2011.08.6 Saturday 00:52:10| Author:admin| Categories:LEVI'S XX

日本で最初にLEVI’Sを穿いた人物としても知られる、白洲次郎のこの有名な写真は1951年、彼が48歳の頃に撮影されたものだそう。
まだ日本人の大半がLEVI’Sを知らない戦後まもない時代に、こんなにもスタイリッシュに501XXを穿きこなした人物がいたんだなと。
カリフォルニアに拠点を置くリーバイ・ストラウス社は2003年にアメリカ工場を閉鎖し、特に1960年代まで生産されていたLEVI’Sは、コレクターズアイテムとして一部のファンによって高値で取引され始め、ヴィンテージブーム真っ盛りの頃には、もはや日常着として穿ける値段のジーンズではなくなってしまいました。
ここ日本では、まるで高級ブランドを手に入れるのと同じ感覚でヴィンテージを買い漁る人達が沢山現れ始めました。
そして一部のアメリカの古着ディーラーは、当時日本で巻き起こったLEVI’Sのヴィンテージブームで一財産を築き上げ、そうして(恐らく)大金を得た彼らが穿いていたのはLEVI’Sでは無く、今で言ういわゆるセレブジーンズ。
せめてあの人達には現行でも良いからLEVI’Sを穿いていて欲しかった。そうじゃないと、あの当時アメリカで買い付けをしていた僕は、どこか馬鹿にされているような感覚に陥っていってしまっていたから、、。
だからあの頃の僕は、そういった時代の流れに対する反抗心と、そんな高値ではヴィンテージを買えないという現実から、レギュラーの501を穿いてカッコいいスタイルというのを追求していました。
それが最終的に、今のARCHで展開しているEURO LEVI’Sというものに行き着くわけなんですが。
ただ、今はジーンスショップなどで売っている現行の501でさえ、アメリカ製じゃない、、。
LEVI’Sに限らず、アメリカやヨーロッパを代表する歴史あるブランドの多くは人件費の問題等で自国ではない国での生産に切り替わりつつあります。
しかしながら昨年、世界同時発売という形でリリースされた【LEVI’S XX】
世界中からデニムのスペシャリストを集結させ、カリフォルニア本社に保管されている大量のアーカイブスを元に、全てアメリカ製にこだわって1890年から1966年までのLEVI’S XXを完全復刻させるというプロジェクト。
ARCHでも昨年の8月に発売されると同時に大反響を呼びました。
もちろん、特にここ日本では、デニムの産地としても知られる岡山デニムをはじめ、世の中には素晴らしいデニムが沢山存在します。
それでも、このアメリカ製のLEVI’S XXには比較対象にならない何かを僕は感じています。
ある人がこう言ってました。
【ジーンズには2種類ある、LEVI’Sか、それ以外か】
賛否両論の凄く片寄った意見かも知れませんが、その人がそう言った背景にはきっとLEVI’Sがジーンズの起源だからなんだと、僕は解釈しています。
但し自分のまわりには、でも所詮復刻でしょ?という意見の人達も少なからずいます。
僕はその人達を否定はしません。もちろん今となってはステイタスとしてのVINTAGE LEVI’Sを手にする人達も否定はしません。(以前ほどいないと思いますが、、。)
じゃあ自分自身は?というと、完全復刻という観点ではまるで文句のつけようがありません。ただ位置付けとしてはその時代にリアルタイムで生産されたLEVI’Sとこれとでは、全くの別物であると認識しています。
もちろん良い意味で。
なぜなら、当時の白洲次郎のようにリアルタイムでLEVI’Sを穿いていた人達はきっとただスタイルとしてLEVI’Sがカッコいいから穿いていたのであって、アメリカ製である事は当時としては当たり前だったことだろうし、今の時代のように決してヴィンテージを履いているという感覚は無かったはず。
それがこのプロジェクトによって生産されるLEVI’Sは、現代において、当時と同じ感覚で古き良き時代だったアメリカ製のLEVI’Sを気軽に楽しむことが出来るからです。
だからこそこのプロジェクトに、僕自身はLEVI’Sに夢や希望を感じます。
もしも今白洲次郎がこの時代に生きていたなら、このアメリカ製のLEVIS XXを、やはりあの写真のようにさらっとは穿きこなしているんじゃないかなと。
いや、そうであって欲しいという僕の勝手な妄想ですが、、。
そんなわけで、本日約8ヵ月ぶりに【LEVI’S XX】各年代ごとに7MODELが入荷しました。
今回は新たに、ベルトループが初めて装備された1922年のLEVI’Sを元に製作された1922MODELがラインナップに加わりました。
LEVI’Sに関する詳細はまた追ってこちらのブログでご案内させて頂きますが、まずは是非店頭にてジーンズのORIGINを感じてみて下さい。


