EURO VINTAGE MARKET vol.2 / MILITARY編 Part1
“EURO VINTAGE MARKET vol.2”
12/19(Fri)~12/21(sun)
in ARCH南青山
いつもブログをご覧頂きまして、ありがとうございます！
前回に続き、今週末から開催する”EURO VINTAGE MARKET Vol.2″のラインナップブログです。
第二弾からは”ユーロミリタリー”に焦点を当てて、皆様へ紹介いたします。
一つ前のブログは、下記リンクからご覧ください！
僕たちのスタイルに欠かすことのできないフランス軍のM-47パンツ。
軍パンらしくズドンと太い、けれど無駄のないディテールと美しいシルエットから、ワークウェアからドレスウェアのはずしまで、合わせるものを選びません。
デッドストックの個体だけでなく、古着の醍醐味である枯れた雰囲気を持つ個体も用意することができました。
まだお持ちになっていない方は、ぜひこの機会にご覧ください！
今イベントのスペシャルピースのひとつ。
フランス軍のM38モーターサイクルコートのライナー付き、デッドストック個体です。
数あるモーダーサイクルコートの中でも、フランス軍にしか存在しないデザイン。
フロントボタンを留めて襟を立てた時のシルエットは唯一無二で、抜群に格好良いです。
ライナーがついていない個体も十分珍しいですが、ライナー付きのデッドストックは着用できるシーズンも増え、活躍の幅が広がります。
コート繋がりのこちら。
1960年代ごろのフランス軍式ミリタリーパーカ。
僕たちが長らく提案し続けているアメリカ軍のM65パーカと比べて、グッとミニマルなデザインなので色の落ちたジーンズなどのワークパンツと合わせた際も野暮ったくなりすぎません。
大きなフラップポケットもアイコニックで魅力的です。
個人的にも好きで所有している、フランス軍のチノシャツ。
写真のこちらは1940年代のモデルで、前たての内側にガスフラップが付いている珍しい個体です。
ミリタリーウェアらしいディテールが満載で、良い意味での男らしさがありつつも細かな仕様が丁度良い抜け感を生んでいます。
トラウザーズにタックインして、品の良いアルパカのカーディガンを羽織ってジャケットを着たらARCHっぽいな〜とよく考えていました。
派手さはないですが、おすすめの一着です！
少し季節的に外れていますが、貴重な1900~1920年頃のフランス軍のワークジャケットであるブージュロンや、同時期のフランス海軍のセーラーウェアも素晴らしいコンディションで見つかりました。
フレンチヴィンテージならではの、上質なリネンで仕立てられたミリタリーウェア。
しなやかながらも肉厚なリネンは、日本の高温多湿な夏場でも快適かつタフな素材なのでケアしながら長くご着用頂けます。
ユーロヴィンテージ同士というよりかは、アメリカンウェアやデザイナーズブランドと上手くコーディネートすると、今日の街着として素敵だなと思います！
フランス軍のアイテムが続いておりましたので、イギリス軍の名作を。
ANATOMICA PARISのピエール氏が「最もエレガントなミリタリージャケット」と評価するバトルドレスジャケット。
ARCHでも過去に取り扱いがありましたが、そちらはグリーンデニム生地の個体でした。
今回見つかったのは、グリーン”リネン”生地の1着。
リネンの光沢感がジャケットの持つエレガントさを、さらに底上げしています。
サイズ的に普段XS~Sサイズをお召しになる男性や、女性にもオススメです！
フランス軍のトレンチコート。
ガンフラップやエポレット、ウエストベルトなどトレンチコートの男らしいディテールが格好良いです。
セットインスリーブのトレンチコートは、ラグランスリーブのすらっとしたショルダーラインとは違い良い意味での迫力があります。
ミリタリーウェアらしい質実剛健なアウター、エレガントなコートとは違った良さがあるので是非ご試着してみてください。
最後は個人的に最もオススメしたい1着です。
フランス軍のバトルドレスジャケット、しかもリザードカモの未使用個体。
恥ずかしいですが、イギリスだけでなくフランス軍にもバトルドレスジャケットがあったことに驚きました。
ジャケットと名前はついていますが、そこまで厚さはないシャツのような生地感かつコーディネートのアクセントになるカモフラージュ柄なので、ジャケットとしてはもちろん、シャツのような使い方もできて重ね着の妄想が捗ります。
やってみたくなったので、ツイードジャケットの中に着てみました。
他にも色々な着方を探すのが、洋服好きな方にとってはとても楽しいのではないでしょうか！
いかがでしたでしょうか？
やはりフランスの古い洋服は生地や縫製が素晴らしく名作揃い。
見ているだけでも楽しいので、今週末はARCH南青山に足を運んで頂けたら嬉しいです！
明日のブログでは主にフランス軍以外のミリタリーウェアにフォーカスした『ミリタリー編 Part2』をお届けいたします！
ぜひお楽しみにして頂けたら幸いです。
ARCH南青山
小見野
