僕だけの1足 / GUIDI&ROSELLINI

皆さまこんにちは、ARCH南青山の小見野です。
久々のブログになってしまいました…
先日イタリアより、今シーズン分のGUIDI&ROSELLINIのワークブーツが到着しました。
今年の春夏に復活を果たした際には凄い早さで旅たってしまい、あまりSNS等で露出する機会はありませんでしたね…
さて今回のブログでは新作の商品紹介と、僕自身がこのブランドのブーツを約6年愛用しているのでバケッタレザーの魅力について書きたいと思います。

Style : RUGERRO_OLD
Fabric : Vachetta reverse leather dyed
Color : Varrel desert
Size : 42 , 43 , 44 , 45
Price : ¥209,000- inc tax

過去にARCHで取り扱っていた際に、ナチュラルバケッタレザーでセレクトしたことのある”RUGGERO”。
4アイレットのアンクル丈のブーツです。
GUIDI&ROSELLINIで馴染みのある無染色のバケッタレザーに染めを施しています。
色味は”Barrel Desert”と名付けられた、深みのあるブラウンが特徴的な1足。
ファッションラインのGUIDIレザーも然りですが、世界一の革屋は伊達じゃなく、色出しのクオリティも他のブランドとは一線を画しています。


展示会で見たときにアメリカ海軍のN-1ブーツを彷彿とさせるビジュアルが、僕たちの好みにど真ん中ストライク。
それでいて無骨さはしっかりと感じられるものの、本物のそれよりもエレガントさを持ち合わせているのがGUIDI&ROSELLINIが作るワークブーツです。
シャフト部分のシューレースホールが少なく、横幅抑えめですらっと長く設定されたノーズ。
ワークブーツなのに、パンツと合わせた際のシルエットや佇まいに品の良さを感じます。

アウトソールはVIBRAM社製。
あまり国内では見かけないモデルですが、イタリア生まれのGUIDI社が同郷のパーツを使用している事実にビブラムソールへの信用の厚さが伺えます。
もちろんソール交換も可能。
当たり前といえば当たり前なのですが、こういったところも長く使える理由の一つです。

すでに十分格好良いですが、着用を繰り返して履きシワや革の色が濃くなってきたら、新品とは違った雰囲気を楽しめそうですね。
Barrel desertがどのような経年変化をしていくのか、僕たちも興味があるのでご購入頂いたお客様はぜひ経過を見せてくださったら嬉しいです(笑)

Style : MOROSINO 1907
Fabric : Vachetta reverse leather
Color : Natural
Size : 42 , 43 , 44 , 45
Price : ¥193,600- inc tax


満を持してセレクトした、GUIDI&ROSELLINIを象徴する素材であるナチュラル(無染色)のバケッタレザーを使用した”MOROSINO 1907″。
本来であればブランドの取り扱いを再開した際に仕入れたかったのですが、別注カラーがあったため見送ったモデル。
GUIDI&ROSELLINIの靴を初めて検討しているという方に最もオススメしたい1足です。




最大の魅力はGUIDI社にしか成し得ない、小細工無しの潔い素材使い。
イタリアはトスカーナ地方に伝わる伝統的な技法を用いて、広大なアルプスの地に暮らすステア牛の肉厚な革を時間をかけてゆっくりと鞣していく。
そうすることで、動物が生きてきた証である傷やシワなどを残したまま革本来の自然な風合いを保つことができます。
そうして出来上がった革を使い、熟練の職人の手作業によって形成されていく。
それに加えてGUIDI&ROSELLINIの靴は、あえて革の厚み調整を行っておらず、厚い革はかかとなどの硬さが必要な部位に、薄い部分はつま先やシュータンなどの柔らかさが使い分けられています。
これは選ばれた職人にしか許されない神の技だそうです。
先ほど紹介した”RUGGERO”と同様の木型を用いており、いわゆるダービーシューズとして汎用性高くご着用頂けます。
これからの秋冬のコーディネートはもちろんですが、夏場のショーツスタイルにもおすすめです。



正直、新品の状態は格好良いとは言いづらいビジュアルなのですがこの靴、ひいてはこのレザーは大器晩成型。
エイジングした先にこそ、真の格好良さを手に入れることができます。
上の1枚目の写真は、手前が未使用の新品状態と、奥が約6年ほどがっつりと履き込んだ、私物のGUIDI&ROSELLINIのバケッタレザーブーツの比較画像です。
ナチュラルカラーから履き始めて、雨の日や雪の日でも気にすることなく手入れを繰り返しながら履き続けてきました。
一般的な革よりも油分を大量に含んでいるため、歩くときに舞う土埃や雨や雪に含まれている汚れまでをも巻き取り、淡い肌色はだんだんと艶やかで光沢を帯びた深い飴色に変色していく。
本物のバケッタレザーは、汚れすらも「味」に変えてしまいます。
さらに、歩んできた時間と共に刻まれるシワと合わさることで、世界に自分だけの一足へと変化していくのです。
これはドレスシューズ的な革靴では味わえない、GUIDI&ROSELLINIのワークブーツならではの魅力だと思います。


靴の内側も綺麗な飴色に。
インソールまでもがバケッタレザーを使用しているので、こちらも表情豊かに変化していきます。
見た目だけの話ではなく、長く着用していると自重で革の形状が自分の足形に整形されていくので、時間と共に歩きやすさも良くなります。
度重なる手入れという話がありましたが、正直なところそこまで手の込んだことはしておらずハンドクリームで有名なニベアクリームを適当に塗り込んだだけです。
もっと丁寧にケアしようと思えばエイジングのムラも少なくできますが、僕の性分的にワークブーツなんだから過保護にしなくてOKという解釈でした。
それでも十分に格好良くなります!
僕がまだ札幌の店舗で勤務していたときに、冬の豪雪を凌ぐためちょうど今時期に購入しました。
この新品のレザーを雪でめちゃくちゃにしてやろうとワクワクしていたんですが、雪が降るか降らないかの11月、まさかの東京地区へ異動になったのも今や良い思い出です…(笑)

いかがでしたでしょうか?
少々長くなってしまいましたが、GUIDI&ROSELLINIの魅力が少しでも伝われば嬉しいです。
明日10/17(土)より発売開始となります。
是非店頭でお試しください。
ARCH南青山
小見野









