U.S VINTAGE MARKET Vol.3 / STAFF RECOMMEND ITEM 小島編
【イベント情報】
U.S VINTAGE MARKET Vol.3
開催場所 : ARCH南青山
開催期間 : 2024.7.13(土) ~ 2024.7.15(月)
前回、小見野が書いたUS VINTAGE MARKET vol.1ブログはご覧いただけましたでしょうか。
今回はバトンを繋ぎ、小島からのおすすめをご紹介したいと思います。
まず、 ARCHといえばのMILITARY (ミリタリー)、このパンツ。
U.S ARMYのBAKER PANTS(ベイカーパンツ)です！
年代も1950〜1970年代頃の物まで幅広く取り揃えました！、倉庫に積んであったベイカーパンツを根こそぎお持ちしました。
良くお客様とも、「古着屋に行ったらまずこの山を漁るところから」なんて会話をしていましたが、休みの日は決まって古着を探しに行く自分でも、その山を見つけることが困難な程、ヴィンテージの物を見ることが無くなりました。
昨今、さまざまなブランドのリプロダクトを見かけますが、まだこの価格で買えるなら、当時の雰囲気をふんだんに詰め込んだMADE IN USAを手に入れたいですよね。
耳にタコができるほど「軍パンの中のLevi’s 501」だなんて店頭でお勧めしていますが、自分も良く履くパンツです。
休みの日も勿論、出勤でキメたい時にも手を伸ばすパンツで、バックサテンの肌あたりがとろっとろになっているこのフェードしきっている生地は本当に心地よいです。
綿100%の概念が変わります(笑)
普段から良くお話しするお客様には周知の情報かもしれませんが、モールスキンが狂うほど好きな自分はバックサテンも大好きなのです。
なぜなら、組織が近い生地なので「アメリカ版モールスキン」とでも解釈してしまうのです。※生地としては全くの別物なのであくまで自分の中でのお話です。
ゴワッとして堅い生地ではなくて、しっとりとしてしなやかな生地。それでいて密度は詰まっていてタフネスにも長ける。そしてエレガントな光沢感と、高密度な織物が故の芸術的な色のフェード。
もうこれだけでも充分魅力的です。
そして肌に当たる部分もサラッサラで、この汗とベタ付きの気になる季節にも最高のパートナーになるのです。
トップスはシンプルに。
洗いざらしのドレスシャツを合わせていただき、足元はボリュームの抑えた革靴やサンダル、スニーカーでも。 ARCHスタイルの基本のきです。
まだ試したことのない方はこれがラストチャンスですので、是非シャツと合わせてお選びください！
WORK
そしてワークウェアが大好きな自分のおすすめしたいものは、ワークウェアの巨匠Levi’s(リーバイス)の名作、
コーデュロイパンツとSTA-PREST(スタプレスト)です。
兄の影響のおかげで中学生からこの手の物を手に入れ、部活から帰ってきて、私服に着替えて地元の古着屋の溜まり場に遊びに行っていたのは良い思い出です。
その当時は何も知らずとりあえず買って履いてましたが(笑)
当時の知識は、とりあえずアメリカ製。とりあえずEが大文字の物。それだけが正義でした。(笑)
コレクターな面も当時はあったので、ウェストが大きく、サイズが合わずとも購入、W29の自分の体に対してW35のスタプレをウェストギュンギュンに絞って履いていました。
大人になるにつれて「ジャストサイズ」の概念にがんじがらめになるのですが、今同じ物を選ぶと不思議とかなり大きめの物を選びます。
というのも、この年代のこの手のパンツはとても腰から腿にかけて窮屈なフィット。
自分のウェスト通りのサイズで履くと、サタデーナイトフィーバーよりもパツパツになってしまうのです。(笑)
基本は2インチ〜3インチ程アップ。写真のコードレーンのものも38インチのものを着用しています。
お尻や腿が張ってしまう方は是非試してみてください。
そして、そのフィットで選んでいただきたいので、サイズの幅も豊富に取り揃えております。
コーデュロイも秋冬だけじゃなくて、この時期も楽しんでいただける素材ですよ。
サマーコーデュロイだなんて言われているので、豊富にある今がチャンスです。
OTHER
そして今回初のおすすめどころは、「シューズ」です。
特別なルートで仕入れることができました。
今回のラインナップはそれぞれの分野での一級品。
これをどのように料理するか。
それが何よりも ARCHらしい。につながるのではないのかと思います。
特にこのジョブマスターは僕の人生の中でもとても思い入れのあるモデルです。
学生自体、服飾の学校に通っていた当時はどれだけ個性を出すか、どれだけ周りよりも一つの分野に突出するかばかり考えていて、周りの友人も同じ考えでした。
当時特に仲良くて、人柄も含めリスペクトしていた友人はなによりもブーツに詳しく、研究し、自身でもレザークラフトであらゆる物を作っているそんな友人がいたのですが、アルバイトで稼いだお金を注ぎ込んで買ってきたブーツがこのモデルでした。
ザ・無骨。自分の思うアメリカらしさが詰まった仕様です。
このまま履いても勿論いいですが、オールソールしてセパレートソールにして、もう少しエレガンスを足してもより良くなるのでは、、なんて妄想もしてしまいます。
すそ幅の太い、生地もガシッとしたウールギャバジンやツイードのトラウザースに合わせて、トップスはしっかり目の詰まったグレーのスウェットなんかもいいな、、
これだけ暑くても秋冬の想像を掻き立てられるそんな逸品です。
他にもたくさんの選りすぐりの物たちが並びます！
そして、最後のブログは中田にバトンを繋ぎます。
是非お楽しみに！！
