MSG&SONS “THERMAL SHIRT MADE IN USA”

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ブログをご覧の皆様こんにちは。
中田です。
まだまだ暑い日が続いておりますが、”暑さ”に負けない”熱い”ラインナップが南青山店も揃い始めております。
本日はこちらのご紹介です。

MSG&SONS
“THERMAL SHIRT MADE IN USA”

COLOR / NATURAL
SIZE / 38 , 40 ,42 , 44
PRICE / ¥17,600- inc tax

WORK, MILITARY, SPORTS(ワーク、ミリタリー、スポーツ)のカテゴリから古き良きアメリカンカジュアルを再構築し、主にMADE IN U.S.Aで生産するレーベル。
“MSG&SONS”
MSG&SONS定番の 究極の白T , PACK TEEに続く第3弾となります。
今回は肌着から見つめ直し薄着でも温かさを感じられるよう制作したTHERMAL SHIRT(サーマルシャツ)

この企画がスタートした3年前に最初にアメリカで生地を探しました。
私達が理想とする生地は中々見つからず、見つかったとしても綿100%のものは、中国製が主流で全く生地に凹凸感のないペラペラな生地。
理想とするワッフル素材は、アメリカにこの目付での目付編立出来る編み機は現存していなく(現行品サーマルはコットンとポリエステルの混紡素材が主流)生地から制作しました。

オーナー山内が所有する1960年代デッドストックのサーマルシャツを解析。
その生地を作り出すために一度、米綿を日本に輸入し、日本で紡績、編立し、ワッフル、フライス生地にしてからアメリカに再手配(輸出)するという、とても手間のかかる工程を経て作り出しています。

米綿を使った端番手(ハバンテ)と呼ばれる特注番手の(14番手シングル)の糸を作ったことにより、ヴィンテージのサーマル生地特有のシャリ感と凹凸感の生地に。
私達が考えるサイズスペックにフィットする素材感、伸縮性に拘り、ワッフルのテンション、フライスの肉感にまでにも修正を幾度も重ね、、、
古い織機で空気を含むような編み立てをすることにより私達が理想とする生地が完成。

この古い機械は修理を施されながら今も現役で稼働していますが、この一連の流れを日本で制作することは容易ではありませんでした。
もの作りに一切妥協しないARCHだからこそ”ARCHらしい”と感じていただけるはずです。

そしてこの肉感ある生地を縫うために、アメリカへ。
アメリカのボストン、ロードアイランド州にある古くより衣料産業の工場が点在する地域で、4代に渡り受け継がれているニットウエアファクトリー。
現在もアメリカ軍、政府系の制服等も供給している工場で製作しました。
このようなアメリカンニッターは非常に少なく、その中でも100年以上の歴史をもちアメリカ製に拘り、製品を作り続けてきた名門の工場です。

この肉感のある生地を縫うために、工場の縫製ラインの機械設定を変えなければならず、作業が思うように進まなかった状況だったのここだけの話、、、笑
フィッティングはあくまでもジャストサイズ。
ネックも程よい詰まり、裾もリブがない仕様で、腕を上げた際に生地が上がってこないため、体内の熱が逃げにくい仕様です。
肌着として温かく着用していただき、このサーマルシャツの温もりをより感じていただきたく思います。

これから先のジャケットやスウェットのインナーにも頼りになるはずです。
重アウターを着用し保温性をあげるのはもちろんですが、
“素材の中に温まった空気を滞留させる”
サーマルウェアの原点ともいえる”ものづくり”を是非体感してください。
ご来店お待ちしております。

ARCH 南青山
中田

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