2021.01.15 Friday 20:36:47| Author:admin| Categories:Arch Sapporo,MSG&SONS
ヴィンテージウェアに敬意を払い、忠実に現代に復活、再現させたレーベル『MSG & SONS』。
この型のコートを持っている方、または見た事があるという方も今となっては沢山いらっしゃると思います。
今では様々なメーカーがこのコートをデザインソースに製作しています。

COLOR / OD
SIZE / S , M
PRICE / ¥58,000+tax
今回、同レーベルから発売される『M-65 parka』。
当時のパターンや資料が無い中、このコートを忠実に再現することは大変な作業でした。




見た目は非常にシンプルですが、随所に至る細部のディテールまで拘り抜いた一枚に仕上がりました。
自分自身、10年以上長く愛用しているUSEDで購入したオリジナルのM-65 Parkaがあるのですが、長年着ているので、良い意味、経年変化もしています。
色味が抜け、生地も馴染み、破けてはリペアを施し、、、
デッドストックで出てくることはかなり稀な状況。




今回作成したこのコートは、まるでデッドストックで着ているような感覚に陥るほど忠実に再現された一枚。
USEDではなく、自分がファーストオーナーとなり長きにわたり愛用しエイジングさせていく。すごく贅沢な事だと思います。
シンプルなコートだからこそ着こなしで差で出ますし、だからこそいかに格好良く着るか。
連日お問い合わせ頂いておりましたが、遂に本日発売となりました。是非見にいらしてくださいませ。
スタッフ一同お待ちしております。
Arch 阿部
通販をご希望の方は、下記リンクよりお願い致します。
☆ARCH ONLINE SHOP

2020.11.11 Wednesday 19:47:39| Author:admin| Categories:Arch Sapporo

Arch Sapporo オリジナルレーベルより、”FISHERMAN COAT”をご紹介します。
イギリスの船乗り達が、身を守る為に愛用していたワークウェアーが存在します。
”道具”としての機能を追求したウェアーであり、潮風を通さず海水から身を守る為に生まれた一枚のコート。
着飾る為ではなく、身を守る為の機能だけが施されたウェアーだからこそ、デザインはシンプル、故に簡素化されています。
それこそが男服の魅力であり、僕らがスタイルとして伝えたい部分でもあります。


オーナー山内が所有するヴィンテージ のフィッシャーマンコートをベースに、ARCHの解釈でパターン、素材に手を加えて再構築しました。

生地にはイギリスの伝等的な素材、”WAX COTTON”を採用しています。
イギリスで、220年以上続く老舗生地メーカー”TEMPLEMOYLES MILLS”の生地です。
古くは、BARBOURの生地を製作していた事でも知られるメーカーです。
しっかりとした肉感とWAX COTTON特有の手に残るオイル感が堪りません。



形は至ってシンプル。
ラグランスリーブの袖付け、スタンドカラーの襟のディテールがこのコートの特徴でしょう。
襟裏とポケットのライニングには、モールスキン 生地を施しています。


くたっとねる襟元のディテール、そしてボタンを閉めるとスタンドにもなるディテールが、たまらなく格好良いです。


ラグランスリーブの袖付けと、程よくゆったりとしたシルエットは、インナーにジャケットを着込む為です。
オイルドジャケット+ツイードジャケット。
この組わせこそイギリス的であり、スタイルの一つだと思っています。


そして何よりも、イギリスが背景にあるこのコートを、”MADE IN ENGLAND”にて、生産しているという点が一番の拘りです。
“Arch Sapporo “の洋服を通じて、古き良きイギリスのワークウェアーを伝えられればと思っています。

COLOR BLACK
SIZE S / M / L
PRICE ¥98,000+TAX
《告知》

genre tokyo
2020.11.12(thu)13:00 open
opening party 17:00-19:00
東京都台東区蔵前4丁目14-11 ウグイスビル201
明日、姉妹店genreが東京・蔵前にオープン致します。
genreの根源とも呼べるEurope Vintageをベースに、新たなブランドが加わった、唯一無二のお店になっています。
ARCH TOKYOからも近い距離にありますので、是非足を運んでみてください。
明日は17時頃から、店内でワイン等お飲物をご用意しております。
是非、皆様のご来店をお待ちしております。
ARCH 宅見

