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Traditional SAMI DUODJI Style

2013.12.1 Sunday 00:08:55| Author:admin| Categories:BONCOURA,MARIA RUDMAN

 

MariaRudmanで展開されているコレクションの中にDUODJI(ドゥオッチ)と呼ばれるスタイルのモノが存在しています。

これは、厳しい寒さのなか独自の生活を営むサーミ人たちが長い歴史の中で培ってきた伝統工芸であり、日々の生活には欠かす事の出来ない機能的な日用品しての意味合いを持ちます。

そして今現在、本当のDUODJI STYEを継承する人達は高齢化と共に減少の一途を辿っているそうです。

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彼女の名はSUSANNA。

現在85歳の彼女こそDUODJI STYLEを継承する数少ないサーミ族の一人です。

厳しい寒さの中で生き抜いていく為に、サーミ人の知恵として継承されているトナカイの皮を使った靴を、彼女は3歳の時には既にその手ほどきを受けていたそうです。

 

今回このSUSANNAが生み出す伝統的なDUODJI STYLEで僕はあるモノを制作して欲しいと、今年の1月にパリでマリアルドマンと話を進めてきました。

それは、昭和20年代製の古い力織機を使って日本の古き良き技術が集約されたBONCOURAデニムとSAMIの伝統工芸とのコラボレーション。

マリアルドマンの大切なパートナーであるSUSANNAに、BONCOURAのデニム生地を中側に入れたDUODJI STYLEのブレスレットを制作してもらいました。

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つい先日のMariaRudmanのFacebookでも書いていてくれましたが、彼女達が住む地域は冬の間は周りの湖が凍ってしまうため、その季節が到来する前にボートに乗って行くというのが、そこへ辿り着く為の一番の手段だそうです。

この時に、マリアはボンクラのデニム生地を持ってteepeeで暮らすSUSANNAの所まで行ってくれました。

teepee1 teepee

 

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 PRICE  5,4600yen

現在SUSANNAは、高齢と長年の作業の蓄積による手の腱鞘炎の為に入退院を繰り返し、以前のように多くの作品を生み出す事は出来なくなってきているとマリアは僕に教えてくれました。

実際も、マリアとのやり取りのなかで、SUSANNAはこのアイテムの製作中に一度入院をしてしまい、BONCOURAのデニム生地に一針一針縫い込んでいくのはとても手に負担がかかる為、もしかしたら作品にするのは不可能かもしれないと言っていたほどでした。

この様々な人達の想いが形になったMARIA RUDMANのDUODJI Styleの特別な作品を是非店頭にてご覧下さい。

 

ARCH 山内

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