Blog from ArchStyle » OUTIL “INDIGO HERRINGBONE”|archstyle|Arch アーチ

OUTIL “INDIGO HERRINGBONE”

2019.04.9 Tuesday 19:46:29| Author:admin| Categories:OUTIL

IMG_7290

古来より使用されていた染色方法”INDIGO”。

当時はファッションとはほど遠い存在の物でした。
アメリカを含め、ヨーロッパではワークウェアなどに使われることの多かった染色方法であり、汚れ隠しや虫よけなどを目的としていました。
家にある桶などで常温で小規模な染色にも適していたこともあり、当時は普及していたのではないでしょうか。

 

古くから親しまれていたINDIGOを用いて作られていた物の一つとしてファイヤーマンの制服が有ります。
冒頭の写真は当時、INDIGO HERRINGBONEの生地で制作されたファイヤーマンパンツ。
耐久性や汚れ隠しなどを目的としてこの染色、織り方になったのでしょう。

今回紹介致しますのはOUTILから入荷した”INDIGO HERRINGBONE”のアイテム2型です。

L1007136VESTE BAKIKO
COOLOR INDIGO
SIZE 2/3/4
PRICE ¥52,000+TAX

まず特筆したいのはやはり生地です。
コットン100%の生地は洋服の歴史があるフランスで裁断、縫製。
一度洗いをかけられている”INDIGO HERRINGBONE”の生地は掠れた色合いを所々に見せ、凹凸が出ており、なんとも男心くすぐる表情を見せてくれています。

IMG_7294

そしてディテール。

L1007139

L1007142
スタンドカラーのコートは裾にかけてラウンドして行き、歩いた時のシルエットがとても綺麗な一着です。
これからの時期はARCHの定番的なスタイルのヘンリーネックのカットソーにチノパン、サンダルの装いにさらっと羽織りたいコート。

L1000203COAT / OUTIL
CUT&SOW / Merz b schwanen
STOLE / BONCOURA×DRAKE’S
BOTTOMS / FRENCH ARMY
SANDAL / JUTTA NEWMAN

前を開けた時の雰囲気も抜群ですが、閉じた時に改めて分かる丸みを帯びたシルエットは平坦ではなく立体的に見せてくれ、個人的にグッとくる部分でもあります。

秋口になり、肌寒い季節の時はJOHN SMEDLEYのタートルの上に羽織っても様になりそうです。

コットン100%の素材という事もあり、長いシーズンで着用でき、自宅で丸洗い出来るのも嬉しいポイントです。

L1000214

そしてもう一つの”INDIGO HERRINGBONE”。

L1007150GORET HEM
COLOR INDIGO
SIZE 2/3/4
PRICE ¥30,000+TAX

L1007152

18世紀のイギリス、貴族礼服を彷彿とさせ、上品な印象に映えるディテールにこのINDIGO HERRINGBONENO生地とは、なんとも絶妙な塩梅で仕上がっております。

やりすぎると野暮ったく見えてしまうであろうこの生地をあえてこのディテールにのせる。
それでいてなお、バランスが取られ、品の良いアイテムに合わせたくなるのは僕だけでしょうか。

L1000190

L1007155

先程紹介したVESTE BAKIKOと同素材のベストはコートの中に忍ばせても、一枚でも使える一着です。
スカーフを巻いて、スラックスにも◎。
セーターの上などにも羽織れるアームホールの太さは快適さを生み、肩周りの稼働を楽にしてくれます。

後ろのバックルでウェスト部分を調整する事も可能な為、その日の洋服や気分によって雰囲気を変えてくれるディテールでもあります。

IMG_7305

メタルにブラックの塗装をしたボタンは着込むごとに、かすれ、メタル本体の色が徐々に露わになります。

経年美化というのでしょうか、色褪せた生地に剥がれた塗装のメタルボタン…。
細部にまでこだわって作られた洋服を自分の手でMY VINTAGEにしていく。
着込むごとに表情を変えてくれる一着はこれからが楽しみで仕方ありません。

IMG_5370

IMG_7311

もう既にご存知の方もいるとは思いますが、OUTILのボタンの横に刻まれた文字。
もし、OUTILの洋服をお持ちの方がいたらご覧になってみて下さい。

フランスのことわざで ”L’ air fait pas la chanson (メロディーは歌を作らない)”と彫られたメタルボタン。
見かけのデザインや名前ではなく、実際に着用していった際の変化や洋服に宿る背景が大事というメッセージを込めてこの言葉を選んだそうです。

こだわり抜かれて作られた洋服はいつみても圧巻でワクワクさせてくれます。

ARCH 上田

₢킹