AUBERGE “SATIN52” 大人のチノ

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歳を重ね、最近よく手にするパンツがある。

30代過ぎた辺りから、トレンドを意識した着こなしに違和感が生まれ始めた。

いつしか自分の中の”定番”の洋服しか着なくなり、手放す洋服も増えていく。

鏡の前でコーディネートを決める時にパンツから選んでしまう私は”チノパン”をついつい手にとってしまう、、、

いつもブログをご覧頂き有難うございます。
中田です。
5ポケットジーンズ、ミリタリーパンツ、ワークパンツこれらは男のワードローブに揃えるべき定番のパンツで、お持ちの方も多くいらっしゃると思います。
今回はミリタリーパンツでありながらワークパンツでもあるフレンチミリタリー
“M-52”
のご紹介です。

AUBERGE
“SATIN 52”

COLOR / BEIGE
SIZE / 38 , 40 , 42
PRICE / ¥44,000- inc.tax

FRENCH VINTAGE (フレンチ ヴィンテージ)には欠かせない存在となった”M-52”
その中でも、前期型をベースにした仕様、ディテールを残しつつもAUBERGE小林氏の手によって進化を遂げた“SATIN52”

1950年代から1960年代頃までフランス軍で採用されていたパンツ。
極太でありながら美しいシルエットに虜になってしまう事でしょう。

今回のファブリックはコットン70% , シルク30%で作成。
アメリカを代表するファブリックであるコットン、ナイロンが混紡されたバックサテンに着目し、ナイロン部分をシルクに置き換え、ネップが生まれ、M-47前期風の素朴な表面を狙った生地感と小林氏は語ります。
とろみを帯びたかのようなしっとりとした質感が他にはない雰囲気で、当時のオリジナルの雰囲気を超えていると感じます。

腰元は2タック入った仕様。
股上も深い為、窮屈さを感じる事なく着用できます。
ベルトループはミリタリーパンツでありながらも、ベルト幅が狭く、ドレスパンツに用いられる細身のベルトをつけるかの様な仕様でどこかエレガントな印象です。

パンツの内側に縫われているバックポケット。
“袋縫い”と言われるドレスパンツやスラックス等を縫製する際に用いられる手法でポケットが作られております。
丁寧な縫製でヨーロッパの物作りの背景を感じさせるディティールではないでしょうか。
そして後期型からは“ロック始末”に切り替わり、より生産性の高い効率的な縫製で作られていきました。

裾にも特徴があるM-52前期型は“手まつり縫い”と言われる仕上げです。
こちらもまた、仕立ての良いドレスパンツに用いられるディティールで、ワークパンツやミリタリーパンツは“タタキ”と言われる仕上げがほとんで抜かりのない職人の温もりを感じていただける部分ではないでしょうか。

そんな“SATIN 52”を着用したスタイリングのご紹介です。


無骨な印象のM-52に軍由来のバスクシャツ、サンダルをを合わせ、シンプルながらも背伸びしない大人のスタイルです。
時代は変わりますが、ミリタリーパンツにスリーピングシャツやバスクシャツ、ARCHが創業当初から提案し続けているスタイルの一つです。
当時のバランスが現代に於いても生き続けています。

男のワードローブに欠かせない”チノパン”
AUBERGEの拘り抜かれた大人の”チノパン”を是非この機会に店頭にてご覧下さい。
鏡の前でのコーディネートがきっと楽しくなるはずです。
それではご来店お待ちしております。

ARCH南青山 
中田

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