BONCOURA HAND WOVEN TWEED JACKET

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いつもブログをご覧頂き有難う御座います。

いよいよ今週末10/12(金)~

待望の2018AW BONCOURAの

ツイードジャケットが発売されます。

先立てて発売しているお店様ではもう既に完売と

なっている所も多いとの噂が...

毎度の事ながら、ディレクター森島氏が

拘りに拘り抜いた逸品に仕上がっております。

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生地はイギリスの田舎町にある小さな工場にて

丁寧に手織りで織られたオリジナルファブリック。

写真だとわかりにくいですが、何色もの羊毛が

混紡されており、クラシックな雰囲気が漂います。

 

BONCOURAオフィシャルブログでも公開されて

おりますが、今回のツイード生地は

森島氏自身がイギリスへ渡り完成させた、

渾身のBONCOURAオリジナルツイード生地。

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広大な土地でストレスなく育てられた羊の

良質な毛の中からさらに選び抜いた原毛を

丹念に丹念に紡ぎ、生地作りへ。

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今回の生地は、全てシングル幅で人力の

ペダル式の織機で丁寧に織られています。

1日に織ることができる長さは約5m程度。

ジャケット1着分に必要な生地の長さは5mなので、

1日で1着分。

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生産性の向上を求められる現代では

まさに真逆で非効率なやり方。

しかし、これが森島氏の拘り。

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“諦めず、信念を貫き、戦い続けたら

必ず何かを得ることができる”

その森島氏の言葉通り、素晴らしい生地が

完成されたと思います。

写真:“オレはボンクラ”より

また、今回のジャケットはBONCOURAの

コレクションの中でも唯一のテーラリング品。

以前にも別素材の商品があった為、

ご存知の方もいるかとおもいますが、

通常200程の制作工程を要するのに対し、

BONCOURAの品は倍の400もの工程を要して

作られております。

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ボタンは経年変化が楽しみなレザーの包みボタン。

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キャンディストライプ・オックスフォードの

裏地は、一見渋く見えがちな

ツイードジャケットの印象を和らいでくれています。

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背裾はセンターベントの1種

“フックベント”を採用。

国内でもフックベントをテーラリングできる

工場は極わずかだとか。

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肩周りのフィット感は、曲線裁断と骨組みとなる

毛芯を立体的に形成する事により実現。

腕を上げた時でも首元が浮く事がありません。

まさに職人技術の賜物。

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裏返すと

大変丁寧に仕立てられているのが伝わります。

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イギリス工場の職人の手をあしらった

BONCOURA TWEEDの”新タグ”

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SIZE          36  /  38  /  40

PRICE          ¥160,000- +tax

BONCOURA初のオリジナルツイード素材。

気難しく考える方も多いツイードジャケット

ですが、色味や身体に吸い付くような着心地は

思いのほか抵抗なく皆様のワードローブに

加えたくなる1着だと思います。

明日はスタッフのコーディネートの

ブログを更新する予定ですので

そちらも是非ご覧ください。

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