いつもARCHのBLOGを見て頂き誠に有難う御座います。
現在の北海道は徐々に停電等も復旧してきており、日常を取り戻しつつあります。
まだ余震が続き、不安な方も多いと思いますが常に備え、万全の状態で過ごしましょう。
僕達の仕事は洋服を介して皆様に元気を与える事だと思っていますので、ご自身の周りの環境が落ち着きましたら、お気軽に遊びにいらしてください。
僕達は変わらず、皆様をお待ちしております。
本日は、来るBONCOURA祭に向けて新作のスウェットをコーディネート例と共に再度ご紹介したいと思います。
VINTAGE市場では今でも根強い人気を誇るSWEAT。
主にアメリカ1900年代中期を中心に作られ、カレッジ物、ミリタリー支給品、スポーツウェアと本当に幅広い分野で活用されて参りました。
当時の編み機は主に吊り編み式の物で現在のシンカー式編み機と違い生地の目を一段ずつ編み込むものになり1時間に1メートル程度しか生地を編めません。
生産効率としては非常に悪く、次第に使用されなくなった機械でした。
COLOR GREY/ OATMEAL
SIZE 36 / 38 / 40
PRICE ¥28,000+TAX
かなり太めにとられたリブは、古き良きアメリカを感じ取る事のできるディテール。
リブはこのくらい太くなければ嫌だ、という方も多くいらっしゃいます。
一見は悪目立ちするのでは?と思いがちなこのディテールですが、BONCOURAのスウェットは肉厚で生地にある程度重さがある為、ウェスト部分の高い位置にキュッと止まる事はございません。
先ほどアメリカの古い編み機では「1時間に1メートル程度しか生地を編めない」が非効率的と述べましたが、なんとこのスウェットの生地は1日に7メートル程しか編むことが出来ません。
ゆっくり、ゆっくりと仕上げられた生地はリラックスした状態で編まれ、仕上がり後の着心地は抜群に良いです。
VINTAGEを知り尽くした森島さんが作るスウェット、さすがこちらもこれまでかと言わんばかりに拘り抜かれております。
織るのに時間をかければいいかというと一概にそうとは言えませんが、ゆっくりと生地に空気を含ませながら編んでいく為、まるで上質なニットウェアかと勘違いする程ふっくらと仕上がっております。
フロント、背面には両V(Vの字に切り取られた部分)のディテールが。
こちらもまた、VINTAGE好きにはたまらないディテールではないでしょうか?
勿論、V部分にも別生地をはめ込んでいるので、生地感が変わり存在感があります。
次は、いくつかコーディネートを組んでみましたので参考にしてくださりますと幸いです。
STYLE 1
CAP/JAMES LOCK
PANTS/BONCOURA
STYLE2
CAP/JAMES LOCK
COAT/VINTAGE GRENFELL
SCARF/DRAKE’S
STYLE3
SWING TOP/BONCOURA
PANTS/KENNETH FIELD
STYLE4
CAP/JAMES LOCK
SHIRT,TIE/KENNETH FIELD
PANTS/KENNETH FIELD
SHOES/ALDEN
STYLE5
JACKET/KENNETH FIELD
DENIM/BONCOURA
BAG/JOHN CHAPMAN
STYLE6
CAP/JONATHAN RICHARD
COAT/THE INTERPRETATION BY ARCH
DENIM/BONCOURA
BAG/BRADY
SHOES/ALDEN
STYLE7
CAP/THE INTERPRETATION BY ARCH
SHIRT/BROOKS BROTHERS
PANTS/ANATOMICA
7通りのコーディネートをご紹介させて頂きました。
いくつか参考になりましたでしょうか??
シンプルなスウェットだからこそ、幅広い着こなしが可能です。
自分なりの着こなしで、表現してみては如何でしょうか?
<BONCOURA祭>
2018 9/15(SAT), 9/16(SUN), 9/17(MON)
ARCH SAPPORO
北海道での震災を受け、BONCOURA森島氏が札幌に急遽来て頂ける事になりました。
ARCHのスタイルに欠かせないFRENCH VINTAGE。
VINTAGEの知識豊富な森島氏、FRENCH VINTAGEに早くから着目し今まで集めてきたARCH代表、山内。
今回のLIMITEDは森島氏自身も、山内も、僕達も初めて見たワークウェアからインスパイアされたNEW ITEMです。
詳細は、後日ゆっくりと….
今週末から開催しますBONCOURA 祭にてお披露目致しますので、お楽しみにしていてください!
皆様のご来店、心よりお待ちしております。
Arch 近谷