meeting recollect 〜sus-sous

約1年前、sus-sousの事務所に訪れた際のお話。
sus-sous西谷氏と打ち合わせの為(その時はお楽しみ会が目的)に東京へ。
お楽しみ会の打ち合わせのはずが、来年(2022ss)のコレクションの話へと…

今製作している生地があって…と西谷氏が見せてくれた生地が今まで見た事ないもので…
まだ完成していないんだけどと言いながら、生地メーカーの方とその場で電話でやり取りしており、実際に新しいファブリックが誕生していく現場に偶然居合わせたのです。
ステッチワークでストライプの柄に魅せるその生地に、僕らも興奮気味で生地を触ったり透かして見たり…
この生地でどんな洋服が出来上がるのだろう…
1900年代初頭、まだ手作業で作られていたフランスの洋服。
そんな匂いがする洋服に仕上がるのではないかと、勝手に妄想していました。

あの時見せて頂いた生地は、”working shirt”という新型として登場するのです。
ミーティングから数ヶ月後の展示会でこのモデルを見た時に、想像していた以上に抜群の雰囲気を纏っていました。
勿論、ARCHとしてすぐにオーダーを入れる事に。




コットンリネンによるシャリ感の残る生地。
グレーベージュの独特の色味。
ステッチワークによるストライプの柄は、嫌味がなくドイツのフィッシャーマンシャツのような…そんな雰囲気も感じられます。





スキッパーの襟は、スタンドカラーの仕様に。
スリーピングシャツのようであり、フィッシャーマンシャツのようにも映る。
ミリタリーやワークウェアーのディテールを少し感じさせながらも、艶っぽいというか、品のある一枚に仕上げる絶妙なニュアンスがsus-sousらしいです。




一枚でも、インナーにも最適な”working shirt”
このシャツにジーンズや軍パンというシンプルな装いで完結出来る一枚。
この夏、どうしても着たかったシャツが届きました。

COLOR SILVER GREY
SIZE 5 / 7 / 9
PRICE ¥51,700 in tax
ARCH 宅見