今やARCHには欠かせないドイツのブランドFRANK LEDER。
本日は今季入荷したFRANK LEDERから3アイテムをご紹介したいと思います。
毎シーズンテーマを設けて洋服に落とし込むFRANK LEDER。
今季のコレクションテーマは”MEUTEN”(モイテン)。
ナチスドイツ政権下のおいて、反ナチス運動の一部にあたった若者グループ。
1930年〜40年代のナチス政権に反抗し、ヒトラー青少年団に入る事を拒み、反抗したグループの男女からインスパイアを受けたコレクションです。
GREEN LODEN WOOL OFFICERS GREAT COAT
SIZE / S , M
COLOR / GREEN
PRICE ¥188,000- +TAX
“LODEN WOOL”16世紀にその発祥の地であるオーストリアのローデレス村にちなんで名づけられました。
ヨーロッパアルプス、チロル地方の厳しい寒さの中で密濃く編まれたローデンウールの繊維には、天然の羊毛脂がたっぷり蓄えられ、防水性・耐水性・透湿性に優れ、しみや汚れにも強いのが特性です。
今年もそのローデンウールを用いたコートが入荷しました。
ジャーマンレザーにつぎ、FRANK LEDER の代名詞といっても過言ではないほど毎シーズンに使用されるローデンウールは毎回楽しみにしているアイテムでもあります。
今回入荷したOFFICER COATは名前の通り上司官などに支給されていたコートがベースになっております。
ウェスト位置でかすかなシェイプを生むコートは上品ながらもグリーンローデンウールの素材によって無骨さも感じさせてくれる一着。
フロントを開けると、歩いた時に綺麗にふわっと広がり、閉めた時には、引き締まった表情を見せてくれます。
それぞれ違った表情を見せてくれるのも魅力的なポイントではないでしょうか。
しっかりと風除けのディテールを完備した上品な佇まいのコートはこの冬、一役買ってくれそうです。
WOOL CARDIGAN
SIZE / S , M , L
COLOR /OLIVE-BROWN
PRICE ¥58,000- +TAX
次にご紹介するのは定番のカーディガンです。
今年はツイル地のウールを用いた一着。
カーディガンですが、ジャケット感覚でも着ていただく事ができるので、様々な着こなしを楽しんで頂けそうです。
サイドに付いたアジャスターを絞っても◎。
カーディガンには珍しい、斜め向きに配置されたポケットは機能的であり、ものが取り出しやすかったり、手を入れやすかったりするのも着やすく嬉しい所ではないでしょうか。
がっしりとした生地は着用するたびに体に馴染みます。
ARCHIVE EDITION KNITTED VESTOVA
SIZE / S, M , L
COLOR / BLACK
PRICE ¥68,000- +TAX
最後にご紹介するのは今季のもう一つのテーマでもある”ARCHIVE COLLECTION”
過去のコレクションからもう一度再構築されたVESTはラムズウールを使用。
原点回帰と言うのでしょうか、初心を忘れずに今も真摯に向き合って洋服を作り続けているFRANK LEDERらしさを感じます。
ざっくりと編まれたニットベストは様々なスタイルを引き立たせてくれそうです。
スタッフ近谷はB.D CHAMBREY SHIRTにニットベストを合わせました。
「諸先輩方に、ショールカラーの襟元のニットにはB.D SHIRTのボタンを外して着るのが格好いいよ」と言われ、僕は色の抜けたKENNETH FIELDのシャンブレーシャツを合わせてみました。
その他デニムのウエスタンシャツや、チェックのネルシャツ等でも、格好いいと思います。
様々な表情のシャツとの組み合わせが可能なので、大変重宝しています。
と近谷談。
FARANK LEDERの洋服は100%完成しているものではありません。
着用する人が着込み、馴染んでいって100%になるそうです。
最初は着にくいと思う洋服もありますが、馴染んでいけばその人だけの一着へと昇華致します。
今回一部のご紹介でしたが、オススメしたい洋服がまだまだございます。
ぜひ、袖を通してFRANK LEDERの世界観に触れてみてください。
ARCH 上田