2017.10.31 Tuesday 22:31:40| Author:admin| Categories:ALDEN

ARCHとしては、約3年振りの入荷となる今回の別注ALDEN。
アメリカ的な”LONG WING-TIP “をモディファイドラストの木型を採用して制作した1足は、とてもARCHらしい仕様に仕上がりました。
ALDEN社が、モディファイドラストを誕生させたのが1963年の事。
整形外科的なアプローチからハンディキャッパー用に作られた木型にさらに改良(MODIFIED)を重ね完成されたこの木型(LAST)は、まさにスニーカーよりも履きやすい革靴、あるいは走れる革靴とも言われ、一度足を通すとそのはき心地の良さに魅了され、病みつきになります。
LEATHER : CHROMEXCEL
COLOR : BLACK
SOLE : WATER LOCK
LAST : MODIFIED
WIDTH : D
SIZE : 5h / 6 / 6h / 7 / 7h / 8 / 8h / 9 /9h / 10 / 10h / 11
PRICE 96,000yen + TAX




アッパーにはホーウィン社のクロムエクセルレザーブラックを採用、オイルをたっぷりと含んでおり、雨や雪にこそ、その真価を発揮する素材です。
また磨き上げる事により、コードヴァンにも引けをとらない輝きを放ちます。
ソールにはウォーターロックソールを装着。通常のレザーソールと比べ、こちらもオイルが含まれた素材であるため、濡れた路面に最適な素材と言えます。
ブラックレザーのロングウィングチップにモディファイドラストという組み合わせは、ARCHがイメージするALDENの中でも特に実現したかった一足。
11月3日(金)4日(土)5日(日)の3日間に渡って開催するALDEN TRUNK SHOW で限定発売しますので、是非店頭にてご覧ください。

先日発売の雑誌2ndにも1ページ紹介されております。
こちらも是非お近くの書店でご覧ください。
ARCH 山内

2017.10.29 Sunday 20:36:27| Author:admin| Categories:ALDEN
アメリカ靴の象徴と言えるALDEN。
ARCHでは絶対的な定番靴として提案している靴の1つです。
トラディショナルな靴の中でも、僕らが特にお勧めしたいのが矯正靴の木型であるModified Lastのモデル。
1952年に、ALDEN社が整形外科的なアプローチから木型の開発・改良を始めModified lastが生まれました。
足に問題を抱えた人たちに向けて作られた木型は、実用性の高い『履き心地』の良さとモディファイドラスト特有の『フォルムの美しさ』が魅力です。
現在では、需要と供給のバランスが取れていないALDENの靴は、まとまった数が入荷してこないのが現状です。
そんな中、ARCHでオーダーしていたモディファイドラストを用いたモデルが数型入荷します。
※ 雑誌2ND 12月号で紹介して頂いたページを抜粋。
数年前にARCHの別注品としてオーダーしていたモデルであり、モディファイドラストが生まれた1960年代の一時のみ生産されていたモデルでもあります。
そんな特別な1足を、今週末から開催します”ALDEN TRUNK SHOW”にて発売します。
ALDEN正規輸入代理店・LAKOTAの協力の元、約30種類のALDENを集め同時に販売いたします。
イベント期間中は、(株)LAKOTA・血脇 弾氏も店頭に立って頂きシューフィッティングを行って頂きます。
枯渇状態となっている素材やモデルも入荷する予定ですので、楽しみにしていてください。
イベントと別注品の詳細はこちらのブログにて紹介します。
ALDEN TRUNK SHOW
2017 11/3(FRI), 11/4(SAT), 11/5(SUN)
@ ARCH
ARCH 宅見

2017.10.27 Friday 20:30:06| Author:admin| Categories:Brady,paraboot


ヨーロッパヴィンテージから始まったARCHが、初めて新品の商品でラインナップに加えたのがこのPARABOOTです。
冒頭の写真は、ARCHオーナー山内が約20年前に購入したParaboot ”CHAMBORD”。
その当時は、履いている人も殆どいなく、初めて仕入れた数足を完売させるのに数年かかったとよく聞かされていました。
それでもARCHのラインナップに在り続けており、今では多くのお客様に支持され愛用して頂いております。
フランス・グルノーブルで誕生したPARABOOTは、氷上を歩く為の防寒ブーツから登山靴まで、その環境に適した靴作りを行っています。
ここ北海道という土地柄と非常にリンクする部分があり、PRABOOTを北海道で履く事にとても意味があると感じています。
ARCHの定番品であり、ここ北海道でも欠かせないギアです。
COLOR GRINGO / NOIR / CAFE
SIZE 6.5 ~9.5
PRICE ¥65,000+TAX
ワークブーツの機能を持ち合わせながらも、見た目のエレガントさが際立つPARABOOT。
ワークブーツ特有のゴツさがなく、フランスのエスプリを感じるファルムが最大の魅力だと思います。
【CHAMBORD “NOIR”】


