”THE WORKERS CLUB”

28Oct. 2021

THE WORKERS CLUB

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洋服には様々な背景やルーツを持つアイテムが多く存在します。
その洋服が持つ魅力は見たままの好みや背景などを知り、好きになること、様々ではないでしょうか。

ロシア革命の後生まれた、ロシア構成主義という芸術様式。

芸術家たちは今までの芸術手法を否定し、工業的な実用物を使い、装飾性よりも機能性が重視された作品を生み出します。

その中心人物の一人でもある、アレキサンドル・ロトチェンコ。
彼もまた芸術が「生活とともに機能する 」ことを追求し続け、活躍しました。

そのロシア構成主義とアレキサンドル・ロトチェンコの理念に影響を受けたブランドが入荷致しました。

“THE WORKERS CLUB”

TWC(THE WORKERS CLUB)は、2015年にアダム・キャメロンとシャーロット・キャメロン夫妻によって設立されました。
ロンドンのシティから凡そ100km離れたBlewbury(ブリューベリー)にアトリエを構えています。
ロシアの労働者階級の為に作られた「労働者クラブ＝Workers’ Club（ロシア及びソビエト連邦における文化教育施設)」が名称の由来です。

THE WORKERS CLUBの洋服は、紳士服を定義する上での2つの柱である軍隊と作業服に必ず由来しています。
アダム氏の理念として掲げているのが、「全てのディテールには正当な理由があり、機能しなければならない。」
華美なデザインではなく、シンプルかつ機能美を追求した究極の洋服を生み出しています。
特にアウターウエアには拘りがあり、基本的にはアウターウエアをメインに製作しています。

生地選びは入念に行い、英国の生地メーカーは勿論、様々の国の生地に着目し、その中で最高の生地を選定。
老舗のジップメーカーの採用や英国ボタンメーカーでオリジナルでボタンを開発するなど、パーツひとつひとつにもそのアイデンティティが詰まっています。
英国生産を貫き、一部のコレクションは、ゴム引きで有名なM社の工場で生産しております。