CHARLIE BORROW “LAST ARRIVAL”
ブログをご覧の皆様、こんばんは。
9月も半分を過ぎた頃ですが、例年以上に残暑が酷く、暑さと秋服を羽織りたい自分が葛藤する毎日です(笑)
最近は洋服の新作紹介が続いておりましたので、本日は小物の紹介となります。
「最高品質で強靭なバックをマーケットに送り出す」という目標を掲げて、2013年ロンドンにてスタートしたCHARLIE BORROW。
ARCHでも数年にわたり取り扱いを続けておりましたが、昨今の社会情勢や様々な事情により、ブランドの一時休止を已む無くされ、とうとう最後の入荷分が先日イギリスから到着いたしました。
GAME BAG
COLOR / OLIVE
SIZE / ONE
PRICE / ¥75,900- inc tax
自然界に存在する天然素材の中で最も強靭な亜麻(フラックス)を、防水加工することでワックスクロスを彷彿とさせるような手触りに。
スコットランドで100年以上の歴史がある、軍御用達の老舗ファクトリーで製作された、流石の生地です。
留め具やバックル、内側のDカンに私用されている真鍮素材も、グリーンサンドキャスティングと呼ばれる伝統的な手法を用いて、熟練の職人により丁寧に磨かれています。
手作業ならではの丸みを帯びたシルエットは、ハンドクラフトの温かみと品の良さを感じさせます。
CHARLIE BORROWといえばレザーです。
英国で唯一のオークバーグ鞣し(なめし)を継承しており、150年以上も伝統あるタンナーにより作られたもの。
オークバーク(樫の木の樹皮)とミネラル水のみを混ぜた鞣し材で約一年以上を費やし、レザーの天然の繊維を壊すことなく鞣しています。
職人技の塊とも呼べる、オークバークレザーのみで構成されたベルトは、佇まい・雰囲気ともに唯一無二です。
無骨な見た目ながらも、先述した真鍮パーツと合わさることで上品な印象を与えてくれます。
様々な小物ブランドがありますが、ここまで徹底してクラフトマンシップを感じさせ、使用者を高揚させてくれるブランドは本当に数少ないと思います。
非常に残念ではありますが、今回の入荷でひとまずCHARLIE BORROWの展開は最後となりますので、今まで気にされていた方は是非このタイミングでお買い求め下さいませ。
そして次回紹介する商品は・・・
我々が待望していた”ARCH SAPPORO MADE IN ENGLAND”のニューモデル。
2023年秋冬シーズンの目玉となる1着を紹介いたします。
是非乞うご期待下さい。
ARCH南青山
小見野