2011.03.31 Thursday 00:51:31| Author:admin| Categories:LEVI'S XX,My Vintage
久しぶりのMy Vintageのコーナー。
本日は昨秋発売されたMADE IN USAの【LEVI’S 501XX】から 、僕、山内愛用の1955年MODELをご紹介させて頂きます。


My Vintageと言っても、実は昨年の10月頃から穿き始めたのでまだ数ヶ月あまりですが、久しぶりに生の状態からの自分なりの色落ちを楽しんでいます。
こちらの1955MODELは、通称【紙パッチXX】とも呼ばれ、ヴィンテージ好きの方達の中には最も完成度の高い501XXとして位置づける人もいるほどです。
その他1966MODEL,1915MODELも穿いていますが、それぞれの色の落ち具合や生地感に特徴があり、そういったこだわりがやはり今回のUSA MADEの凄さだとも思います。
そして本日、待望の1944MODELと、各モデルの欠品していたサイズも再入荷し、下記の6モデルが現在フルサイズで揃っております。
【1915 XX】【1933 XX】【1944 XX】【1947 XX】【1955 XX】【1966 XX】
ちなみに【1915 XX】に関しては、今回をもって生産中止となりますので、気になっていた方は是非この機会にご覧下さい。

2011.02.15 Tuesday 22:06:23| Author:admin| Categories:LEVI'S XX
入荷の遅れていた、LEVI′S 501XX 1955′S MODELが本日入荷しました。

1955′S 501XX
SIZE 30/32 , 32/32 , 34/34 , 36/34 , 38/34
通称 “紙パッチXX”という呼び名があるだけに、ヴィンテージ好きに人気があり、前回の入荷時には、早い段階で店頭から無くなってしまったモデルです。
また、1本目とは違うバリエーションが欲しいと探されて方には、2本目のLEVI′Sとしてオススメです。
個人的にも、前回は細めの1947′Sモデルを購入したので、今回は太めの1955′Sモデルを購入し、シルエットや色の落ち具合等の違いを楽しみたいと思います。
詳しいディテール等のご紹介は、全てのモデルが揃い次第、約6ヶ月間穿いた物との経年変化を比較しつつご紹介しますので、是非そちらもお楽しみに!
ARCH 岩谷

2011.02.10 Thursday 23:01:48| Author:admin| Categories:LEVI'S XX
昨年8月の発売以来、約半年振りにMADE IN U.S.Aの[LEVI'S XX]が店頭に到着しました。

気になる今回のラインナップは、
1878model New
1915model
1933model
1944model (入荷待ち)
1947model
1955model
1966model
1930′S Tee shirt

今回は前回同様のラインナップに加え、LEVI’S最古のジーンズといわれる1878年、初めて[501]というロットナンバーがつけられる12年前に存在していた、WORK PANTSとしての面影が色濃く残るインディゴのジーンズが初お目見えします。
昨年の発売当時は、特にLEVI’Sとしての大掛かりな媒体等の打ちだしもなかったのですが、ARCHでも入荷から約2週間でほぼSOLD OUTになるという光景を目の当たりにし、改めてアメリカ製で復刻するというLEVI’S に対しての関心の高さを実感した機会でもありました。
余談ですが、先日2011AWのLEVI’S XXのオーダーをしてきた際にとても興味深いお話を伺ったのでここでご紹介させて頂きます。
「今回のアメリカ製のプロジェクトは単純に色落ちのみを追求しているわけではありません。
時代背景に沿った縫製や染色方法、使われていた生地のニュアンスまで、出来る限りORIGINALに近づけるよう努力しています。
例えば1960年代頃のLEVI’Sなんかは、ワンォッシュすると、生地の表面に白いコットンのワタが出てきて花が咲いたようになる。
当時はあれが嫌で、皆ライターで炙って燃やしていたのですが、いざあれと同じ風合いを再現しようとなると今のコットンではああいう雰囲気にはならない。
だからあの時代と同じ綿花を栽培するところからスタートしなければ表現出来ないんです。」
本家のLEVI’Sが本気を出して取り組んでいるVINTAGE復刻。
個人的に昨秋の初回入荷分で3本(1915,1955,1966)購入し、この秋冬はほんとに、週5位のペースでLEVI’S穿いてましたが、どのモデルも同じ様な色の落ち方はしてません。
自分の55モデルなんかは紙パッチが取れそうになってきてるんですが、これが取れて枠のステッチだけ残ってもありだなぁ。と思わせられる雰囲気があります。
穿いて楽しむ以上に、当時の時代背景まで感じ取れる付加価値がこのジーンズにはあると思います。
入荷数に限りが御座いますので、前回買い逃した方や、以前から気になっていた方は是非お早めに店頭までお越し下さい。

