大量生産が主流になりつつある洋服業界、
故にどこで作っているのか?そんな疑問を投げかけたくなるのも事実です。
そんな時代だからこそ、生産背景が非常に大事になってきているように感じます。
自国生産に拘り物作りを続けているメーカーが少なくなってきている中、イギリスという土地に根付き、物作りを続けている数少ないブランドである【HACKNEY UNION WORK HOUSE】
元々、テーラーの原点でもあるサビルロウで修行を積んだデザイナー。
その彼が手掛ける洋服は、イギリスのミリタリー・ワークウェアーにフォーカスした物作りを行なっています。
サビルロウで培われたテーラリングの技術は、綺麗なシルエットを生み出し、加えてイギリスで生まれた極上のファブリックで完成させていきます。
そんな【HACKNEY UNION WORK HOUSE】から新作のアイテムが到着しています。
【FISHERMAN COAT】
COLOR BLACK
SIZE 36(S) / 38(M) / 40(L0
PRICE ¥58,000+TAX
定番のFISHERMAN COATは、名前の通り船乗り達が愛用していたコートをベースにしています。
大きめに設計されたフードと身幅をたっぷりととったシルエットが特徴的な一着です。
今回使用している生地は、柔らかなウール素材を採用しています。
肉厚ながらも、軽く気心地が良い素材なので、インナーにジャケット等を着込みやすいです。
ドルマンスリーブの様な袖付けは、継ぎ目がない仕様になっており、着用すると程よい落ち感が生まれます。
お尻がすっぽりと隠れる着丈の長さも絶妙です。
CARDIGAN FRANK LEDER
INNER JOHN SMEDLEY
PANTS forme d’ expression
ウール素材でフードが付属しているコートというと、探すと中々ない様に感じます。
全ての工程をイギリス製で行う拘りと、縫製等のクオリティを考えてもこの価格は、考えられません。
【PILOT WAX COAT】
COLOR OLIVE
SIZE 36(S) / 38(M) / 40(L)
PRICE ¥77,000+TAX
続いては、ワックスコーティングを施したオイルドコート。
初期のBARBOURのオイルドクロスを生産していた老舗生地メーカー・HALLEY STEVENSONS 社の生地を使用しています。
ベタベタとした印象はなく、ワックス特有の色の出方が魅力的です。
間違いなく着用を繰り返していくことで、経年変化が期待できるファブリックです。
オイルドと言えばイギリスのイメージが強いと思います。
クラシックなイギリスのオイルドコートを彷彿とさせますが、シルエットが美しく、その野暮ったさが軽減されている印象です。
SHIRT IKE BEAHER
CARDIGAN JOHN SMEDLEY
TROUSERS SOUTHWICK
立ち襟にもラペルドにも成る襟のディテールを活かして、コーディネートを変えてみても良いと思います。
風を通さないワックスコーティングは、ツイードジャケットの上から着れば、長いシーズン愛用できるコートになりえます。
【CORDUROY SHIRT】
COLOR GREEN
SIZE S / M / L
PRICE ¥47,000+TAX
発色の良いグリーンの色味が目を引く一枚は、コーデュロイ生地で仕上げています。
クラシックなイギリスのラウンドしたシャツのデザインに、アメリカらしいチンストラップのディテールを取り入れているのも面白い部分ではないでしょうか。
最後は、ARCHでは初の展開となるALL IN ONEになります。
【OVERALL】
COLOR BEIGE
SIZE 32 / 34 / 36
PRICE ¥ 44,000+TAX
ブリティッシュワークらしいシンプルなオールインワン。
この手のアイテムは、太めのシルエットが多いですが、非常にすっきりとしたシルエットになっています。
デザインもシンプルなので、普段のコーディネートに取り入れやすいのではないでしょうか。
今では数少ない、貴重なイギリスメイドのワークウェア。
古き良き伝統を【HACKNEY UNION WORK HOUSE】の洋服を身に纏う事で体感して欲しいです。
ARCH 宅見