BRITISH VINTAGE + OTHERS…

04Feb. 2024

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いつもARCH南青山のブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。
先日紹介したフレンチヴィンテージに続いて、イギリスやイタリアからも良質なヴィンテージが到着いたしました。

古いBurbbery’s やPaul Stuartを中心に、コンディション抜群の1枚袖や2枚袖のコートが勢揃い。
昨今これらのコートの価値は非常に上がっており、店頭で見かけることも減ってきました。
これからの時期にぴったりなコットン100%やコットンナイロン、秋冬向けのツイードやローデンクロスの生地など、様々な個体があります。

中でも、ライナーまでフルセットになった1枚袖トレンチコートは、中々お目にかかれません。
定番のベージュに加えてオリーブの玉虫、珍しいグレー。サイズも小さめのサイズから大きいサイズまでご用意しております。

写真2枚目のアイリッシュツイードを使用したステンカラーコートは素晴らしい存在感があります。
時期的にこの手のコートはちょっと…という方にも是非ご覧になって頂きたい1着。
2度と目の前に現れない可能性の高いコートだと思います。

意外と知られていないPaul Stuartのライダーコートやステンカラーコートも非常にオススメです。
アメリカのアイビーリーガーたちの衣服を支えたトラッドブランドが、イギリスのコートファクトリーに製造を依頼していた頃のコートたち。

Burbbery’sの市場価値が上がりすぎて、中々手を出せないという方は、是非Paul Stuartをお試し下さい。
1枚袖仕様かつ上質な生地を使用しておりますが、比較的お求めやすい値段で手に入れることができます。

Burbbery’sのハリントンジャケットも数着ございます。

北アメリカの色使いを彷彿とさせるスマートなグリーンカラーに、カントリーらしさを感じるガンクラブチェック。どちらも品の良い、色合いと生地です。

スポーティーさは程々に、スタイリングの軸となってくれるはずです。

世界最古のニットブランドとして有名なDrumohr (ドルモア)の、デッドストック状態のセーターも数着ご用意しております。

1773年にスコットランドで創業して現在に至るまで、最高品質のニットウェアを製造し続けております。
今はイタリア製に変わっていますが、今回入荷したものはニットの聖地でもある、スコットランドで製造されていた時代のもの。

お好みの色で、サイズが合う方は是非お試し下さい。

レディースサイズがメインにはなってしまいますが、フランス製のBernard Zinsもございます。

サマーウールのような軽やかな生地と、ウールチェックにホームスパンの冬用生地の個体。
どちらも品の良さに加え、そのシルエットの美しさは、さすがの一言に尽きます。

サイズが合う男性や、クラシックスタイルがお好きな女性の方に非常にオススメです。

こちらもレディースサイズになってしまいますが、発色の良いチロリアンジャケットも数点。
アルプスのチロル地方に住む民族の、民族衣装から派生して生まれたチロリアンジャケットは現在では生産が不可能になっており、ヴィンテージとしての価値が付き始めているアイテムの一つです。

後ほどレディーススタイリングにも登場いたしますが、派手だという意見もありますが、実際にコーディネートしてみると非常に可愛らしいです。

気負わず、シンプルに合わせてみて下さい。

ごく少量ですが、ヴィンテージの鞄も入荷しました。
いい塩梅にエイジングの進んだ、イギリスらしいフィッシングバッグに、女性らしさを感じるファーバッグ。

フィッシングバッグはARCHでも取り扱っているので、洋服との相性は言わずもがなですが、ファーバッグは是非当店の洋服を気に入って下さっている方に、品の良い格好はもちろんのこと、あえて野暮ったい洋服と合わせて頂きたいです。

今回コートについで数を揃えて入荷してきた、レザージャケットたちを紹介いたします。

イタリアやドイツ製のドライビングジャケットです。
やはりレザージャケットといえば、ロンジャン(Lewis Leatherなど)やアメジャン(Schottなど)が有名ですが、ハードな生地や見た目が故に、どうしても似合う人が限られてしまいます。

僕自身も、トライしようと思ったことは幾度もありますが、年齢なのか僕の雰囲気のせいか、全く似合わずに断念してきました。
ですが、この良い意味で必要以上の男臭さを削ぎ落としたシンプルなデザインかつ、表革ではなくスエードであったりヌバック素材のレザーは、どこか品の良さを感じさせます。

僕と同じような悩みを持つ方にこそオススメしたいレザージャケットです。