Pure Fabrications×ARCH / Special exclusive items…
【EVENT INFORMATION】
“Pure Fabrications”
SPECIAL THANKS GIVING DAY!!
at ARCH南青山
DATE : 12/12(fri)~12/14(sun)
<東京都港区南青山6-2-6 ハイム青山1F,2F>
デンマーク・コペンハーゲンを拠点に活動するハンドクラフト集団〈Pure Fabrications（ピュアファブリケーション）〉。
デザイナーのMarck氏をお招きし、初めてとなる単独イベントを開催いたします！
イベント期間中は今回のために特別に用意してもらった、日本の常夏へ向けた春夏シーズン用の別注ジャケット、Marck氏イチオシの手織り生地を使ったバッグのオーダー。
また、Pure Fabrications 26AW商品を自由にオーダーして頂けます。
そして”THANKS GIVING DAY”ということで、日頃からARCH南青山をご愛顧頂いている皆様への感謝を込めまして12/12(fri) 17:00~20:00の間、ワインと軽食の提供を行います。(ワインと軽食はどなたでもお楽しみ頂けます。）
ワインの選別は僕たちが、軽食はMarck氏の友人が所属しているデンマークの高級缶詰メーカー”FANGGST”ご協賛の元、“mampfen grocery store”の青山シェフに”FANGGST”の缶詰を用いた小皿料理を振舞って頂きます。
美味しいワインと料理を肴に皆で楽しく語らいながら、Pure Fabricationsの素晴らしい作品をご覧になって頂ければ幸いです！
【注意事項】
・イベントはどなたでも入場可能です。
・オーダーアイテム1点につき、現金もしくは各種クレジットカード 、
PayPayやID、Quick Payなどの電子マネー決済にて内金を頂戴しております。
・内金は商品代金の50%を頂戴いたします。
残金は商品のお渡し時にお支払いいただきます。
・また、通販でのオーダーも可能です。
ご希望の方は、ARCH南青山の電話およびメール。
当店のインスタグラムのダイレクトメッセージからもオーダーを承ります。
・商品のお渡しは2026年春頃を予定いたしております。（生産背景の都合上、予定納期から前後する可能性もございます)
※モデルによって納期が異なります。
・デザイナーのMarck氏には12/12(fri)17:00~20:00、12/13(sat)13:00~20:00の日程でご在店頂きます。
前回のブログではPure Fabricationsというブランドのことを、より深く理解するためにデザイナーのMarck氏に質問を投げかけました。
とても興味深い話を聞くことができましたので、まだご覧になっていない方は上記のリンクから読めますので、是非ご一読頂ければ嬉しいです。
今回のイベントのため、Marck氏に特別にご用意頂いたARCH南青山限定のアイテム。
タイトスケジュールな中で無理をお願いして製作に着手してもらったので、イベントまでに完成するか内心ひやひやしていましたが、それらのサンプルが無事に届きました！
本日のブログでは別注アイテムの紹介をいたします。
Model : VALENTIN BAG
Color : Black , Grey , Blue , Indigo
Size : S , M , L
Price : (S)￥150,000- (M)￥155,000- (L)￥160,000- +tax
オンラインショップはこちら
※オーダー限定商品となります。
Marck氏にとって非常に思い入れの深い、手織り生地を使用したハンドバッグ。
今や失われつつあるクラシックな製法で糸が紡がれ、人の真心が込められた手仕事ならではの温かみを、ダイレクトに感じることができる素晴らしい生地を、たくさんの方々に知ってほしいという願いがこめられています。
この生地はもちろん洋服に使用しても素晴らしいのですが、やはり日常的に手に取って使ってみてこそ物の良さというものは、身に染みて理解していくと思います。
ハンドバッグであれば性別を問わず、日々の装いに溶け込み愛用して頂けると考えました。
手織り生地を使用したバッグの形は何が良いかと考えていたときに、いつもならああでもないこうでもないと色々悩むのですが、すぐに閃きました。
僕が所有しているチマヨ織のバッグ。チマヨ織もまた、アメリカ・ニューメキシコ州はチマヨ村に伝わる、手織りのウール生地。
