Royal air force officer shirt Re stock
皆様、お待たせ致しました。
日本の春、夏、ARCHには欠かせない”あの”服が入荷致しました。
ARCH南青山/ARCH TOKYO 2店舗2/25先行販売
1940年代に、イギリス軍”ROYAL AIR FORCE”に支給されていた、”刷毛目”のオフィサーシャツ。
この刷毛目のRAF SHIRTS自体は、ARCHとして2度目のリリースとなります。
有難い事に、お客様からのお問い合わせも多く、スタッフも密かに心待ちにしていた
“刷毛目のR.A.F SHIRTS”
ARCHでは、オープン当初から仕入れていたヴィンテージの一つでしたが、そんな”R.A.F SHIRTS”を、再度生地から見つめ直し、当時と同じクオリティの物を作ろうという企画から、こちらのシャツが完成致しました。
オリジナルをより忠実に再現する為、生地屋さんとタッグを組み、ヴィンテージを解析する事で“生地の糸”を製作する所から始まり、イギリス軍特有のブルーの糸を作り、何度もテストサンプルを重ね、試行錯誤の上、自分達が納得出来る一枚を作りあげました。
以前UPしております、弊社オーナー山内の解説動画を是非ご覧下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=JrReSa79DW4
刷毛目と呼ばれる、ブルーとホワイトの糸で構成される平織りの生地がこのシャツの特徴であり、当時のヴィンテージはしっかりとしたハリと肉感が残っていました。
生地にもとことん拘っていますが、シャツのディテールで大切な縫製の部分にも拘っています。
ドレスシャツを縫う縫製工場にて綺麗に縫製していますが、脇下の縫いのみ2本針のミシンで縫製している為、別の工場にて仕上げています。
一つの工場で、全てを縫い上げる事も可能でしたが、脇下のこの縫製の仕方が鍵となり、敢えて手間がかかる縫製方法を選んでいます。
裾のステッチのピッチ幅の細さも拘りの一つです。
ドレスシャツ同様の綺麗な表情に仕上がっています。
特徴的なバンドカラーのディテールは、トップボタンが付いておらず、両側ともボタンホールが施されていますが、これは”デタッチャブルカラー”と言われる衿の種類です。
“detach”つまり取り外しが可能なシャツの衿のことで、ご存じの通り、シャツの衿は一番汚れやすい箇所だと思います。
ヨーロッパの文化では、日本人ほど洗濯は行わないですが、どうしても衿だけは汚れが目立ってしまうため、衿だけを外して洗うためにこのデタッチャブルカラーがとても便利でありました。
そして、このR.A.F SHIRTのオリジナルもデタッチャブルカラーでしたが、Vintageで見つけると衿が取り外されていることが多く、このバンドカラーで見つかった為、ARCHでは敢えてこのままの仕様で採用しました。
是非、ワードローブに加えて頂きたい1着。
次回ブログで“R.A.F SHIRTS”のコーディネートをご紹介させて頂きたく思います。
それでは、皆様のご来店心よりお待ちしております。
ARCH南青山 中田
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