2010.09.26 Sunday 20:55:47| Author:admin| Categories:LEVI'S XX
8月の入荷時には、発売から約一週間でほぼ完売したLEVI’S XXが約1ヶ月半振りに再入荷しました。

1944′S 501XX
SIZE 30/32 , 32/32 , 34/32 , 36/34
1947′S 501XX
SIZE 30/32 , 32/32 , 33/34 , 34/34 , 36/34
1955′S 501XX
SIZE 30/32 , 32/32 , 34/32 , 36/34
1966′S 501XXSIZE
SIZE 30/32 , 32/32 , 33/34 , 34/34 , 36/34
今回の入荷分は上記の4MODELになります。
実は発売後、2回の再入荷があったのですが全て予約分のみでSOLD OUTとなり、店頭には出す事が出来ず、こちらのブログでのご案内も控えさせて頂いておりました。
今回は予約分を除いても、各モデル少量ながら全てフリー分として店頭に並んでいますので、前回買い逃した方は是非この機会にいかがでしょうか?
ちなみに先日ヨーロッパで買い付けてきた、フランス便の古着の方も先日到着し、徐々にですが店頭に並び始めています。
こちらに関しては、後日各アイテム毎にご紹介させて頂きますので是非お楽しみに!

2010.08.13 Friday 23:48:42| Author:admin| Categories:LEVI'S XX
本日は歴代[LEVI'S 501]のなかから、傑作の呼び声高い[501 XX 1966MODEL]をご紹介します。

1966年という時代背景に限定し、復刻された1966MODEL。
歴代501の中でも最も売れたジーンズとして知られるモデルとなります。
DETAIL

両面にLEVI’Sのロゴが入ったレッドタブ
1971年以降レットタブにつけられていたLEVI’SのロゴはLevi’sへと変更されるのですが、それ以前の1966年から1971年の間に製造されていたLEVI’Sは、最近の古着市場では通称”最終BIG E”と呼ばれています。

VINTAGEの証でもあったCOVERD RIVET 通称”隠しリベット”は、1966年技術は歴史に追いつき、ポケットはバータックのみで付けることが可能となり、COVERD RIVETはこの年を境に廃止されています。
しかしながら、前ポケットのリべットは、ジーンズが労働着だった原点の思い出に、その時から現在に至るまで残される事となりました。

1955年に発売された501を境に、レザーパッチはよりモダンなフェイク(革風)の物へと変更されています。
そして1966年、リーバイスは501XXのロットナンバーからXX表記を外します。もともとXXとは強くて丈夫な生地を意味する為の表示だったのですが、当時は501の品質の高さがすでに広く認知されたとしてXX表記の省略を決定しました。
しかしながら、初めは混乱を避けるために新しい501が従来の製品と同じことを示す旧品番の501XXを小さく表記しています。

今回入荷分の中で個人的に購入したモデルのひとつでもあり、写真はウォッシュ済みの僕の私物になります。(写真が下手で実際よりも若干明るく写っております。)
個人的にこのモデルをチョイスした理由はやはりその太ももから裾にかけてテーパードがかかった綺麗なシルエットです。
そしてご覧の通り、ヴィンテージデニムである事に必要不可欠な”ねじれ”も見事に出ています。
よく1966年MODELという事で、VINTAGEで66前期、66後期と呼ばれている物と混同してしまいがちなのですが、古着市場でいう、いわゆる66前期とは、1971年以降に発売されたバックポケットがシングルステッチのSmall “e”の事を指し、さらに後期モデルとは、その後バックポケットがチェーンステッチに変更され縮率が8%と表示されているレッドセルビッチの501の事をそう呼んでいます。
以前はこのモデルを66前期と呼んでいた時代もありましたが、90年代以降に起こったヴィンテージブームによってVINTAGE501が細分化され、かつてはレギュラー扱いをしていた赤耳のスモールeをヴィンテージのカテゴリーに入れるため、このモデルが後に最終ビッグEと呼ばれるようになったのでは、と記憶しています。(違ったらスミマセン、、。)
今回購入予定の皆様の中で、8モデルもあって正直どれを最初に選んだら良いのかわからない。という方には個人的に一押しのモデルです。
出来れば各モデル毎に、その背景も含め全て紹介していきたいところだったのですが、この2日間で完売してしまったモデルも既に幾つか御座いますので、気になっていた方は、是非お早めにご来店下さい。

