sus-sous / Snow Anorak
先日紹介させて頂きました、【sus-sous / Strom Coat】に引き続き新作のアイテムが入荷してきています。
本日は、僕が展示会で見た際に、一目惚れした”ある素材”を用いたアイテムを紹介します。
”WOOL / LINEN OX”
綾目のような独特の素材感。
見て触った瞬間に、
1900年代初頭に見られた、”フレンチヴィンテージ”のファブリックを真っ先に思い浮かべました。
生成りがかったナチュラルの色味の中に、グレーが混在した生地。
縦糸にグレーのウール生地を、緯糸にリネンの生地で平織りに織り込み、原反で洗いをかけることで、ウール・リネンの生地に動きを出しています。
そうする事で、平織りの組織が綾目のような雰囲気になっていくのです。
ヨーロッパの古い床目に見られるヘリンボーン柄にも似た空気を感じます。
フレンチヴィンテージでも中々お目にかかれない、ナチュラルリネンのヘリンボーンファブリック。
まさに、当時の生地を彷彿とさせたsus-sous らしいファブリックです。
その生地を贅沢に使用したのが”SNOW ANORACK”
スウェーデン軍のミリタリーパーカをベースとした一着です。
実は、sus-sousの西谷氏がミリタリーのアノラックの中でも、一番好きなパーカーだそうです。
スウェーデン軍の特徴的なデザインを残しながらも、素材とシルエットをモディファイドし、sus-sousの解釈で表現しています。
COLOR NATURAL
SIZE 5(S) / 7(M) / 9 (L)
PRICE ¥90,000+TAX
この手のアノラックパーカーは、真っ白の物が多いと思いますが、この生成りがかった素材が故に、気兼ねなく着れるのが魅力の一つでしょう。
インナーにアウターにと、両方で活躍出来るフィッティングという点もこの”SNOW ANORACK”の良さでもあります。
細部のディーテルにも抜かりありません。
ホーンボタンの仕様もそうですが、ポケットの裏地に別生地を当てる事で、中に入れた物の形を出さないようにしています。
個人的に好きなディテールが首元の仕様。
説妙な開き方と、フードの大きさが収まりがよく、この抜け感がたまりません。
既に、sus-sousのアイテムは好評を頂きサイズ欠けしているものも多くなっております。
是非お早めにご覧になってください。
ARCH 宅見
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