NAKAMURA’s BEST BUY ITEMS 2024AW
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
ARCH南青山の中村です。
ARCHに入社してから、早いもので半年が経ちました。
店頭の商品の中でも、着られるサイズ感のものが少ない私ですが、ARCHで取り扱う商品の背景や、生地やディテールに込められた拘りが大好きで、マイサイズに出会った時には必ずと言っていいほど購入し、愛用しています。
そんな私が日々愛用する物たちの中から、選りすぐりのベストバイアイテムをご紹介したいと思います。
Pamplona / Gaucho Beret(Arch Exclusive)
COLOR / BLACK , BEIGE , BURGUNDY
SIZE / ONE
PRICE / ¥16,500- inc tax
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17〜19世紀にかけて、アルゼンチン・南米で生活していた”GAUCHO(GAUCHO)”と呼ばれる先住民族。彼らが愛用したガウチョベレーをベースとしたこちらのベレー帽は、暴れる馬の上でも脱げないよう、被り口は小さめで、頭の形にフィットするように作られた当時のディテールを踏襲。
しかし素材はヴィンテージによく見るウールではなく、コットンニット素材。
シンプルなデザインに、ガウチョベレーに比べてやや狭目のブリム幅は、バスクベレースタイルが好きな私の心に突き刺さり、一目見て購入を決意したアイテムです(笑)。
ベレー帽は昔から大好きでよく被るのですが、ウール素材のものだとおでこが痒くなってしまうため、被るときは肌荒れ覚悟。それでも夕方頃になるとチクチクが気になり、やっぱり根負けして脱いでしまう…。大好きなのに肌に合わないウール素材のベレー帽は、そんな我慢との闘いがつきものでした。
(各画像の左が未使用品。右が中村の私物。)
PAMPLONAのコットンベレーは、肌への刺激もなく、長時間着用しても蒸れないため、通年の着用が可能。まずはコーディネートに合わせやすいBLACKを購入。はじめは被り口がキツいように感じますが、被ってからは気にならず、むしろ頭の形にフィットする感じが心地よいのです…。
着用と洗濯を重ね、全体がふっくらと馴染んでくると、もう可愛い我が子のような愛着すら湧いてきます。
あまり難しく考えず、モールスキンジャケットにミリタリーパンツ、ニットにデニムパンツ、スカートやワンピースなどに合わせて、週の半分くらいはお世話になっています。
ARCHで購入したアイテムの中で一番と言っていいほど着用しており、先日BEIGEも入手。
最後のBURGUNDYに手が伸びる日も、きっと近いことでしょう…(笑)。
MSG&SONS / M1965 PARKA
COLOR / BLACK
SIZE / S , M , L
PRICE / ¥74,800- inc tax
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MSG&SONS / M1965 LINER
COLOR / BLACK
SIZE / S , M , L
PRICE / ¥35,200‐ inc tax
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お次はこちらのアウターです。
PARKAとLINERが別々に購入できるのですが、絶対にセットで買ったほうがいいと諸先輩方に教わった通り、今季分が入荷してすぐ、セットで購入しました。
ミリタリー好きの私はOLIVEカラーと悩んだのですが、これも毎日着るものと考え、普段の自分のスタイリングとの合わせやすさでBLACKのSサイズを購入。
店頭でもお客様に驚かれるのですが、これをスカートと合わせるのが特に気に入っています。
このM1965 PARKA、LINERの真骨頂を体感することになったのは、群馬県の草津温泉に旅行に出かけたときのこと。その日初雪を観測した群馬県草津市は、-1℃の寒さ。
”US ARMYの名作”とも言われた屈強な生地を再現したコットンナイロン素材は、長時間外にいても、決して北風も雪も遠しません。加えて中綿入りのライナーがとんでもなく温かく、東京ならこれ一枚でも外を歩けてしまうかも…。と思うほどに、シェルとライナー共に抜群の温かさ。
おまけに小さく畳んで片手で掴めるほど、薄くて軽くて使いやすい。
これがMSG&SONSのモノづくりか、、、。
当時のモノづくりに込めた敬意と、職人達のプライドのようなものを体感することとなった商品です。
それにしても、この歳になっても雪が降ると外に出たくなってしまうのは、関東出身の性でしょうか。それとも元教員の職業病でしょうか。寒空の下、内心ワクワクしながら温泉街を散策しました(笑)。
OUTIL / PANTALON BLESLE
COLOR / OLIVE
SIZE / 11 , 21 , 12 , 13 , 22 , 23 , 25
PRICE / ¥44,000- inc tax
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最後はミリタリーパンツ好きの私が、満を持して購入したこちらのパンツ。
数あるミリタリーパンツの中でも名作と唄われ、現代でも評価され続けるM-47パンツの後期型をベースに、宇多氏の手によって再構築された一作。
PAMTALON BLESLEのブログにも書かせていただきましたが、ヴィンテージで探すこと早数年…。
マイサイズの個体に出会うことができず、諦めかけていた私が出会った、00サイズのPANTALON BLESLE。テーパードのかかったシルエット、高密度に織り上げられたヘンプ混のコットン生地。ハリのある質感。手に取ってみると分かる、どこまでも拘り抜かれたディテール。OUTILのM-47パンツが店頭に入荷後、次から次へと旅立っていくのも納得でした。
冒頭で紹介したPAMPLONAと共に、今や私がヘビーユーズしている大切な相棒です。
着用と洗濯を重ね、生地には少しパッカリングが…。実感し始めたときは嬉しくて、何度も自分のパンツを眺めてしまいました。洋服好きの皆様になら、この気持ちわかっていただけるはず…(笑)。
冬はハイゲージニットの上からジャケットを羽織ったり、ニットカーディガンと合わせたり。
春夏はアンティークブラウスやブラックワークドレスと合わせたり、シンプルにTシャツにビーズのネックレスもいいなあ…。なんて、この先のコーディネートも楽しみなアイテムです。
サイズが欠けている物で、ご希望の物がありましたら、ご連絡下さい。
以上が私中村が選ぶ、ベストバイアイテム達でした。
まだまだご紹介したい、愛すべきワードローブがたくさんあったのですが、続きは店頭でお話しさせてください。
当店の他のスタッフは一体どのようなアイテムを選ぶのでしょうか。
この後も是非、楽しみにしていてください。
ARCH南青山
中村