ARCH style new standard bottoms ”ARCH NP TROUSERS”
”ARCHのスタイルを構築する上で必要不可欠なアイテム”
トップスからボトムス、シューズや小物に至るまでワードローブの軸として
手元に置いて頂きたいアイテムという物が幾つかあるのですが。
その中でもよく話題に挙がるジャンルのアイテムが”ボトムス”
ARCHとして常に何かしらの提案をしてきたボトムスの4大アイテムが
「ジーンズ、ミリタリーパンツ、ワークパンツ、そしてグレートラウザーズ」
当店に限らず、男がワードローブに備えるべきボトムスとして手元に置かれている方や、常に良い物を探されている方が多いのでは無いでしょうか?
ARCHでは創業から20年という月日の中で各ボトムスにおいて定番的なポジションを確立しているブランドやアイテムが幾つか御座いまして、代表的な所で言うとBONCOURAの5ポケットジーンズやフランス軍のM47、フレンチヴィンテージのワークパンツが”それ”にあたります。
そんな中”グレートラウザーズ”というアイテムにフォーカスし
「ARCHで定番的に提案できるモノを作ろう。」
という企画がスタートしたのは2年ほど前のこと。
過去を遡ると、実に様々なグレートラウザースをARCHでは提案してきました。
製作するにあたって、求めたのは
”ARCHというコンセプトの中で提案するドレスとカジュアルの中間に位置するトラウザーズ”
ARCHが軸とするスタイルを改めて見つめ直し、様々な要素を掛け合わせ再構築。
試行錯誤を重ねた末、ようやく形にする事が出来ました。
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ARCH NP TROUSERS COVERT CLOTH
FABRIC / Canonico WOOL COVERT CLOTH
COLOR / GREY
SIZE / S , M , L
PRICE / ¥52,800-inc tax
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今回製作するにあたってベースにしたのは
ニューヨークのブランド”NEW REPUBLICが80年代〜90年代頃に製作していたトラウザーズ
クラシックな英国のトラウザーズにアメリカ的な要素を組み込んだヴィンテージトラウザーズが
イメージソースとなっております。
ハイバックでサイドアジャスター、NP(ノープリーツ)、外付けのブレイシーズ(サスペンダー)ボタン、ジップフロント、フックアンドバー、そして左側のバックポケット仕様。
クラシックな英国のトラウザーズにアメリカらしい合理主義的な要素を組み込んだディテールを踏襲しております。
私達がよく口にするアメリカから見たヨーロッパ(イギリス)を具現化した一本。
縫製についても、ドレスパンツ専業の工場で縫うのではなく、普段チノパン等のカジュアルとドレスの中間くらいのトラウザーズを得意とする工場にて縫製してもらっており、使用するミシンやステッチの糸番手等、ドレス専業工場との違いを生み出しています。
いわゆる英国でクラシックなドレスパンツを仕上げるか、アメリカでクラシックの要素を持ちつつアメリカならではの仕上げ方にするのか。その違いに拘った故の生産背景。
実際に、裏の縫製含めてドレスパンツの専業工場では作れないディテールが今回のトラウザーズにいくつか反映されており、見える部分から見えない部分迄、トラウザーズを作る上でオリジナルをリスペクトしながらARCHらしいアメリカとヨーロッパの要素を掛け合わせたトラウザーズに仕上がっております。
生地については、打ち込みの強いウール100%の イタリア Canonico社の WOOL COVERT CLOTH を採用。
生地セレクトの段階で最終的に一番クラシックな生地を採用しているのも拘りのポイント。
COVERT CLOTHは元来キツネ狩用のハンティングウェアに使われ、身を隠す際に茂みに耐えうる強度を求められ、作られた生地だと言われています。
この伝統的英国クラシックな生地をイタリアの老舗生地屋が織り上げたものを採用する。というのも、文化の再構築というARCHのフィルターがかかっています。
フィッティングに関しては出来るだけジャストサイズ、ジャストレングスで穿いて頂く様ご提案させて頂きたいトラウザーズ。
そして冒頭でも述べた様に、狙いとして”ARCHが提案するスタイルの中でドレスとカジュアルの中間に位置するトラウザーズ”を製作したという事を履いて頂ければご体感して貰えるかと思います。
私達が大好きなミリタリージャケットやワークジャケットに合わせて、、
様々なコーディネートの妄想が膨らむアイテム。
当店では今週末土曜日より発売開始となっております。
ARCHのご提案するニュースタンダードを是非、この機会にお試し下さい。
皆様のご来店お待ちしております。
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ARCH 南青山
今村