2020.10.27 Tuesday 17:49:45| Author:admin| Categories:Arch Sapporo,MSG&SONS

ARCHのスタイルの根幹と言っても過言ではない、”ヨーロッパヴィンテージ”
僕らが大切にしてるヴィンテージウェアーは、いつの日か失われていく日が訪れます。
古き良き生産背景やスタイル、洋服という文化を残していく為に始めたのがイギリスでのモノ作りです。
生地は勿論、カッティングから縫製、全ての生産工程をイギリスで完結させたArch Sapporoオリジナルレーベル。
当時流通していた伝統的なウェアーにフォーカスし、ARCHのフィルターを通してイギリス物の素晴らしさを伝えたいと思っています。

COLOR KHAKI / NAVY
MADA IN ENGLAND
SIZE S / M / L / XL
PRICE ¥78,000+TAX
前回イギリス製にて製作した”BRITISH WORK JACKET”を、さらにアップデートし再構築しました。
ROYAL NAVYに支給されていたワークジャケットをベースに、ドライバーズジャケット等の細かいディテールを融合させ完成させた一着です。
今回は、ブリティッシュカーキとネイビーの2色で制作しています。

前回から仕様を大きく変更した部分は、着丈の長さです。
微妙な違いですが、着丈を長くした事によって、エレガントさがプラスされました。



襟とポケット部分のチェンジボタンを敢えて取り外し、よりシンプルな表情に。
袖口のボタンもチェンジボタンの仕様に変更しました。


チェンジボタンは、全て1950年代のヴィンテージ・デッドストックの物を施しています。
貴重な物が故に、いつかはこのボタン の仕様での製作も出来なくなってしまいます…


生地には、英・BRISBANE MOSSの肉厚なツイル生地を採用しています。
触るとヌメ感のある生地は、1940年代頃に流通してた”BRITISH WORK JACKET”を彷彿とさせます。
使い込むことで、経年美化するファブリックなのは間違いありません。



新色となる”BRITISH KHAKI”は、僕らがイメージしていたワークジャケットに仕上がりました。
イギリスのワークウェアーの素材として”カーキのツイル生地”は外せません。
ミリタリー・ワークと様々なウェアーに使われてきた伝統的な生地だからこそ、惹かれるモノがあります。


このジャケット 最大の魅力は、オリジナルヴィンテージにはない綺麗なシルエットだと思っています。
当時のパターンを大事にしながらも、より綺麗なシルエットで魅せれるように、何度もパターン修正を行い完成に至りました。
僕自身、今回のワークジャケットは身体に妙にフィットする事もあり、2色買いしてしまいました…苦笑
不変的でいて、一生着たいと思えるモノに出会えたと思っています。
今週から開催します二つのイベントでも発売開始します‼︎

Arch Pop up Store
2020 10/29〜11/4
@ 京都 新風館
”rdv o kyoto”と題した合同イベントを京都・新風館にて開催します。
フレンチヴィンテージをメインに、ARCHオリジナルレーベルのアイテムを京都でお披露目します。
各ブランドとの別注アイテムも限定で販売致します。
期間中は、僕宅見と、東京店・原が店頭におりますので、是非お気軽にお立ち寄りくださいませ。
参加ブランド
rdv o globe
KENNETH FIELD
NORTH WORKS
AMIACALVA
VEKT
ARCH
・

ARCH BRITISH VINTAGE FAIR
IN ANATOMICA AOYAMA
2020 11/31〜11/3
移転リニューアルオープンしたばかりの、ANATOMICA 青山店にて、ARCHが持つブリティッシュヴィンテージを期間限定で展開致します。
期間中は、ARCH HERIATGE岩谷と、genre tokyo 砂原の二人が店頭にて皆様をお迎えします。
是非、近郊にお住まいの方は遊びにいらしてください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
ARCH 宅見
通販をご希望の方は、下記リンクよりお願い致します。
☆ ARCH ONLINE STORE

2020.09.25 Friday 20:19:19| Author:admin| Categories:Arch Sapporo,Exclusive

約1年半に及ぶ制作期間を経て完成したARCHオリジナルM48PARKA
今回のブログでは制作にあたりこだわり抜いた各ディテールをご紹介します。

まず、今回一番拘ったのはファブリック。生地の選定でそのモノ自体の雰囲気を左右するのでこの部分に一番労力を費やしました。
1940年代当時に使われていた生地を分析、参考にして縦糸30×2/横糸30×2 の打ち込みのしっかりしたバックサテンを開発。
米軍のバッグサテンという男らしい素材でありながら、通常のバックサテンでは見ることのないきめ細かな上品な光沢感も生まれています。
さらに加工されていない生地の段階で当時のオリジナルカラーを参考にし染色しています。
これにはもう1つの要素があり、番手の細い糸を撚っている特性上、染めることで生地に独自の凹凸感が生まれます。

