約4年前に、rdv o globeのアーカイブから復刻という形で別注に至ったコートがあります。
そのコートは、ミリタリーが持つ無骨さと、エレガントな空気を併せ持った一着でした。
ピーコートに使われる肉厚なメルトン生地。
シンプルなデザインの中に見え隠れする男らしいバックシルエット。
オーナー山内が個人的に愛用しているという経緯から、4年前に過去のアーカイブから復刻させて頂いたのですが、
当時は一瞬で完売してしまいました。
過去に何度か(恐らく毎年)rdv o globe前渕氏に別注のお願いをしていたのですが、話は流れていってしまい….苦笑
今年ようやく承諾を得て、最復刻させて頂けることに。
自分達が欲しいという気持ちが強かった事もありますが、リリースしたかった理由が二、三あります。
⑴ 北海道の寒さに耐えれる肉厚なウールメルトン生地であること。
まさにUS NAVYに支給されていたピーコートの様な肉感。
⑵メルトン生地でステンカラーコートの様なベーシックな一着は、探すと実は中々ない。
オン・オフ使い回しが効く、例えば冬に結婚式などがあった際や通勤時など。
⑶ ジャケット等を羽織れるフィッティングに設計されている(アームの太さや身幅の設計)
フランネルやツイード等の厚さのあるジャケットでも、問題なく上から羽織る事を可能にします。
そして、シンプルなデザインながらも、美しいラインを描く柔らかいシルエットに魅了されたからです。
COLOR NAVY
SIZE Ⅰ(S) / Ⅱ ( M) / Ⅲ(L)
PRICE ¥85,000+TAX
美しい曲線を描くアームとAラインに落ちていくシルエット。
メルトン生地の重さを感じさせない、肩で着ているような感覚は、rdv o globeのパターンへの拘りを感じられるところです。
実際に手で持つと重さを感じるのですが、着ると不思議と重さを感じないのです。
だからこそ、中にジャケット等を着てもストレスなく着用出来てしまえます。
裏地のライニングは袖・背中まで施し、ポケットもインナーに2つ付属しています。
細部への拘り方も抜かりありません。
小振りな襟のディテールもこのコートの魅力の一つです。
スタンドカラーの様になる襟なので、立てても嫌味がありません。
マフラー等の巻物を差す時は、襟を立てるなど、その時のコーディネートに合わせて変えてみるのも良いと思います。
INNER MOJITO
VEST ANATOMICA
PANTS forme d’expression
スタッフ上田がARCHに入社する前に購入しており、その時に自分の物にしているのがとても羨ましかったのを思い出しました。
毎年この時期になると山内と上田が袖を通している姿を見て、僕らは”良いですね〜”と口を揃えて言っています。
憧れだったrdv o globeのGrand Coatに袖を通せる日、そして皆様に再び提案出来る日が来たと思うと非常に嬉しく思います。
是非ご覧になってください。
そして…
写真で使用しているマフラーが早くも入荷してきています。
極上のアルパカウールで生まれるアレです。
“THE INOUE BROTHERS”
ARCH 宅見