2018.01.20 Saturday 20:30:10| Author:admin| Categories:BASIC_ITEM,KENNETH FIELD
ARCHでは定番的に取り扱わせて頂いている、『KENNETH FIELD』。
KENNETH FIELDのシャツは、WORK SHIRTを除く全てのシャツがアメリカ製にてラインナップされております。
現代の洋服業界おいてやむを得無い理由で生産国が変わってしまう中、定番所のシャツにおいてはMEDE IN USAを守り抜いている数少ないメーカーの1つが”KENNETH FIELD”です。
ディレクションを務める草野氏が見てきた数々のアメリカが凝縮した1枚と言えるでしょう。
そんな草野氏が、さらなる拘りを追求すべく現在シャツの生産をストップしております。
なので、今あるシャツが最後の”MADE IN USA”となります。

KENNETH FIELD MADE IN USA SHIRT
SIZE/XS~XL
PRICE ¥24,000~29,000- +TAX


生産国がアメリカという点も勿論魅力ですが、襟元の種類が豊富にある点も自分のスタイルによって選んで頂けるポイントだと思います。


スタッフ宅見は潔くシャンブレーB.Dにタイドアップというスタイルを普段からしております。
因みにKENNETH FIELDのネクタイと合わせると襟幅と剣の幅が同等の為非常にバランスがよく見え、ワンランク上の着こなしに。


スタッフ阿部は、定番のクレリックのキャンディストライプシャツにやや重厚感のある素材を用いたネクタイを合わせました。
タイドアップにスラックスという綺麗なコーディネートに、ミリタリージャケットを羽織るスタイルは僕たちに欠かせません。

僕はM-47 pants、トラディショナルなジャケットによりアメリカらしいネル地のシャツを合わせました。
ネルでもワイドスプレッドの襟元にするだけでグッとトラッドな印象になります。
無骨な男らしさと上品さを兼ね揃えた非常に勝手の良いシャツと言えます。
タックイン、タックアウト、も両方サマになる着丈の長さはワードローブに欠かせないアイテムとなるでしょう。
日常から僕たちスタッフのコーディネートに組み込まれているのはこの汎用性の高さから言うまでもなく手が伸びてしまうからです。
アメリカ製のKENNETH FIELDのシャツ。
是非この機会に買い逃しの無い様、お早めにチェックしにいらして下さい。
皆様のご来店、お待ちしております。
Arch 近谷

2017.12.18 Monday 19:36:38| Author:admin| Categories:ARC'TERYX VEILANCE,BONCOURA,forme d'expression,KENNETH FIELD,Style
本日は、僕らが今季購入したお気に入りのアイテムをご紹介します。
アウターとジャケットをメインに、ARCHスタッフそれぞれの主観から選んだアイテムです。
先ずは、僕宅見からです。
⑴ KENNETH FIELD 50′S SPORTS COAT FOX HERINNGBONE
COLOR CHACOARL / NAVY
PRICE¥98,000+TAX
KENNETH FIELDをARCHで取り扱い始めた2012年から、ずっと憧れていた1着です。
イギリスの伝統を感じるFOX BROTHERS社のツイード生地は、ジーンズ同様に着用を重ねる事で身体に馴染んでいきます。
愛用し始めて、ようやくツイードジャケットを着る意味を理解出来たような気がします。


セットアップでの着用も可能ですし、単品使いでも重宝しています。
ブログを書いていて、今年はこのジャケットばかり着ていたなぁ〜と改めて思いました。笑
⑵ARC’TERYX VEILANCE
COLOR BLACK
PRICE ¥165,000+TAX
KENNETH FIELDのクラシックなツイードジャケットに、ハイテク素材を合わせるのが今の気分です。
今季から新たに展開をスタートした”ARC’TERYX VEILANCE”は、どんなスタイルにもハマる汎用性の高い1着。
袖を通した時の軽い着心地と抜群の保温性に驚くはずです。
目的を持った機能的な素材は、普段使いでも効果を発揮してくれます。
⑶forme d’expression Mess Jacket
COLOR CARBON
PRICE ¥154,000+TAX
forme d’expressionの代表的なジャケット・MESS JACKET。
スタンド・ラペル両方の襟の仕様になるディテールと、19世紀イギリスの洋服を彷彿とさせるクラシックなデザインに魅了されました。
人体に直接布をかけて、人体に沿ってハンドカットしていき洋服を構成していきます。
テーラリングに近い洋服作りは、エレガントなシルエットを生み出し、独特のドレープ感を晒し出します。
高級メゾンでしか扱う事の出来ない、上質な生地を使う事でクラシックなデザインもモダンに仕上がっているのが、個人的にはとてもツボなアイテムです。
forme d’expressionの洋服は気づけば毎シーズン増えていっています。
エレガントな洋服に、無骨なミリタリーアイテムを合わせたい。
絶妙な塩梅で合わせる事の出来るforme d’expressionの洋服は、一度袖を通して欲しいです。
⑷BONCOURA DENIM COVERALL
COLOR INDIGO
PRICE ¥42,000+TAX

