Arch Sapporo / BRITISH WORK JACKET

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世界各国様々なワークウェアが存在します。
アメリカのデニムジャケットや、フランスのモールスキンジャケット、イギリスのコットンドリルジャケット…etc
年代や用途は違えど、それぞれに魅力があり、ARCHスタイルを表現する上で欠かせないマスターピースです。

マスプロダクト(大量生産)が主流の現代において、アイテムそのものが持つ背景や雰囲気を、限りなくリアルに表現するため、ルーツに基づいた国で物作りを行う”Arch Sapporo”
以前から提案している”BRITISH WORK JACKET”が、新たに到着いたしましたので本日は紹介いたします。

Arch Sapporo / BRITISH WORK JACKET “MADE in ENGLAND”
COLOR / NAVY , NATURAL
SIZE / S , M , L , XL
PRICE / ¥93,100- inc tax

最後に発売したのは2年前の秋冬、コーデュロイ生地を使用したモデルでした。
今回のコットンドリル生地は、実に4年前。
個人的にもこのジャケットには思い入れがあり、このブログを書いていることにも運命を感じます。

枯渇し続けるヴィンテージウェア。
実際に作業着として使われた服を、ファッションシーンで着用する。
そこには計り知れないロマンがあり、チープシックの哲学に則ったスタイリングを楽しむことができます。
オリジナルが持つ背景や雰囲気。
果たしてそれは現代において、新たに生み出すことは不可能なのでしょうか?

冒頭にも触れましたが弊社の”Arch Sapporo”レーベルは、古き良き伝統やスタイルを現代、ひいては後世に残すため、イギリスにルーツのあるスタイル(デザイン)をベースにし、縫製や使用する生地も一貫してイギリスという土地で完結させる。

故に特別なデザイン性はなく、3パッチポケットにチェンジボタン仕様。
当時てあれば、極めてシンプルな作りです。しかし存在自体がこだわりに満ち溢れている1着。
例えば生地はイギリスの老舗”Brissbane Moss”のコットンドリル、縫製はイギリスの工場特有の”癖”が色濃く反映されており、極め付けには当時のワークジャケットに使用されていた物と、同じボタンをデッドストックで探し出し、それを取り付けています。

ベーシックなネイビーと、品のあるナチュラルの2色展開。
どちらも甲乙つけ難い良さがあります。

イギリスのワークジャケット特有のスタンドカラーならではのカッコ良さというのもありますし、襟を倒してブレザーのような着方を楽しむこともできます。
またコットンドリル(ツイル生地)が、着用と洗濯を繰り返すことでクタクタにエイジングしていくごとに、味わえるカッコ良さの種類も変わっていくはずです。

以前発売した際に購入したコットンドリル生地と、コーデュロイ生地どちらも所有しており、個人的にも非常に愛用しております。


僕がまだお客さんだった頃、当時色々なセレクトショップに行って、所謂ショップオリジナル商品には目もくれず仕入れ品(ブランド品)を買っていた中で、初めて心の底から”カッコ良い”と思えたものが、当時展開していたこのジャケットでした。

このアイテムは僕がARCHで働くきっかけになったと言える物で、非常に思い入れがあります。
入社した後、しっかり購入いたしました (笑)

自分の話が長くなってしまいましたが、ともかく非常にオススメのジャケットです。
特にワークジャケットを品良く着こなしたい方にはピッタリではないでしょうか。
FANNI LEMMERMAYERのオーダーイベントと併せて、是非ご覧下さい。

ARCH南青山
小見野