いわゆる『バスクシャツ』で有名な[SAINT JAMES（セント・ジェームス）]のカットソー。

中でも「OUESSANT（ウエッソン）」と並んで定番とされる「NAVAL（ナヴァル）」は、かつてフランス海軍のユニホームだった事は有名な話。

首回りと肩、裾・袖口が抜けた（無地な）デザイン、少し長めな着丈とスリット、そう言ったディテールに、まさにこのシャツの背景が現れています。

Color　NEIGE×GITANE（ホワイト×コバルトブルー）
Size　T3 / T4 / T5 / T6
Price　¥12,800−+tax

[OUESSANT]に比べて少し薄手で、より着心地の良い1枚だと思います。

少しフェミニンな印象もあるので、特に男性ほど懸念されている方も少なからずいらっしゃるはず…さらには、[SAINT JAMES]のカットソー特有のサイズの縮みがそうさせているのかも知れません。

そこでお奨めしたいのが、ワンサイズアップないしはツーサイズアップを選ぶ着方です。

“定番”と言えど、”変わらない物”ほど、僅かながらのアップデートを繰り返しているものです。

例えばこの手のカットソーは古着や昔の写真を見るとよく分かるのですが、今よりも肩（の縫い位置）が落ちています。

『昔は肩が落ちるのなんて当たり前だったし、むしろ大きく着るもんだよ。』とは、最近、大先輩から頂いた一言…もちろん好みにもよりますが、本来はユニホームだった＝”道具”だからこそ、少し崩した着方を楽しんでみても良いんじゃないでしょうか？

Sweat Shirt: KENNETH FIELD
Bottoms : BONCOURA

何て事は無いはずの定番も、着方１つで楽しみ方が増える。
そして、そんな定番が多く揃うのがArchだと思います。

何を着ているかではなく、どうやって着ているか…そんな提案が、ここステラプレイス店でも自分たちのフィルターを通して出来ればと感じています。

Arch　吉田（月１〜２回の頻度でステラプレイス店に出ております、笑）