今シーズンは、タイドアップのスタイルにミリタリージャケットやデニムジャケットの合わせが個人的に多かった気がします。
BONCOURAの新型DENIM COVERALLは、アメリカの匂いがする直球のアイテムでありながらも、どこか気品さも感じさせる作りになっています。
早く色落ちさせて、ステンカラーコート等の中に忍ばせたいと思っています。
オールシーズンに近いくらいの頻度で着用できるライトなオンスも気に入っているところです。
まだまだ紹介したいお気に入りのアイテムは沢山ありますが、そちらは店頭にて紹介させて頂きます。
ARCH 宅見

2017.09.17 Sunday 17:54:53| Author:admin| Categories:KENNETH FIELD,MOJITO
昨日から開催しております、【MOJITO×KENNETH FILED VOL.10】
両ブランドからリリースさせて頂いている特別なアイテムは早速好評を頂いております。
僕らもMOJITO、KENNETH FILEDのアイテムを日頃から愛用しておりますが、実際にデザイナーである2人からアイテムの話や背景を聞くとより愛着が沸きます。








MOJITO “AL’S COAT “は、3シーズン着まわせる汎用の高さが好評を頂いている理由の1つです。
ここ北海道では頼りになる1着なのは間違いありませんね。残り僅かとなっておりますのでお早めにご覧になってみてください。
KENNETH FIELD のMAGEE TWEEDは用いた限定アイテムは完売してしまいましたが、生地に若干の残りがありますので、数枚ですが製作可能です。
イベントは明日まで開催しておりますので、是非この機会にご来店くださいませ。
ARCH 宅見

2017.09.16 Saturday 10:39:55| Author:admin| Categories:KENNETH FIELD,MOJITO
いよいよ本日より開催します【MOJITO×KENNETH FIELD VOL.10】
MOJITO×KENNETH FIELD VOL.10
2017 9/16(SAT), 9/17(SUN), 9/18(MON)
両ブランドから特別に製作して頂いたアイテムは、本日より発売です。
加えて普段店頭には並ばない豊富なラインナップが一挙にご覧頂ける機会となっております。
イベント期間中は、MOJITO山下氏、KENNETH FIELD草野氏もARCHの店頭に立って頂き皆様をお迎えします。















そして、KENNETH FIELDからはカスタムオーダー会を開催します。
定番のSPORTS COAT、TRIM TROUSERS、VESTの形で自分の好きな生地を選び製作出来る機会となっています。
スポーツコートはベースモデルが新型を含み5型、ベストは2型、トラウザーは新型含み2型あります。
生地には、英国のHARRIS TWEEDやMOON社のホームスパン、インディゴコーディロイ、フレンチテイストのダック生地やミリタリーテイストの地厚なヘリンボーンなど、様々な素材を用意しています。
勿論定番のFOX フランネルやツイードでのオーダーも可能です。
自分だけの1着を是非作りにいらしてください。
皆様のご来店をお待ちしております。

ARCH スタッフ一同

2017.09.14 Thursday 22:06:54| Author:admin| Categories:KENNETH FIELD
今年の2月にKENNETH FIELDの展示会に訪れた際のこと。
KENNETH FIELD草野氏から、『今回は、ARCHらしいクラシックな生地がありますよ。』
そう言って見せてくれた生地は、英国らしい柄の”TWEED”生地でした。
アイルランドのMAGEE社が製作したドネガルツイードで、柔らかなソフトな生地に僕らは釘付けになっていたと思います。
『この生地で50′S SPORTS COATを6着分製作できますよ?』
2つ返事で『全てオーダーさせて頂きます』と言ったのがきかっけで、ARCH のEXCLUSIVE MODELとして展開させて頂ける事になりました。

