Blog from ArchStyle » OUTIL / VESTE MARLE|archstyle|Arch アーチ

OUTIL / VESTE MARLE

2019.09.19 Thursday 15:06:25| Author:admin| Categories:OUTIL

time-100-influential-photos-august-sander-bricklayer-16

冒頭の写真は、ドイツの写真家AUGUST SANDERが撮り納めた一枚。
ボディと袖の部分に異なる素材を組み合わせたワークジャケットを着用しているのがわかります。

今回僕上田が紹介しますOUTILのアイテムは、まさにこの写真のジャケットを彷彿とさせる一着です。

IMG_5191
COLOR BLACK
SIZE 2 / 3 / 4
PRICE ¥42,000+TAX

僕上田はOUTILならではのインディゴとブラックインディゴで染色を施した一着VESTE MARLEをチョイス。

やはりブランドを語る上で外せない1つがこの染色なのではないかと思います。
バードシューターの形にコーデュロイとモールスキンを掛け合わせたジャケットは、これからの時期に活躍してくれる事間違いありません。

前面に使用されたコットン100%のコーデュロイは柔らかな質感と光沢が相まって品良く映ります。
この素材に施された染色インディゴ。

IMG_5198

古来より使用されていた染色方法の一つ。

当時はファッションとはほど遠い存在の物でした。
アメリカを含め、ヨーロッパではワークウェアなどに使われることの多かった染色方法であり、汚れ隠しや虫よけなどを目的としていました。
家にある桶などで常温で小規模な染色にも適していたこともあり、当時は普及していたのではないでしょうか。

その染色方法をコーデュロイに使うということが僕の中で衝撃でもありました。
そして袖と背面に使用されるのはモールスキン。

IMG_5204

こちらもFRENCH WORKなどで使用されているのでご存知の方も多いはず。
ですが…モールスキンもブラックインディゴで染色が施されています。

1800年代後半から1940年代までフランスのワークウェアーに使われていたとされる染料”BLACK INDIGO”。
現在、当時と同じ染料はフランスでは存在していなく、BLACK INDIGOの生地をフランスで生産する事は不可能とされています。

それを日本の職人に頼み、染色される黒に限りなく近い生地は極上の変化を見せてくれます。
この二つの染色が施された一着は着用と洗いを繰り返すことで徐々に色のコントラストがより浮き出てきます。

そして次にこの前合わせのディテール。

L1005098

 

L1005097

IMG_5205

IMG_5208

18世紀のイギリス、貴族礼服を彷彿とさせ、上品な印象に映える前合わせが絶妙なバランスで落とし込まれております。
ボタンはメタルボタンを使用。
使うたびに少しずつ露わになってくるメタルの質感はもちろんのこと、デザイナー宇多氏が込めたフランスのことわざのメッセージがサイドに彫られています。
細やかな部分にも配慮している作り込みは流石です。

僕の中ではフレンチの眼鏡にベレー帽、タートルにスラックスなどをこれからの時期に合わせたいと考えています。

L1005089
BERET / THE INTERPRETATION BY ARCH
SCARF / BLUMER
INNER / SAINT JAMES
TROUSERS / ANATOMICA
SHOES / ALDEN

L1005092

L1005094

バスクシャツや、フランス軍M-47PANTSももちろん様になりそうです。
あまり馴染みのないジャケットだけに一見癖がありそうですが、一度袖を通してみてください。

掠れて行き、シワが入り、表情豊かになって行くことを想像しただけでたまりません。
届いた瞬間に即決で買ってしまったのは言うまでもないでしょうが…。

中間着的なアイテムですので3シーズン着ていただけるのも重宝するポイントではないでしょうか。
最近は肌寒い日が続きそろそろコートも着れる季節がやってきそうです。

このジャケットに羽織るならブラックの色味のコートかなと考えていた矢先、ちょうどよくスペシャルなアイテムが入荷してきました。
こちらは明日のブログでご紹介致しますのでぜひお楽しみにしていて下さい。

L1005124

 

ARCH 15th Anniversary Special Model “MADE IN ENGLAND” 企画第一弾

ARCH 上田

 

₢킹