1927 Railroad Worker

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まだ十代だった学生時代。

洋服に興味を持ち始めたきっかけは、アメカジだったと思う。

当時の札幌は、とにかくアメリカ古着のお店が多かった。

買い物に行くとなれば古着屋さんを巡る旅。部活をしていた自分にお金なんてなく、お小遣いを貯めては友人と街に出て古着を漁る。

右も左も分からないまま周りの影響で、格好良いジーパン”Levi’s “を買う事を目標にお金を貯めていた。

初めて購入したジーンズは、ボロボロだったしたしか501じゃなくて517だった気がする笑

当時は、情報が紙の媒体でしかなかったから、お店の人に聞くしかない。けど、高校生の自分達からしたら店員さんは皆んなオーラがあって怖かった笑 勇気を振り絞って少しでもうんちくを聴いていたな。

周りの友達がデニムに夢中になっている中、少しでも人と被らないようにと考えてた時に、”ヒッコリー”のデニム生地に興味を持つ。

いつも行く古着屋さんにずっとかかっていたヒッコリーのオーバーオール。

オーバーオールは、ハードルが高かったのでペインターパンツを買う事に笑

そこからヒッコリーのデニム生地に夢中に…ハット、カバーオール、色々なウェアーを買っていたなぁ。

当時は、このヒッコリーやデニムがアメリカの”鉄道員”の作業着だったことなんてつゆ知らず…

1927年に、Leeが開発した”ヒッコリーデニム”

汚れを目立たなくする為に生まれた生地は、デニムと並んでアメリカのワークウェアーを代表する生地だと思う。

アメカジというカルチャーをかじった自分にとって思い入れがある生地なのです。

歳を重ねていき、十代の時に夢中になっていたヒッコリー熱が一度おさまる…笑

忘れかけていたあの時の熱が、ある洋服のせいで再熱してしまう事に…

それがsus-sous のGジャンだ。

ヒッコリーのデニム生地を使っているのに、何故かあの時感じたアメリカ感をあまり感じない。

だけど間違いなくヒッコリーの生地なのだ。

ヨーロッパのRailroad Worker達が着ていそうな雰囲気…

アメリカ、ヨーロッパの垣根を越えたような一枚に、またしても夢中になってしまうのである…

sus-sous jacket tank

Arch 宅見