2010.08.11 Wednesday 23:31:08| Author:admin| Categories:LEVI'S XX
僕が当時まだ中学一年生だった1989年の夏、4歳年上の姉が札幌の古着屋で買ってきたused 501に衝撃を受けたのが、僕とLevi’s 501との最初の出会いです。
当時自分の周りで501を穿いていた友人は誰一人としていなく、姉からこっそり借りたアメリカ製の501を穿いていた僕は、その田舎の中学校の中では間違い無くファッションリーダーだと思い込んでいました。
そしてある日の日曜日、仲の良い友人6人で列車で一時間かけ札幌へ行きました。
もちろん古着屋で501を買う為に。
あれ以来、数え切れないほどの501を穿き潰してきました。そして、何万本もの501をアメリカ、ヨーロッパで探し続けてきました。
でも、あの日初めて自分自身の為の501を買った時の事だけは今でも忘れる事が出来ません。
何故なら、あの時の501がきっかけで僕は今こうして洋服屋になっていると思うから。
だから大袈裟な言い方かも知れないけど、自分の洋服屋としての人生とLevi’s501は切っても切り離すことが出来ないのです。
だからこそ今回の入荷は、札幌では間違い無く僕自身が1番楽しみにしていたアイテムであり、アメリカ製で復活させるという今回のプロジェクトに誰よりも興奮していたかもしれません。
昨日、一足先に501を家に持ち帰り、ジーンズと共に風呂に入りました。
それはもちろん穿きながら縮ませ、体にフィットさせるという行為を楽しむ為に。
何ともいえない新鮮な気持ちでした。そして左にねじれた501をつまみに美味しいビールも飲みました。
アメリカ製のLEVI’Sには何故かそんな魅力があるのです。

LEVI’S 501XX
MADE IN USA
SIZE 30/32 , 32/32 , 33/34 , 34/34 , 36/ 34
PRICE ¥29,925-
明日、8月12日(木)より店頭での販売をスタートします。
是非、皆さんと共に育てるお気に入りの一本を探しにいらして下さい。

2010.08.8 Sunday 22:07:50| Author:admin| Categories:LEVI'S XX

このタイトルの繊研新聞の記事を見たのが昨年11月の出来事。
[歴代の501を年代ごとに異なる8型全てを米国生産で復活させるプロジェクトとして、欧州、米国、アジア各市場の法人とは別組織の[LEVI'S XX PROJECT]を発足。
本体から独立した企画、生産、物流、営業には、欧州、欧米、アジアそれぞれの市場で豊富な経験を持つスペシャリストを集めた。
2010年秋には、米「フレットシーガル」・「バーニーズニューヨーク」、英「セルフリッジ」などのオピニオンリーダーを中心に世界同時展開を目指す。
また、基本的に広告宣伝は行わず、各地の有力ショップの口コミだけで浸透をはかる。]
要約するとこんな感じの内容でした。
そんな記事を「凄いな、、。」と一消費者の目線で見ていた僕に、ある日の偶然の出来事をきっかけに幸運にも北海道ではARCH、ARCH HERITAGEで取り扱いさせていただくことになったのです。
150年以上の歴史を持ち、ブルージーンズの起源ともなったデニムカンパニー。
アメリカを象徴するブランド、CONVERSEやHANES、もちろん現行のLEVI’Sも然り、値上がりしてでも米国製にこだわる人は実際世の中に何%存在するのか?という事を考えると、アジア等のコストが抑えられる国に生産拠点を移し、価格を維持する事で、多くの人の手に渡るほうが企業の存在意義が遥かに高いのかもしれません。
ただ、かつての米国製に夢や憧れを持つ人達が多く存在するというのも事実。
ジーンズという不滅の定番を作ってきたLEVI’Sが、オリジナル(原点)でいる事への威信をかけたこのプロジェクト。
ファッションとしてではなく、LEVI’Sが今まで築いてきたプロダクトとしての[501] そして、その歴史や背景を皆さんに知ってもらう良い機会でもあると感じ、ここARCHでは過去の[501]8型をフルラインナップで展開します。
展開8モデル
1890′S LEVI’S ARCHIVES所有の最古の501XX
1915′S サスペンダーボタン装備の501XX
1933′S 初めてベルトループが装備される501XX
1944′S S501XX 第2次世界大戦モデル
1947′S 通称 革パッチXX
1954′S 501Z XX
1955′S 通称 紙パッチXX
1966′S 通称 最終BIG “E”
これら全てが完全なUS MADEというだけでもワクワクしてしまいます。
現時点では今週の中頃の発売を予定していますが、正式な発売日に関しては、またこのブログ、ツイッターで報告させて頂きますので是非楽しみにしていて下さい。
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