そしてもう1つのこだわりは、ファーの部分に当時と同じコヨーテのファーを使っていること。
現在はコスト面から雰囲気が似ているラクーンファー(狸のファー)が使われることが多いんですが、ここはコストを度外視して、あえて当時と同じ素材であるコヨーテのファーを使っております。


ジッパーはTARON社製のものを使用。
サイドにあしらわれているテープは、着込まれた後の雰囲気を考慮し、ここも敢えてCOTTON100%のコットンヘリンボーンテープを使用することにより、ひとつひとつのパーツがさりげなく主張され、全体から醸し出される雰囲気を作り上げています。


ポケットの内側には、イングリッシュモールスキン(写真上)を採用。当時のオリジナルはウール(写真下)ですが、この部分に関してはより機能的な要素を優先しアップデート。
と、、、
まだまだご紹介したいマニアックなこだわりが他にもあるのですが、是非、店頭で実際に手にとって袖を通してみて、その雰囲気を感じ取っていただきたい自信作です。

ARCH M48PARKA
SIZE S / M / L / XL
PRICE ¥128,000 + TAX
当時のオリジナルをリスペクトしつつも、決してレプリカ的なアプローチのみではなく、普遍的なアイテムをアップデートする。
これこそが、長年VINTAGEを扱ってきた僕たちが理想とするモノづくりの本質です。
ARCH 山内
※ 9月26日(土)より ARCH, ARCH ステラプレイス, ARCH 東京の3店舗で同時発売です。
通販をご希望の方は、下記リンクよりお願い致します。
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2020.09.24 Thursday 18:46:37| Author:admin| Categories:Arch Sapporo,Exclusive

いつもブログをご覧の皆さま、こんばんは。
ARCH代表の山内です。
ブログの投稿はかなり久しぶりとなります。
本日は僕自身、とても思い入れのあるアイテムをご紹介します。
上の写真は、米軍M1948PARKA 、通称モッズパーカと呼ばれるM1965PARKA , M1951PARKA以前にプロトタイプとして1948年に1年間のみ作られていた最初のフィッシュテイルパーカです。
20代の頃に古着屋で購入し、20年以上愛用しているアイテムで自分のクローゼットの中にある古着の中でも特にお気に入りの一着です。
数年ほど前から、ARCHのオリジナルとしてこのパーカをベースにコヨーテファーを取り除き、ベンタイルクロスでより都会的にアップデートしたモデルは、おかげさまで毎回リリースの度に完売する定番モデルとなりました。
そして、昨年の春頃からオリジナルに限りなく近い仕様としてリリースする。という企画が密かにスタートしていました。

一年半に及ぶ試行錯誤の末に、素材、縫製、細部のディーテルにおいて20年以上ヴィンテージを着てきた僕自身がまず最初に一番着たい!と思えるARCHオリジナルM48PARKAが完成しました。
VINTAGEに精通したパタンナー、熟練の染め職人、日本が誇る高い技術力を持つ縫製工場、そしてそれら全てをハンドリングし細部のパーツに至るまで拘り抜いた生産管理が、チーム一丸となって制作した背景があってこそです。
詳細については次回のブログで、改めてご紹介したいと思います。
*9月26日(土)ARCH札幌、ARCHステラプレイス、ARCH東京で同時発売となります。
続く

2020.02.13 Thursday 20:19:49| Author:admin| Categories:Arch Sapporo

1940年代頃に、イギリス空軍、通称・RAF(ROYAL AIR FORCE)に支給されていたミリタリーシャツ。
当時は、刷毛目と呼ばれる素材で作られていましたが、僕らがフォーカスしたのは”AIRTEX(エアテックス)”素材。
イギリスのミリタリーウェアーを中心に使われていた伝統的な素材で、ドレスシャツにも使われている素材です。
ミリタリーですとブリティッシュカーキの色味が殆どですが、実はホワイトカラーのエアテックスが存在します。
今回、ARCHのオリジナルとして制作したの一着は、まさにそのホワイトカラーのエアテックスを表現しました。

