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「rdv o globe」前淵氏 インタビュー

2019.05.19 Sunday 22:51:54| Author:admin| Categories:News!!,rdv o globe

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「rdv o globe」デザイナー・前淵俊介氏
※画像はpen 様より引用

70年代後半に「ミウラ&サンズ」からその洋服人生は始まり、「シップス」、「マルセルラサンス」、「ル・グローブ」にて海外ブランドの仕入れを担当。

当時から国外の有名、無名ブランドを日本国内に導入した第一人者であり、日本のインポートブランドの歴史と重なるほどセレクト・ショップに影響を与えた方です。

前淵さんとチームARCHで食事している時に、今や当たり前に耳にする、手にしているブランドも、実のところ前淵さんの発見により日本に輸入されている、という事を知り、その経歴にはいつも驚かされます、、

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ラウンジ rdv o globe

NORTH WORKS太田さんに続き、そんな先見の目を持った前淵さんにインタビューさせて頂いたのでその内容をご紹介致します!

以下

前淵さん→前

近谷→近

とさせて頂きます。

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近:「もう何度もパリに行き、昔からパリで仕事をしてきた前淵 さんが感じるパリの魅力とは、なんでしょうか??」

前:「やはり街並みが綺麗ですね。日本はネオンだらけでうんざりです。

特に東京は最悪。私のいる渋谷など古い町並みを全て壊し、ダサいビルばかりです。
ファッションんでいうとパリに限らず海外どこも大したことありません。日本人が一番お洒落でしょう。コーディネイトが楽しいですね。古着+ブランド物といったコーディネイトは日本人だけでしょう。

あと食を楽しんでいます。いろいろなフランス料理屋さんに行き、美味しいと思ったものを日本に帰って作ってみたりしています。
 
若い頃から世界中を旅しましたが、私はもっと自然がありリラックスできる場所が好きです。」
 
 近:「有難う御座います。ファッションのみならず、食や街並みからも感じる事がある、素晴らしい街だと僕も思います。出張で初めて行ったパリは、今でも鮮明に覚えています。次に、AMVAIでも語られていたセレクトショップ「マルセルラサンス」の、前淵さんが感じる魅力、目標とした理由はなんでしょうか??」
前:「彼との付き合いはもう30年になります。その前の70年代はヨーロッパではデザイナーのデビューは殆ど50歳過ぎでしたが、彼は若くして20代でパリコレにデビューします。(1971年)

当時は新聞にも取り上げられるほどのセンセーショナルです。それからニューヨークのバーニーズ、で取り扱いが始まりますが、自分のジャケットに他のブランドのシャツなどをコーディネイト販売されることに嫌悪感を覚え、取引を自ら停止し世界から自分のネームの付いたものを買い取ります。その在庫をパリの店で5年間かけ売り切ったそうです。バカなのか?男らしいのか?そういったやんちゃなところが彼の魅力でもあります。

逸話は語りきれませんが、いつでもお話ししますよ。。。

1年前彼も70歳を機にパリの店を閉店しました。実に45年の商売でした。

パリに行って立ち寄るところが一つなくなってしまったのは寂しいかぎりです。」
 

近:「凄い逸話ですね。

作り手が、他には無いコーディネートを生み出す所まで想定してショップに卸していた背景は、ブランドの信念のような物を感じ、前淵さんと精通する部分を感じます。

前淵さんが信じたマルセルラサンスのショップに、僕も行ってみたかったです。では、前淵さんが思う「セレクトショップ」とはなんでしょうか?

前:「あまり考えたことはありませんが、やはり以前マルセルと話している中で、パリにあったセレクトショップが無くなってしまった事に『セレクトショップはセレクトはできてもデザインができない。私はセレクトもでき、デザインもできる。』やはりその言葉にが今でも残っており、”rdv o globe”の現在があります。」

 

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rdv o globe 店内

近:「ナルホド、、
ラウンジ・rdv o globeは前淵さんの作る洋服(rdv o globe)と、他ブランドで表現する唯一無二のセレクトショップですね。
そのスタイルが「マエブチスタイル」といわれるのも納得が行きます。。前淵さんは様々なブランドを海外から日本に入れてこられましたが、そのバイイングで大事にされている事はありますか?」

前:「”rdv o globe”では基本的に私の作る服にコーディネイトできるブランドを仕入れしています。
裏を返すと私の好きな服。私の着たい服がお店に並ぶわけです。お店にいる時は楽しいひと時です。。。
特に『売れそう』だとか『売れ筋』だとかは考えたことはありません。珍しいものといった一点物も興味ありません。

どこにでもあるもの、どこでも買えるものでのコーディネイトが他にはできないコーディネイトを生み出します。

一点ものを着ていても自己満足にしかなりません。お客様と共有できることが大切なのです。」
 

近:「前淵さんの、「洋服好き」の部分が、シンプルでやはり格好いいと思え、尊敬している所です。
ARCHのお客様にも、その部分は伝わっていると思います。

アメカジ、フレンチアイビー、モード、、そのどれも体験してきた前淵さんの作る洋服には、なんとも言えぬ説得力があり、そのどれもがオリジナリティに溢れ、その部分にこそ強く惹かれます。

また、前淵さんのコーディネートからは、過去には囚われず、いつもオリジナリティ溢れ、衝撃を受けてしまいます。

僕たちももっと格好良いコーディネートを考案し、表現できるよう頑張ります!」

近:「また、今回の別注アイテムの魅力とはなんでしょうか??」

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別注 coat coming soon…

前:「今回4型別注がありますが、1型は以前も人気が高かったヘビーメルトンで作ったAラインコート。
後3型は全てイタリア、フィレンツェの”Faliero Sarti”の生地を使用しています。
スカーフは日本でも有名ですが、世界的に有名なトップの生地屋です。

今まで私のコレクションは日本の生地しか使用していませんでしたが、今回いくつか気に入った生地があり輸入しました。ARCHのお店に合うようなラステックな風合いの生地を私のデザインに当て込みました。

麻のワックスコーテイングされたストライプ生地、ドネガル風のイタリアンツイード、ハンドプリントを施したウール。
どういったアイテムになるか楽しみにお待ちください。」

近: 「ありがとうございます。今回のイベントではメルトンコートの受注会ですが、残りの別注も非常に楽しみです。
メルトンコートに関しては前回即完売してしまい、個人的にも抜群に格好いいとおもっていたので、今回も制作して頂き、嬉しい気持ちです!」

*結び

私は色、ボリューム、素材を奥深く探し求め、無秩序の中に着心地の良さを常に探求します。
そしてオーソドックスな素材で、コットン、シルク、麻といった素材の中に今日のアクセントを織り込み、新しい男性を表現することを心に描いています

私の作るモードは、流行遅れしないモードです。

前淵 俊介

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インタビュー内容は以上になります。

前淵氏の魅力、rdv o globeの魅力を少しはお伝えできたでしょうか??

別注コートの詳細は、後日ご紹介させて頂きます。

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rdv o globe×NORTH WORKS SPECIAL EVENT
JAPANESE IN PARIS 古き良きPARISの魅力
2019 5/24,(FRI),5/25(SAT),5/26(SUN)

in ARCH SAPPORO
いよいよ今週末に迫ってきたrdv o globe × NORTH WORKS スペシャルイベント。イベント当日はARCH 2F PREMIER ETAGEにて圧巻の雰囲気で皆様にお披露目致します!別注アイテムについては、しっかりとご紹介させて頂きますので楽しみにしていてください。

ARCH 近谷

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