手織りならではの素朴さと、天然染めの糸らしい枯れた色合い、ネイティブな雰囲気が個人的に好きで、これをベースにMarck氏が持つ手織り生地で表現したら面白そうだなと、直感的に感じたので提案。
Marck氏も気に入ってくれたみたいで、快く制作依頼を受けてくれました。
色はブラック・グレー・ブルー・インディゴの計4色。
サンプルのように、前後の色を別々にすることも可能です。
どの色も非常に美しく、天然染めならではの色ムラを楽しむことができます。
「裂き織り」と呼ばれる日本に古くから伝わる技法を用いており、「裂き織り」とは古い布を一度細かく裂いて帯状に整形しそれを手織りで再び織り直すという、非常に難しい技術です。
200年以上前から日本人はこのような技法を用いて、古布を大切にして再利用するという考え方を持っていました。
表面的なデザインだけでなく、頭からつま先までブランドのコンセプトを感じることができる唯一無二のハンドバッグです。
是非実物をご覧になってみてください。
Model : ARCH VINTAGE LINEN JACKET / ARCH COTTON JACKET
Color : Check , Solid Black
Size : S , M , L
Price : (Check) ￥160,000- (Solid black) ￥140,000- +tax
オンラインショップはこちら
※オーダー限定商品となります。
Marck氏に頼んだアイテムがもう一つ。
それは日本の長い夏に向けた羽織りを注文しました。
春先はジャケットとして、夏になればインナーを変えてそのままシャツとして楽しめる2wayのシャツジャケット。
形はワークカバーオール調のARCHらしいスタイルで。
Marck氏がストックしているヴィンテージのリネン(ベッドシーツやテーブルクロスなどに用いられる布の総称)を、贅沢にパッチワークで使用しています。
もちろんデザイン的な意味合いもありますが、資源を大切にしているPure Fabricationsらしく貴重な生地を余すことなく使用するには、パッチワークが効率的なのです。
サンプルとして仕上げてもらったこの配色は、写真で見るよりもずっと落ち着いた雰囲気で数種類のチェックを組み合わせているのに、チグハグな印象は全く感じません。
Marck氏の経験に裏打ちされた生地の選定眼には度肝を抜かれました。
サンプル以外の配色でもオーダーが可能です。
約10種類のヴィンテージ生地から自由にパッチワークを組み替えることができます。
生地の残量が許せば、パッチワークにせずに一つの生地だけで仕立てるのも良さそうです。
Pure Fabricationsの世界にどっぷりと浸かりたい方はこのチェック生地。
ARCHのベーシックウェアとの相性も考え、よりシンプルなブラック単色のライトウェイトコットン生地でもご用意いただきました。
形としてはアメリカンワークカバーオールのような、ヒップを隠すか隠さないかの安心感のある着丈に、フレンチワークジャケットを彷彿とさせる3パッチポケットの小ぶりなラペルジャケット。
そしてハンドクラフトで素晴らしい生地を最大限に活かした上で、美しいシルエットを描く巧みなパターンワークも特徴のひとつです。
Pure Fabricationsらしく重ね着がしやすいように、身幅やアームホールのゆとりをしっかりと残しており、春夏をイメージしたときに上からベストを重ねたり、シャツonシャツのような着こなしも楽しめます。
夏場は潔くTシャツやタンクトップの上からさっと羽織るだけで、十分に様になりそうです。
【STYLE SAMPLE】
Cap : Vintage
Jacket : Pure Fabrications
Cardigan : Fanni Lemmermayer
Pants : Vintage
Necklace : North Works
Jacket : Pure Fabrications
Knit : The inoue brothers
Pants : KLASICA
Shoes : ALDEN
細身のストレートジーンズから、ドカッと太いミリタリーチノまで幅広いボトムスを受けてくれる絶妙なシルエット。
春夏にオススメと書きましたが、ハイゲージセーターやレマメイヤーのようなニットウェアと組み合わせて頂くと、秋口も十分に活躍してくれます。
あまり難しく考えずシンプルに楽しんでみて下さい。
いかがでしたでしょうか？
是非この別注アイテムたちを通じて、Pure Fabricationsの素晴らしい手仕事を体感して頂ければと思います。
ARCH南青山
小見野
