sus-sous / fisherman’s smock
今日は、先日の “anorak” に続いて sus-sous(シュス)の新作をご紹介いたします。

イギリスの漁師達が着ていたワークウェアであるフィッシャーマンスモック。
漁師だけでなく、陶芸家や画家、ガーデナーからも愛されてきたイギリス伝統のワークウェアを sus-sous 流に再構築した1着です。

fisherman’s smock
Color / indigo
Size / 5(S), 7(M), 9(L)
Price / ¥52,000+tax

襟が高めのボートネックに2つのフロントポケット。
伝統的なフィッシャーマンスモックのスタイルを踏襲していますが、よく見ると sus-sous らしいアレンジを随所に見ることができます。

素材はインディゴ染めが施されたコットンリネンのヘリンボーン生地。
ヴィンテージのフィッシャーマンスモックに見られるドリル(ツイル)生地など、ワークウェアらしい素材使いも魅力的ですが、こちらはそれとは一味違ったアプローチが感じられます。

また、ヘリンボーン生地は柄が縦に並ぶように使われることが一般的ですが、あえて「横使い」しているのも特徴。
これは、着込んで色落ちしてきた時に柄が浮き出て、ボーダーのようなコントラストが生まれるように計算されたニクい仕様です。

カフス裏にはインディゴ染めのオックス生地を配すことで、袖を折り返した際には絶妙なアクセントに。
裾のスリットやポケットの配置など、細かなアレンジもすごく利いていますね。


背中にプリーツが入っているのもヴィンテージには見られないデザイン。
プルオーバーのスモックとしては比較的すっきりとしたシルエットですが、プリーツが入ることで着心地を損なうことはありません。

一見すると非常にシンプルに見えるアイテムですが、細部まで妥協のない作り込みは流石と言ったところ。
無骨さの中に色気を感じさせる sus-sous らしい仕上がりとなっています。
この週末お時間のある方はぜひ、店頭でご覧になってみて下さい。
ARCH 川上