知るウンチクよりも数倍の説得力があります。
そう考えると、こういったシンプルなアイテムほど着方は人それぞれで、やはりどう着るかという洋服本来の楽しみ方があるセーターでもあります。
中にオックスフォードのB.D SHIRTをあわせてトラッドに着るも良し、前述のようにサーマル一枚でスウェット感覚でラフに着るも良しです。
サイドシームレスで編み立てられながらも自分が当時購入した価格に近く、コストパフォーマンスの高い一着です。
是非、実際に手にとって見てください。
ちなみに、今季はANATOMICAからピエール氏こだわりのシェットランドセーターも入荷予定なので、是非お楽しみに!