”TWEED”を思い浮かべると粗くガシッとした物を想像しますが、MAGEE社の”TWEED”はとても柔らかく気心地が良いのが特徴です。
【MAGEE TWEED ARCH EXCLUSIVE MODEL】
COLOR BROWN
SIZE 36 / 38 / 40 / 42
PRICE 120,000+TAX

所謂ガンクラブチェックと呼ばれる柄は、英国のハンティングで使われていた事から由来しています。
イギリス物のヴィンテージ等で良く目にする柄であり、英国のツイードジャケットと言えばと思える素材・柄だと思います。
そんなイギリスらしい素材を使いながらも形はアメリカ顏。
KENNETH FIELDらしいSPORTS COATに仕上がっています。


ネクタイを締めても良し、カジュアルにワークシャツにジーンズ・チノパンと合わせる位が気張らずに着れて良いと思います。
ベタかもしれませんが、映画監督であるウディ・アレンがアニーホールの劇中で着用していた、ツイードジャケットの着方がとても印象的です。

KENNETH FIELD定番の”SPORTS COAT”、名前の通り乗馬等のスポーツをする際に着られていたジャケットをベースにしています。
ドレスではなく今でいうカジュアルな時に使われていた背景と、”TWEED”という素材も含めて実に汎用性の高い1着と言えます。
9/16からのイベントでは、こちらのEXCLUSIVE MODELと合わせて定番のFOX HERRINGBONE TWEEDのSPORTS COAT等も店頭に並びます。
【50′S SPORTS COAT FOX HERRINGBONE TWEED】
COLOR CHACORAL
SIZE 36 / 38 / 40 / 42
PRICE 98,000+TAX
英・FOX BROTHERSのヘリンボーンツイードを用いた1着は、もはやARCHには欠かせない存在です。


着始めはゴワっとしたツイードらしい固さがありますが、着る事で体に馴染んでくる感覚はなんとも言えないものがあります。
山内も先日のブログで話していた通り、ジーンズと同様に無くてはならないアイテムだと思います。

同素材のTRIM TROUSERSやGULKA TROUSERSを合わせる事で、使える場面の幅もより広がります。
KENNETH FIELD草野氏のこの写真の着こなしに憧れて…僕もセットアップで購入したのは言うまでもありません笑
9/16からのイベントで是非ご覧になってみてください。

ARCH 宅見

2017.09.12 Tuesday 21:16:48| Author:admin| Categories:BASIC_ITEM,Exclusive,KENNETH FIELD,MOJITO

2000年頃、初めてヴィンテージの買付で訪れたLONDON ポートヴェローの蚤の市で買った古いハリスツイードのジャケットが自分にとっての初めてのツイードだったと記憶してます。
そこにはおびただしい数のツイードのジャケットやコートが並べられていたのですが、実際袖を通すと自分にしっくりくるサイズ感を見つけるのは至難の技でした。
その時やっと出会えたツイードジャケットは今でもこの時期になるとよく着ています。
洋服屋の仕事をするようになって20代から30代にかけて購入したツイードのジャケットやコートは10年選手になり、程よく身体に馴染み、特にコーディネートを難しく考えるわけでもなく、気がつくといつも着ている自分にとってはジーンズのような存在。
だからこそツイードのアイテムは飽きのこない普遍的なスタイルのものを選ぶというのが自分の価値観であり、ARCHの品揃えのベースにもなっています。

数年前にヨーロッパの出張時にANATOMICAの仕事で英HARRIS TWEED社に訪れた時のこと。数百の生地サンプルと格闘しながら厳選していると、腕にタトゥーを施したセールスマンがこっちに来て、【まぁ、そんなに気張らないでシングルモルトのスコッチウイスキーでも飲んだらどうだ?】とストレートで出された事がとても印象的でした。
その時、初めてツイードを着る意味、その背景がわかった気がしました。


※DON’T LOOK BACKより抜粋
今週末MOJITO × KENNETH FIELDのイベントで発売するそれぞれのツイードを使ったスペシャルアイテムはまさに普遍的なスタイルといえるでしょう。
是非楽しみにしていて下さい。
ARCH 山内

2017.09.10 Sunday 21:11:01| Author:admin| Categories:KENNETH FIELD
昨日のMOJITO山下氏に続き、本日はKENNETH FIELDの草野氏から”TWEED”についてお聞きしました。
宅見 / 現在、世の中には様々な素材が存在しいますが、クラシックな素材とも言える”TWEED”を何故愛用し続けるのでしょうか?