自社生産のラバーソールは、クッション性に富んだ歩行に適した作りになってる且つ、グリップ力に長けているので雪道でも滑りずらいのが特徴です。
【CHAMBORD “CAFE”】


【CHAMBORD “GRINGO”】


リスレザーと呼ばれるオイルをたっぷりと含ませたレザーをアッパーに採用しております。
雨や雪に強いこのレザーは、悪天候の時にも気兼ねなく履けます。
何よりも、アッパーとアウトソールを縫い合わせている・ノルウェイジャン製法が水の浸入を防いでくれます。
様々な場面に適応してくれる素材・デザインなので、間違いなく1足は持っておいた方が良いと自信を持ってお勧めできます。

ARCHの変わらない定番アイテムとして提案しているPARABOOT、VINTAGE BARBOUR、BRADYのバック。
この3点を組み合わせているスタイルが、僕がお客さんだった時からイメージだったARCHのスタイルです。
このスタイルに憧れて入社したあの頃を思い出しながらブログを書いていました笑

PARABOOT はARCHにも豊富なラインナップが揃っていますが、PARABOOT SAPPOROにも様々な種類が揃っていますので、そちらもご覧になってみてください。
BRADYは、隣接するANATOMICA SAPPOROと系列店ARCH STELLAR PLACEにてご覧に頂けます。
週末は系列店を回って是非遊びにいらしてください。
ARCH 宅見

2017.10.25 Wednesday 22:43:01| Author:admin| Categories:BONCOURA
昨年リリースされたBONCOURAのテーラードジャケット。
今までのコレクションとはまた違ったアプローチのアイテムは、生産工程とファブリックへの並ならぬ拘りを感じます。

デッドストックの生地やオリジナルファブリックがBONCOURAの代名詞であり、イメージでもあると思います。
今回使っているファブリックもBONCOURAの完全オリジナル。
今までと1つ違う点は、MEDE IN ENGLANDという点です。
BONCOURA森島氏が自らの足で何件もの機屋を探し回り見つけたイギリスの場所で、BONCOURAらしいファブリックを糸から指定して制作したものになります。
油分がしかっりと乗ったツイード生地は、肉厚でいてしなやか。
ダークネイビーの色味がBONCOURAらしく、何年もかけて着倒したい…そんな妄想が膨らむ渾身の1着です。
COLOR DARK NAVY
SIZE 36 / 38 / 40 / 42
PRICE 120,000+TAX


オリジナルのレザーボタンも特徴的であり、使い込んだ経年変化が期待できるパーツです。
何よりもこのイギリス製ファブリックに、間違いなく息をのむはずです。


テーラードジャケットの名の通り、仕立てで作られたこのジャケットは、通常200程とされる制作工程の倍、400もの工程を要して作られています。
全体的に丸みを帯びたシルエットになっており、より体にフィットしているのがよく分かります。
ジャケットの骨組みとなる毛芯を立体的に形成する事によって、このシルエットを生み出しています。
まさに職人技と呼べる技術は、森島氏が1番に拘った部分だそうです。
この拘りと技術の高さは、着用してみて初めて理解できます。

腕を上げた際に、首元が浮かずにしかっりと身体にフィットしています。
中々気づかない部分だとは思いますが、こういった細かい部分にこそ拘りが隠されています。

そして何よりも大事なのは普段のスタイルに落とし込めるかだと思います。
様々な着方を可能にする為に、着丈を少しだけ短くしバランスを取っています。

5ポケットジーンズやミリタリーパンツといったアイテムにも嫌味なく着れます。
勿論、タイドアップやドレスのスタイルでも問題なく着れる汎用性の高い1着です。
COAT ANATOMICA
SHIRT KENNETH FIELD
TROUSERS KENNETH FIELD
ARCHオーナー山内が以前書いていたブログ”TWEEDについて”で、
5ポケットジーンズと同じ位、自分にはなくてはならない当たり前のものが”TWEED”と話していました。
初めは、イギリスの伝統的な生地”TWEED”を纏うのは、少し自分には背伸びをしているかな?なんて思っていましたが、愛用していくうちに山内の話していたその意味を理解出来てきた気がします。
着込んでクタクタになってきた位が格好良い。
まさにBONCOURAのTAILORD JACKETは、自分の鎧の様になくてはならない愛用品となるはずです。
ARCH 宅見

