BRITISH VINTAGE SHOES JUST ARRIVAL Vol.01

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ブログをご覧の皆様こんばんは。

本日はイギリスから届きました古靴のご紹介です。

革靴の歴史において重要な役割を果たしたイギリス。
特に革靴の製造技術やデザインの発展において大きな進歩を遂げた国として知られているそうです。

そんな世界的に有名な靴の産地とも言えるイギリスから買い付けた

VINTAGE SHOES

本日はその中から
“Church’s”
“Alan McAfee”
“Poulsen Skone”

上記3ブランドのVINTAGE SHOESをご紹介いたします。

先ずはChurch’s社の2足

自らFamous English Shoesを名乗っている”Church’s”
イギリスの高級既成靴で最も有名なメーカーといって差し支えないでしょう。

1940年代に誕生したラスト73は伝説的な木型であり、現在も多くの靴好きに愛されています。
また、旧世代のChurch’sは牛革のほかに、アザラシ、象、ラクダ、爬虫類など珍しい皮革(エキゾチックレザー)を用いた靴を多数ラインナップしていました。

そういった珍品が存在することも同社のビンテージの魅力です。

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Church’s

Consul

Last : 73

SIZE : 9D

メンズシューズにおいて最もフォーマルな形状と云われる内羽ストレートチップ
男性であれば1足は所有しておきたい形です。


モデル名のConsulとは領事を意味します。
そのモデル名に相応しい誠実な佇まい。

スーツスタイルとの相性は言わずもがな。
ネイビースーツの足元に如何でしょうか?

ファッションとしてのカジュアル履きもお勧めですが
先ずはトラウザーズの足元に是非。

本商品は見かけることが少ないDウィズ(足幅)であることもポイントです。
サイズの合うお客様は是非この機会に。

Church’s

Elgin


Last:81

SIZE : 8E

なかなかお目にかかれない珍品も入荷しております。

Highland Steerという厚みがあり頑丈な革をアッパーに用いたこちらの1足。

モデル名はElgin

Highland Steerとは、スコットランドで飼育される去勢された成牛のことです。

ベージュの型押しレザーの表情とシボが堪りません。

ラスト81は、Church’s定番モデルのRyderを始めとするカジュアルシューズに良く使われる木型です。
頑健なダブルソールでありながら、返りが良く素晴らしい履き心地を是非ご体感ください。

箱付きというのもヴィンテージ好きには嬉しいポイント。

色落ちしたブルーデニムやブラックデニム等の5ポケットは勿論。
当店がご提案する機会の多い軍パンとの相性も非常に良い1足です。

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お次は”Alan McAfee” の1足

ビスポーク専業メーカーとして創業した”Alan McAfee”は
第二次大戦後から既成靴の販売を開始したそうです。

他の名門靴ブランドも同様に、これはビスポーク客が減った事が原因かと思われます。
既成靴の製造は、主にChurch’s社が請け負っておりました。

80年代に同社に買収され、その後、Alan McAfeeブランドは消滅してしまいます。

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Alan McAfee
Chaucer

Last:954

Size : 10B

Church’s製の本モデル。
外羽の先端が美しい曲線を描いた、とてもエレガントな佇まいには思わず溜め息が溢れます。


ラスト954は、有名なラスト73に比べてトウが広いのが特徴です。
本商品はChurch’sのいわゆる二都市世代に当たり、革質も含めて作りの良さが光る1足。

全く同じモデルがChurch’sブランドでも販売されており一見同じように見えますが、、、
ヒールのサイズがChurch’sに比べて小さく作られております。

※小足が上品という考え方は、あくまでもハウススタイルであり、同じイギリスでもブランドによって異なります。

これは高級靴によく見られる、小足に見せるための工夫であり
Alan McAfeeのハウススタイルや当時のブランドの立ち位置が伺える作りです。

こちらはトラウザーズは勿論、5ポケットやチノパン等の足元に合わせたブリティッシュアメリカンスタイルで楽しんで頂きたい1足です。

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お次は”Poulsen Skone”の1足

ビスポーク専業メーカーとして創業し、1930年代から既成靴の販売を開始した”Poulsen Skone”
既成靴の製造は主にEdward GreenとCrockett & Jonesが請け負っていたそうです。

1970年代に入りNew & Lingwood社に買収されブランドは存続します。
買収後は、伝説の靴職人ジョージ・クレバリー氏の監修を受け、数多の名靴を世に送り出したブランドとして知られております。

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Poulsen Skone

Last:240

Size : 7H E
モデル名は不明ですが
ロンドンのDuke Streetに店を構えていた1960年前後に作られたドレスシューズ。
製造はCrockett & Jonesで、ラストは同社定番の240です。

アッパーの革は60年を経過したとは思えない滑らかさで、皺の入り方も非常に上品です。
高級靴らしく各部のステッチは細かく、ヒールには僅かに傾斜を設けて小振りに見えるよう作られており細部から作りの良さが伺えます。

既成靴としては最高レベルのクオリティではないでしょうか、、

サイズの合う方は是非この機会に。

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当店では現行の革靴ブランドも幾つか扱っており、その中でヴィンテージの革靴を仕入れ取り扱う意味は当時ならではの品質や作りの良さだと私は思います。

現行の革靴ブランドが決して悪いわけではなく、当時の物作りの良さや使っている素材の良さは時代背景が反映された、当時ならではの物です。

洋服同様、それをご体感頂けるのがヴィンテージアイテムの持つ魅力の1つだと思います。

タイムリーなアイテムでいうと明日から発売予定の

ARCHオリジナルで製作したNP TROUSERS RUSTIC TWILLの足元なんかに如何でしょうか?

タイトルにVol.01とあります通り本日ご紹介分以外も店頭に入荷しており、追って第2便も到着予定で御座います。

先ずは店頭にてご覧下さいませ。

週末皆様のご来店お待ちしております。

ARCH南青山
今村

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ARCH南青山 instaglam
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