草野氏
『妄想を纏いたいからです。
ツイードが着易い素材だとは思っていません。
なのに先人は何故着用していたのか?
本当にツイードは愛用された素材だったのか?
先人はどんな場所でどんな風に着ていたのか?
自分だったら、どんな場所でどんな風に着たいのか?
どんな場所での着用が快適なのか?
どんな場所で育った羊の毛なのか?
どんな場所で織られたのか?
手織りのツイードが存在していたころの服は?
様々な国の紡毛織物を見たり、触ったりしてみたい。
一枚の写真や、一行の文章、ラジオでの一言、があれば妄想が膨らみ、
いろんな妄想(ストーリー)を紡ぐところからスタートできるからです。
羊毛を紡ぐように、、、、、』
宅見 / 草野氏にとって”TWEED”とはどういったモノでしょうか?
草野氏
『自分が理想としている服作りには欠かせない材料。
天然素材。
僕らがやってる事のベースは洋の文化なので、やはり材料も洋のモノは気になります。
歴史へのリスペクトもあるので、、、、、
勿論、日本にも良い材料、使ってみたい材料は山ほどあります。』
宅見 / ご自身で愛用されている”TWEED”のアイテムを教えて欲しいです。
草野氏
『自身のブランドのスポーツコートです。
素材は英国、仕立ては日本、スタイルはジャパニーズアメリカン1950s。
1800年代ブルックスブラザースの初期のように、適材適所なモノ作りを
ベースにしたストーリーでつくりあげた一着です。』
KENNETH FIELD 草野 健一

次回は、ARCHオーナー山内に”TWEED”について語って頂きます。
楽しみにしていてください。
ARCH 宅見

2017.09.9 Saturday 21:43:54| Author:admin| Categories:KENNETH FIELD,MOJITO
昨日ブログでもアナウンスさせて頂いておりました【MOJITO×KENNETH FIELD VOL.10】
今回のイベントのテーマは、クラシックな素材”TWEED”
様々な機能的な素材が世の中に存在している中、何故ツイード生地を愛用するのか?
MOJITO山下氏とKENNETH FIELD草野氏、ARCHオーナー山内に”TWEED”についてお話を伺いました。
本日は、今回のイベントの為にMOJITOから特別に製作したアイテムにまつわるお話です。

『デニムやシャンブレー、コットンフランネルに裏毛と天竺で出来上がった僕にとって、ツイードという素材は、まだまだ未開拓であり、ツイードで出来たどのアイテムを着てみても、自身が納得できる着こなしが出来るには、もう少し時間がかかりそうだし、これからの課題素材だとも思っています。
2011年の秋冬シーズンに初登場のAL’S COATをデザインするにあたり、コート本体の素材は直ぐに決まりましたが、取り外しができるライニングの素材を決めるのには相当時間を使いました。
初めてリリースするAL’S COATの個性に合う素材を僕なりに吟味し、最終的にツイード(Harris Tweed)に着地。
その理由としては、丈夫な表生地に負けない素材であること。
ライニングとしての機能を果たすこと。
表生地と同様に馴染むこと。
防寒だけの機能に留まらず見た目の華があること。
これらが主だった理由です。
勿論、前出の理由を網羅しそれを軽々と超えてしまう素材は山程あります。
それと2011年当時の僕が知る限りHarris Tweedを取り外しが可能なライニングとして用いたアイテムを見たことが無かった事もその理由に加えておきます。
冬になると今でも当時のAL’S COATにHarris Tweedのライニングを付けて使用しているので、僕なりに相当気に入っているアイテムです。
今年の冬で7年目を迎えるHarris Tweedのライニングは、当初の狙い通り表生地に負けることもなく、むしろデニムやシャンブレー、コットンフランネルに裏毛と天竺で出来上がった僕よりも、シャキッとしているのである。』
h.yamashita

MOJITO×KENNETH FIELD VOL.10
2017 9/16(SAT),9/17(SUN), 9/18(MON)