型は、定番で制作している”RAF SHIRT”そのまま。
素材に、ホワイトカラーの”AIRTEX”を落とし込みました。


メッシュ素材とも言われるエアテックスは、コットン100%によるもの。
元々、イギリス軍が夏用の素材を開発する際に考案し誕生したものでもあります。
ミリタリーをルーツに持つ素材なだけに、非常にタフな素材です。



縫製の仕方も当時の手法を再現し、縫う箇所によって縫製工場を変えています。
裾のピッチの細さも特徴的で、ドレスシャツに用いられる綺麗な仕様です。
脇下から裾にかけては、二本針で縫えるミシンで縫製しています。
細かな縫製部分にも拘りたいのは、古き良きものを現代に残していきたいという想いからです。




シンプルな白シャツも、素材に特徴があるだけで見え方が変わってきます。
上品なドレスシャツの様な佇まいの中に、ミリタリーが持つ無骨さがある一着に仕上がりました。
一枚でサラッと着こなしても良いですし、ジャケットとの組み合わせにも最適です。

COLOR WHITE
SIZE S / M / L
PRICE ¥26,000+TAX
いよいよ明日から発売開始です。
是非、ご覧になってください。
ARCH 宅見
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2020.02.11 Tuesday 22:31:39| Author:admin| Categories:Arch Sapporo,THE INTERPRETATION BY ARCH

先日のブログでお知らせしました、オリジナルレーベル “Arch” の新作。
今日から2回に分けて詳しくご紹介したいと思います。
【Scottish Navy Trousers】

Color / Khaki
Size / S, M, L, XL
Price / ¥38,000+tax
まずご紹介するのは、1950年代にスコットランド海軍へ支給されていたトラウザーズをベースに再構築を施した1本。
昨年、新型としてリリースし大変好評でしたモデルを、今回限りの特別な素材を加えて再生産しました。


特別な素材というのは、 オーガニック農園で育てられた「茶綿」や「緑綿」をブレンドした糸が用いられた、デッドストックのツイル素材。
織布に必要な糊には天然由来のデンプンを使うなど、化学薬品や染料を一切使用せずに織り上げられた、現代ではほぼ見ることのできない貴重な生地となっています。

ところどころに綿の殻が混ざった、ネップ感のある表情がとても魅力的。
ヌメ革のようなナチュラルな風合いがどのように変化していくのか凄く楽しみな素材です。




そして、素材の素晴らしさは勿論のこと、もう一つ特筆すべきなのはシルエット。
太からず細からず、ミリタリーパンツがベースでありながらもどこか上品さを感じさせる絶妙なシルエットは、幾度ものパターン修正の末に完成しました。

Beret / Pamplona
Jacket / CASEY CASEY
Shirt / Arch
Shoes / US NAVY
深めの股上と特徴的なウエストデザインは、ベルトレスでのシャツインがよく映えます。
センタークリースを入れてジャケパンスタイルも良いですし、チノパン感覚でカジュアルなスタイルにもお使い頂けますので、1本あると重宝すること間違いありません。

Color / White
Size / S, M, L, XL
Price / ¥32,000+tax
オリジナルのヴィンテージを意識したホワイトも外せないカラーです。
なかなか難しいイメージのある「白パン」ですが、ミリタリー物をベースとしたデザインであれば抵抗なく取り入れられるのではないでしょうか。

Jacket / US ARMY
Cut & Sewn / St.James
Shoes / ALDEN
バスクシャツにミリタリージャケット、5ポケットジーンズいうアメカジ定番の組み合わせも、パンツをホワイトにすると上品なカジュアルスタイルに。
足元はローファーやスニーカーで軽快にいきたいですね。

“Arch” Scottish Navy Trousers
2月14日(金)販売開始

次回のブログではもう一つのアイテムをご紹介します。
お楽しみにしていて下さい!
ARCH 川上

2020.02.9 Sunday 19:55:51| Author:admin| Categories:Arch Sapporo,THE INTERPRETATION BY ARCH


ARCHが提案しているスタイルの根源とも言えるヨーロッパヴィンテージ。
オープンした当時から大切にしている、これからも継承していきたいルーツです。
そんなヨーロッパヴィンテージをベースに、ARCHのフィルターを通して表現したオリジナルレーベル ” Arch ” の新作が、今週末2月14日(金)から販売開始となります。
詳しくは後日ご紹介しますのでどうぞご期待下さい。
ARCH 川上
