S.E.H KELLY/Balmacaan Coat

Share
this article

S.E.H-KELLY-material-400x251

S.E.H KELLYから、素晴らしい生地のコートが入荷しています。

IMG_6113
S.E.H KELLY / Balmacaan Coat
MATERIAL / Donegal tweed
Color / CARCOAL
SIZE / S,M,L
PRICE / ¥168,000-+TAX

スコットランドに Balmacaan(バルマカーン)という、かつてシューティングやその 他のカントリースポーツを楽しむ場として有名だった森があります。
その森こそがこのオーバーコートの名前の由来です。
[オーバーコート]というカテゴリーにおいて、これほど肉感のある素材の物は今まであまり登場していない気がします。

 IMG_6108

肩の付け方は一枚袖(シングルラグランスリーブ)となっているため、どれだけ中に着込んでも肩が合わない事はありません。
まさにサヴィルロウで培った技術が存分に生きている部分であり、袖を通せばその良さを肌で感じる事ができるはずです。
重量感のある生地感でありながら、重たさを感じない綺麗な作り込みもまたS.E.H KELLYならでは。

IMG_6106

内ポケットはフラップ付き、携帯電話や財布くらいであれば余裕を持って収納出来てしまいます。
個人的に真冬はカバンをあまり持ち歩きたくない(寒い中ポケットから手を出したくない)為、シンプルながら個人的にはグッとくるポイントです。

IMG_6091

素材にはdonegal tweedを採用。
アイリッシュツイードの代名詞とも言われる素材で、今回の生地を織っている方々はなんと6世代に渡りツイードを織り続けているのだそう。

大量生産が可能になった現代において、いわゆる生地を織るスペシャリスト達が伝統を守りながら、昔ながらの製法で織り上げた生地はそれだけで魅力的です。
この手のベーシックなコートに手織りで織り上げた伝統的な生地を乗せる事で、今までにないクラシックなスタイルが確立されております。

当然ながら北海道の真冬を乗り越えるのに十分な防寒性も備えたツイードコートです。
あるいは防寒性に限らず、長く着る上で実用性の部分にもフォーカスしたモノ作りというのは欠かせない条件ではないでしょうか。
そういった意味で単なるクラシックという枠にとどまらず、細かい部分にもS.E.H KELLY流のアップデートが施されているのは嬉しい部分です。

IMG_6119
COAT/S.E.H KELLY
TOPS/KAPTAIN SUNSHINE×BARACUTA
SHIRT/ANATOMICA
TIE/Drakes by ANATOMICA
BOTTOMS/LEVIS
SHOES/CHARCHS

肉のあるコーデュロイのスウィングトップを着ていても、ストレスなく着用できるアームホールは、ツイードのジャケットの上からでも何の問題もなく着用する事ができます。
長い冬を乗り越え、来シーズン袖を通すときにはさらに体に馴染み、今年はどんな着こなしを楽しもうかと考える時間も楽しみになるコートではないでしょうか。

10年、20年と着用して頂ける事は間違いありません。
冬が本気を出してしまう前に、是非一度袖を通してみてください。

Arch STELLARPLACE 近谷