2016.05.16 Monday 19:13:12| Author:admin| Categories:OLD TOWN
本日は、『OLDTOWN』のMEDWAY JACKETをご紹介致します。
このジャケットは、個人的にもOLD TOWNの入荷で真っ先に興味を惹かれたアイテムです。
スタンドカラーのディティールが特徴的で、実際に着てブリティッシュワークの雰囲気を感じます。
Material HERRINGBONE TWILL
Color KHAKI
Size 36 / 38 / 40
Price ¥79,000-+tax
やや薄手のコットンヘリンボーンの生地は、通年着れる印象です。
カラーレスシャツ、スカーフにキャスケットというブリティッシュなスタイルには、当然ハマります。

立体裁断によるシルエットは、まるでワークジャケットであることを忘れてしまう程に着易いです。
フレンチヴィンテージとコーディネートしてみても相性も抜群です。

見た目ワークウェアーとは思えない程に丁寧且つ綺麗な縫製は、1から手作業で作られるOLD TOWNの醍醐味で、着用した際の着心地の良さは本当に素晴らしいなと強く感じました。

OLD TOWNを訪れた際、まだ何のアイテムに使用されるか決まっていなかった生地を特別に使用して製作してもらった1着。
ワークの匂いを感じるコットン・ヘリンボーン織りは、個人的にも好きで目に留まってしまいます。
(左) 近谷私物 / (右) 新品
着込んでいくと、より身体に馴染んで雰囲気が増して行きます。
ガンガン洗って”育てる”過程を楽しむのも面白みです。
ヘリンボーンの織り模様が浮き上がるとまた、愛着が涌いてくるものです。

柔らかい色合いは、夏っぽさのある素材やカラーのアイテムと相性が良いのは言うまでもありません。
OLD TOWNを手掛けるウィル・ブラウン氏本人が、全ての工程に関わる生産背景。
実際に袖を通す事で、思い入れや熱意を感じられると思います。
流行に捕らわれる事無くブレずにモノ作りを続けているOLD TOWNのファンになってしまったのは、言うまでもありません、、、笑
是非、店頭でその空気感を感じ下さい。
Arch 近谷

2016.05.8 Sunday 21:48:55| Author:admin| Categories:OLD TOWN
先日のブログにてブランドの背景を紹介しました【OLD TOWN】
本日ご紹介するアイテムは、1月にイングランド・ホルトにあるOLD TOWNのアトリエに出向いた際に、真っ先に目に付いたアイテムです。
僕自身、非常に入荷を待ち望んでいたアイテムであり、OLD TOWNのアイテムの中でも定番的なアイテムの1つでもあります。
OLD TOWN アトリエ 1F
”UTILITY SUIT”の名の通り、一見オーバーオールの様な印象ですが、シャツジャケットとトラウザーズのセットアップになったアイテムです。
ワークウェアーらしいアイテムを、より日常着へと落とし込んだ物になっています。
セットアップでの着用は勿論、アイテム単体での着用も可能です。

スタンドカラーのディテールが特徴的な、シャツジャケットは通年通して使える万能な1枚です。
目がしかっりと詰まったコットンシャツドリルの生地は、一度水を通す事で柔らかくなり、より着易い物になっていきます。



”TIN HOUSE”とタグに書かれている物は、OLD TOWNのアイテムの中でも特に伝統的な生地やデザインを使用した物に付けられています。
ブラックとグレーの間を取ったような燻んだ色味もイギリスらしく非常にツボです。
【UTILITY JACEKT】
Material SHIRT DRILL
Color GREY
Size S / M / L
Price ¥38,000+tax

その時の気分や合わせる洋服で、着方を変られる機能的なシャツジャケット。
程よい肉感の生地は、シャツとして着用してもかさばらず、ストレス無く着れます。
ゆったりとしたアームと身幅、肌触りの良いシャツドリルの生地が相まって、とても楽な着心地です。
【UTILITY TROUSERS】
Material SHIRT DRILL
Color GREY
Size S / M / L
Price ¥47,000;tax
ジャケットと対になるトラウザーズは、ミリタリーパンツのような楽な履き心地が魅力的です。
ウエウトはベルトループが無く、ドローコードで絞る仕様になっています。

シンプルな作りとゆったりとした太めのシルエットに、ワークウェアーらしい機能美を感じてしまいます。
僕自身、早速シャツとトラウザーズの両方を愛用していますが、デザイン云々よりも着心地がとても良いという事が1番の印象です。
ポケットの位置や袖の付け方、邪魔にならない襟のラウンドなど、細かいディテールにまで目を配り、愛用する人の事を最も重要視した作りになっていると感じました。
全ての工程において拘り抜かれた、OLD TOWNの生産背景だからこそ出来る事だと思います。
是非店頭にてご覧になってみて下さい!
ARCH 宅見

