My Vintage 〜 German Leather

Share
this article

本日は、久しぶりに僕らが愛用している、My Vintageをご紹介したいと思います。

DSC04296

僕(宅見)が、約7年愛用しているFRANK LEDERの”DEUTCSLEDER” ・通称ジャーマンレザー。

以前にも、MY VINTAGEのコーナーでも何度か紹介していますが、改めてご紹介させてください。

DSC04297

1930年代頃、ドイツの労働者の間で、最も高級品とされていた労働着はレザー素材のモノでした。

ですが、そんな高級品を手に入れられる労働者は、ほんの極一部だったそうです。
そんな中、コットン100%でありながら、レザーをも凌ぐ程の耐久性と防寒性を備えた生地が存在しました。

その生地は、レザーを縫う機械ではないと針が通らない程に肉厚。

極減まで打ち込まれた高密度な生地は、当時のブルーワーカー達から重宝され多くの人達が愛用していたそうです。

レザー同等のスペックを誇り、レザーよりも安価に手に入れられる事から、

他国からドイツのレザーと言わしめたその素材こそが、”GERMAN LEATHER”であり、FRANK LEDERを代表する素材です。

IMG_4322

IMG_4303

DSC08681-400x265

IMG_4304

地面に直立する程の硬さと厚さを誇る生地は、北海道の冬でも通用するレベル。

購入した当初は、生地が硬すぎて腕もまともに上げる事ができないし、ボタンは直ぐに飛んでいくしでかなり苦労しました笑

本当に馴染むのか?と疑問を抱きながらも、デニムを育てる感覚で大事に、時には乱暴に着込んでいきました。

お世辞にも着やすいとは言えないこの生地も、今では一番楽に着れるジャケットです。

自分でも驚く位、身体に妙にフィットしており、最初のごわっとした感覚は全くありません。

DSC04326

様々なシュチュエーションに対応出来るのも気に入ってます。

仕事、休日は勿論ですが、目上の方との会食や少し小綺麗にしていく場所でも、活躍してくれます。

前者は、ラフにジーンズにスウェット等が多いですが、後者ではトラウザーズを合わせインナーにシャツやタイ、ハイゲージニット等を合わせています。

DSC04329

車移動が多い方ならば、冬場でもマフラーを巻いてしまえば十分に防寒出来てしまうので、ライトアウターとしても◎

【2B JACKET】
DSC02976 2
COLOR BLACK
SIZE S / M / L
PRICE ¥88,000+TAX

DSC02981 2

DSC02979 2

そして、オーナー山内が愛用しているダブルブレステッドのモデルも、ARCHでは欠かせないアイテムです。

DSC04319

左 新品 / 右 山内 私物

DSC7679-400x2641

愛用歴は10年以上、この経年変化の仕方は圧巻の一言。

ブラックの色味も徐々に褪せていき、シワがハッキリとわかります。

DSC1457-400x2651

DSC1461-265x400

このモデルは、レギュラーでは展開していなかったので、ARCHの復刻別注としてオーダーしていたモデルです。

ピーコートの様なデザインと、素材の無骨さが男らしい一着です。

このモデルは、真冬でもアウターとしてガンガン着用出来るので、非常にお勧めです。

【DOUBLE BREASTED】
DSC04311
COLOR BLACK
SIZE S / M / L
RPICE ¥98,000+TAX

DSC04312

DSC04314

DSC04313

“育てがいのあるジャケット”

生地が変化し、さらに素材の良さが光るジャケットは、間違いなく愛着を持てます。

経年変化ではなく経年美化。

FRANK LEDERの真骨頂ともいえるこの素材を是非ご覧になってください。

ARCH 宅見

ONLINE SHOPでFRANK LEDERのラインナップを見る