2017.10.23 Monday 21:22:41| Author:admin| Categories:NORWEGIAN RAIN
雨の都市と呼ばれるノルウェー・ベルゲン、1日の2/3は雨が降るという環境化において身を守る為の道具は必要不可欠と言えます。
ベルゲンで育ったデザイナーAlexander Helleの思いから生まれた”NORWEGIAN RAIN”。
ファッションという観点だけではなく、日々の日常生活を豊かに快適に暮らす為に生まれた洋服と呼べると思います。
雨や風、雪などの悪天候から身を守る機能を持ちながらも、それだけではなくファッションを楽しめるデザインやディテールが備わっているのがNORWEGIAN RAINの魅力です。

今回紹介します”MOSCOW”は、コレクションの中でも特に機能に特化したモデルです。
氷点下-25℃の中でも、5時間体を動かずにいても保温性を持続する事が出来きる頼もしい1着。
天然のウールと天然ポリエステルを混合させた中綿キルティングライナーが装備されているので、この寒さに耐えれる作りになっています。
【MOSCOW】
COLOR OLIVE
SIZE S / M / L
PRICE ¥145,000+TAX

最も特徴的なのは、襟周りのディテール。
アイスランド製のシェアードウールボアは、首回りにフィットしてマフラーの様な役割も担います。
加えてボア・フードと各パーツを取り外す事が出来るので、様々な着方を可能にしてくれます。


上2枚ボア装着時


フードを取り外すとステンカラーコートの様にサマ変わり。
着方によっては、オン・オフ使い分ける事が出来る汎用性に非常に富んだコートと言えるでしょう。


ダウンジャケットの様に軽くて機能的なインナーに対して、見た目はシャープな印象もこのコートの特徴の1つ。
テーラリングで立体的に仕立てたシルエットは、ストレスのない気心地に加えて上品な印象を与えてくれます。

ミリタリーパーカーを彷彿とさせる無骨さとシンプルなステンカラーコートの2つの顔を持った万能な1着です。
【RIVE GAUCHE】
COLOR BLACK
SIZE S / M /L
PRICE 125,000+TAX

ドレープ感のあるシルエットが特徴的な”RIVE GAUCHE”。
トレンチコートの様な雰囲気もありながらフードが装備されたバランスの良い1着です。


ウエストのベルトを絞るとまた印象が大きく変わります。
ベルトは抜いてしまっても良いと思いますし、気分によって変えてみてはいかがでしょうか。


日本の和服にも似た袖付けや仕立て屋からヒントを得て生まれたバレル袖も面白いディテールです。
着用してみて感じる事は、見た目はシャープで綺麗なシルエットなのに、着ていてとても楽でストレスがない事です。
ジャケット等を中に着込んでもかさばらずに着れてしまえるので、真冬のコートとしても勿論重宝します。
前回紹介した”RAINCHO”も含めて、個人的にどのでモデルを買おうか悩む位どれも魅力的です…
先ずは、店頭にて実際に紹介させて頂きたいアイテムです。
是非ご覧になってみてください。
ARCH 宅見

2017.10.22 Sunday 21:09:40| Author:admin| Categories:OUTIL
OUTILからミリタリー物のフィッシュテールパーカをベースにした1着が入荷しました。
COLOR BLACK
MATERIAL WOOL 78% CASHMIER20% COTTON2%
SIZE 3 / 4
PRICE ¥54,000+TAX
この手のアイテムの大半がオリーブなのに対して”ブラック”を乗せている点が、とてもシックでいてOUTILらしいと思わされます。
加えて、フランス製のウール+カシミアの混合素材を用いているので、滑らかで上質な素材感に仕上がっています。
ミリタリー物がベースになっていると、初見では分からない位上品な雰囲気です。





縦糸にブラックを横糸にネイビーの糸で織る事で、表地がブラック、裏地がネイビーと異なります。
細かいディテールですが、こういった部分にもグッときてしまいますね。
ボタンやフィッシュテールのディテールもさりげなくアクセントになる部分ではないでしょうか。


