OUTIL 24 AW vol.3
ブログをご覧の皆様こんにちは。
ARCH南青山の小島です。
この前まで「暑い!!」なんてずっと騒いでいたことが嘘かのような涼しさになりましたね。
関東でも、やっと洋服が楽しめる季節の到来です。
今朝の店長会議で札幌では雪が既に積もっているぞ!とここまでの差があるのか、、と驚きました。
今年も早いものでもう11月です。
涼しくなってきたこのタイミングに合わせて、OUTIL(ウティ)より入荷してきている商品を2型ご紹介していきます。
前回のブログで紹介したOUTILの新しいチノパンツ。
縦糸にギリシャピマコットンの単糸、緯糸にインドスビンコットンの双糸を使用し作製された最上級のオリジナルチノ素材を使用しています。
前回入荷分からやや期間をあけて入荷してきた新色をご紹介いたします!
OUTIL / PANTALON MACAU
COLOR / BLUE
SIZE / 1 , 2 , 3 , 4
PRICE / ¥45,100- inc tax
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PANTALON MEYNES(パンタロンメーヌ)はアメリカ陸軍のM-45カーキベースの型ですが、PANTALON MACAU(パンタロンマカウ)はフランス陸軍のM-52後期型をベースにしています。
ヴィンテージでも稀に出てくるネイビーのM-52。
ヴィンテージ好きとして仕入れずにはいられませんでしたが、ただそれだけではなく、今回のテーマは
「アメリカントラディショナルをフレンチに」
アメリカの伝統をフレンチにという点で???となるかもしれませんがどうかお付き合いください。
私たちが良く口にする「ブリティシュアメリカン」であったり「エスプリ」であったり、「フランスから見たアメリカ」などよく使う言い回しがあるのですが、今回のOUTILを仕入れるにあたって意識したことは「フランス人解釈のアメリカントラディショナル」でした。
ARCH南青山の特性上、アメリカンなアイテムはやや少ない傾向ですが、今回のPANTALON MACAUはOUTIL解釈のB社のチノと受け取りました。
古着的観点からでは珍しいモノ
ファッション的観点でインタックで2タック入ったチノトラウザースは自分のよく知るR社やB社の定番ボトムス。
アメリカントラディショナルを代表する2社で定番であり続ける欠かせない存在。
少しでも見聞を広げようと購入したTAKE IVYにもチノトラウザースが頻繁に登場し、「これがアイビースタイルなのだな、、」とあまりの格好良さに感動した記憶がつい最近のようです。
TAKE IVYの中のスタイルはノープリーツか1タックのもので、このM-52と全く同じではないですが、自分たちのフィルターを通しておすすめするミリタリー由来のチノパンツはArchらしいものでもあると思います。
ヴィンテージの良さもある雰囲気の良いチノは昨今、本当に少なくなったように感じます。
様々な視点から捉えてもこのPANTALON MACAUはワードローブにぜひ加えていただきたい一本で、私の様にシンプルが好きな方のスタイルにピリッとしたスパイスを与えてくれる逸品です。
そして今季のOUTILの主役が入荷してきました!
OUTIL / VESTE ETAIN
COLOR / INDIGO
SIZE / 1 , 2 , 3
PRICE / ¥92,400- inc tax
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VESTE ETAIN(ヴェスト エテン)はフランスの1930sサックジャケットと1940sワークジャケットがベースになっており、
ベースになったジャケットはオーダーで作られ他であろう、不思議なディテールが詰まっており、その要素を残したままデザインされています。
そして使われている生地は1970年代のイギリスコートの生地に使用されていたツイードを参考に経糸にインディゴ糸を含む綿糸、緯糸のウールを通常28本から44本まで増やし限界まで打ち込み重厚感と織り柄を表現したOUTIL渾身の素材。
そしてこのツイード生地の驚くところはブルー部分にインディゴ糸を打ち込んでいるため、着ていくごとに生地の風合いの変化だけでなく色の変化も楽しめる唯一無二の生地です。
話は変わりますが、自分についてのお話を少々。
あくまで自分の考えなのですが、クラシックなスポーツコートや
ガシッとした昔ながらのツイードジャケットもとても好みですが、自分が服を選ぶ一つのハードルとして「デイリーに着ることができるか、生活に根付いた服であるか」ということがあります。
このハードルを越えなければどれだけ惹かれた服であっても買うことは稀です。
それは本当の服好きか??と自分に問うこともありますが、日々生活する上で自分が気持ちよく過ごせるものでワードローブを揃えています。
服を使うことが大好きな服好きだと自分で自分を解釈しているのですが、本来ワークウェアとして生まれてきた背景のあるVESTE ETAINがしっくりくるのもそういうことだと考えています。
裏地はなく、フレンチワークジャケットのパスカルジャケットやフレンチファーマーのワークジャケットのウール素材の物の方がイメージは近いかと思います。
自分がこのジャケットを着るなら、リラックスしたフィットを活かしてインナーにはシャツではなくスェットでボトムスには程よいカジュアルさのあるFRENCH FARMERS TROUSERSで。
カジュアルでありながら、程よい上品さを取り入れていただくスタイリングがマッチします。
インナーにはハイゲージのタートルネックセーターを合わせて、、
先に紹介したPANTALON MACAUと組み合わせて、2タックのチノトラウザースを格好よく履きこなすウディ・アレンに影響された1人のフランス人がいたらこんなスタイルを組んだのではないか、、
という空想上のスタイルもおすすめです。
他にもARCHの得意なミリタリーパンツや5 POCKET PANTSとも最高の相性です。
ラペルドジャケットに抵抗があるかたへ是非おすすめしたい新しいジャケットです。
肌寒くなってきた今からが非常におすすめです!
皆様のご来店、心よりお待ちしております!!
ARCH南青山
小島
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