2016.04.25 Monday 21:10:19| Author:admin| Categories:News!!,OLD TOWN
イギリスと言えばテーラーの国と呼ばれてるほど仕立て屋が多いイメージがあります。
洋服のデザインからパターン、縫製までを1人で熟し、それを50年以上変わらず続けいてるのがOLD TOWNを手掛ける方です。
まさに職人と呼ぶに相応しい彼が作る洋服は、一体どんな空気を纏っているのか。
実際に会うのが楽しみで仕方ありません。
ロンドン市内から約4時間、イングランド北東部に位置するホルトという街にOLD TOWNのアトリエは存在します。

電車に乗る事数時間、徐々に都会の雑踏とは無縁な景色に。
知らない土地、ましてや何時間もかかる場所なので少し不安に…笑

海岸沿いの街シュリンガムに着くと、そこには船乗りの絵や歴史が刻まれている石があり、こういった背景がOLD TOWNの原点なのか?そんな事を思いながらワクワクしていました。
そこから30分程移動し、遂にホルトに到着です。

異彩を放つその建物に圧倒されながらも恐る恐る中に入っていくと、直ぐに出迎えてくれたのはとても気さくなマリーさん。


1Fのスペースはショールームの様になっていて置いている洋服は全てサンプル。
通常のお客さんが購入する時も、モデルとサイズ・生地を選び、1から2階の工場で製作するというなんともクラシックな物作りをしています。


2Fの工場に上がると、遂にOLD TOWNのデザイナーを務めるウィル・ブラウンさんに会う事に。
彼の着こなしがOLD TOWNの全てを物語っていると感じる位、純粋に格好良いと思わされました。



無数のパターンの型紙、ボタン等のパーツや大量の生地。
ここからOLD TOWNの洋服が生み出されています。
伝統的なイギリスのワークウェアーにデザインソースがあるOLD TOWN。
ですが、作りの工程の面では仕立てに近い感覚だと思います。


大量の生地スワッチからオーダーを考え、僕らのホルトの旅は終わりかと思っていたのですが、山内が作業台の上に置かれたある生地を見つけました。
まだ生地スワッチには無かった物なのですが、ブリティッシュワークの匂いを強く感じる素晴らしい生地だったので、無理を言ってオーダーさせてもらいました。

OLD TOWNの洋服に袖を通して強く感じた事は、着る人の身体に沿うようにフィットする事。
まるで自分の為に作られたかのような気心地です。
立体裁断による綺麗なシルエットは、アームや背中のシルエットを見ただけで良く分かります。
そしてワークウェアーとは思えない程の丁寧な縫製。
1から全て手作業で作られる洋服だからこそ為せる技であり、それが洋服のオーラとして滲み出ていると感じました。
これこそが本来の洋服の在り方なのではないかと思わされる物作りの背景。
直接見る事が出来て、ロンドンに行く前よりもさらにOLD TOWNのファンになったと思います。

アイテムの詳細は後日紹介しますが、先ずは店頭にてその空気感を感じてみて下さい。
僕が店頭で直接熱く語ると思いますので、是非お付き合い下さい笑
ARCH 宅見

2016.04.23 Saturday 22:30:20| Author:admin| Categories:OLD TOWN

”作業着”と呼ばれる機能を持った洋服に興味を持ち出したのはイギリスモノがきっかけだったと思います。
船乗りが着ているセーターに男らしさを感じ、ヴィンテージのBARBOURやBurberrys’にとても惹かれ、ツイードジャケットにオイルドジャケット、キャスケットを被ったスタイルに衝撃を受けました。
ファッションでは無い、男服のルーツを教えてもらったのはARCHの先輩達や取引先の方々から。
イギリスの伝統的な洋服を掘り下げていき、色々な話を聞く中で、山内にある写真を見せてもらいました。
船乗りの男達がセーターにハットを被った1枚の写真、そこには”OLD TOWN”とメーカー名が書かれていました。
直球なイギリスのワークウェアーの匂いを感じ、素直にそのスタイルが格好良いと思ったのと、初めて聞くメーカーの名前に食い気味で山内の話を聞いていました笑
『実は、ARCHでのラインナップの構想にずっとあるブランド』
そんな話を聞きさらに興味を持ったのを今でも覚えてます。

OLD TOWNの存在を教えてもらってからはずっと頭から離れず、どんな洋服を作っているのだろう…生産背景は?そんな事ばかり考えてたと思います。
OLD TOWNのHPを見て更にその世界観に引き込まれて行きました。

OLD TOWN PICCADILLY MOVIE

今年の1月に行ったロンドン買い付け最大の目的は、まさにこの”OLD TOWN”のアトリエに出向く事でした。
当時は、まさか自分がその地に行くなんて夢にも思っていませんでしたが…笑
【OLD TOWN Vol.2】ではアトリエの様子や生産背景を紹介します。
ARCH 宅見