長すぎない着丈のバランスやゆったりとした余裕のある身幅も含めてとても着やすい1着です。
袖を1枚の生地で構成しているシングルラグランスリーブの仕様も見逃せないところ。
インナーにジャケットや厚手のニットを合わせても問題なく着れるので、真冬のアウターとしても活躍します。
オーバーコートとしてラフにも着れますし、スーツ等のドレスのスタイルにも難なく合わせてしまえる万能なコートです。
CAP BONCOURA
INNER ANATOMICA
BOTTOMS LEVI’S
SHOES US NAVY
“FABRIQUE EN FRANCE ”
“MADE IN FRANCE”
OUTILの洋服作りで最も拘っている部分であるフランス製。
フランスの空気を纏った1着を是非身に纏ってみてください。
〜ご報告〜
※現在、info@archstyle.tvのメールアドレスがサーバー不調により、お客様からのお問い合わせメールを受信出来ない状態にあります。
ご迷惑をお掛けしており大変申し訳御座いません。
ご返信を未だ出来ていないお客様にはこの場をお借りしてお詫びを申し上げます。
メールサーバーの復旧までの間、こちらのメールアドレスにてお問い合わせ頂けますと幸いです。
takumi@misangainternational.com
大変ご迷惑をお掛け致しますが、何卒宜しく御願い致します。
ARCH 宅見

2017.10.20 Friday 21:51:54| Author:admin| Categories:forme d'expression

初めてforme d’expressionの洋服に袖を通した時に感じた事は”気心地の良さ”でした。
通常洋服の型となるパターン(型紙)は、平面でカットされ構成していきます。
それに対してforme d’expressionの洋服は、人体に直接布をかけてハンドで身体に沿ってカットしていきます。
テーラーリングに通ずる洋服作りは、独特のドレープ感と洋服がハンガーにかかっている状態でも、まるで人が着用しているかのように立体的です。
身体に沿って綺麗にフィットするパターンでありながら、着用している本人はストレスが全くありません。
既製服とは思えないシルエットと気心地、ハンドメイドでカットされたドレーピング技術にこそ、forme d’expressionの魅力が隠されています。
【Slashed Mess Jacket 】
COLOR CHARCOAL
SIZE 48 / 50
PRICE 154,000+TAX
バージンウールを贅沢に使用した定番の”MESS JACKET”。
若い羊のウールは、繊維が柔らかくしなやかです、それに加えて生まれて初めて採れたウールはバージンウールと呼ばれさらに上質なものになっています。

アシンメトリーの前立てとスタンドカラーの襟元の仕様が特徴的な”MESS JACKET”
襟をねかせてラペルにも出来るので様々な着こなしを可能にしてくれます。



19世紀のイギリスの洋服を彷彿とさせるデザインは、とてもエレガントな雰囲気。
この上品なデザイン+少し土臭い素材 。
このバランスの良さが何よりも魅力的であり、合わせるアイテムの幅も広がる要因だと思います。
KNIT THE INOUE BROTHERS
VEST ANATOMICA
TROUSERS KENNETH FIELD
続いては、ハウンドトゥースの様な柄が特徴的な1着。
【MESS JACKET】
COLOR GREY
SIZE 48 / 50
PRICE ¥118,000+TAX
肌さわりの良い上質なウール生地は、肌に触れるとその滑らかさが良く分かります。


裏地に使われている生地も、ヨーロッパヴィンテージでも良く目にする素材であり、背中とアームの裏地の柄が違うのにも心躍りますね。

既にサイズ欠けしているモデルも出てきていますので、先ずは店頭にてご覧になってみてください。
そして、今週末10/22(SUN)に東京赤坂にて開催される”赤坂蚤の市 IN ARK HILLS”にARCHと姉妹店GENREが出店致します。
第43回 赤坂蚤の市 IN ARK HILLS
2017 10/22 SUNDAY
近郊にお住いの方は是非遊びにいらしてください。
当日は、GENRE山本、ANATOMICA岩谷が皆様をお迎えします。
皆様のご来店をお待ちしております。
ARCH 宅見

2017.10.17 Tuesday 12:00:35| Author:admin| Categories:forme d'expression

forme d’expression 2017awのコレクションが全て到着しました。
圧倒的な存在感を放つ上質な生地、それに負けない立体的なシルエットの洋服のフォルム。
一言で言うならばエレガントな佇まい…
高級メゾンでしか使われない極上の生地に心奪われ、職人技とも呼べるドレーピング技術を駆使した立体裁断のパターンに心が高鳴ります。
僕自身、洋服が並んでいるだけなのに、目を奪われたのはforme d’ expressionの洋服が初めてかもしれません…








前回の春夏シーズンでは、ブログで紹介する前に姿を消していたので商品を見た事がない方も多いかもしれません。
アイテムの詳細は、後日紹介しますので先ずは店頭にて実際に袖を通してみて欲しい洋服です。
ARCH 宅見
