S.E.H KELLY×CHARLIE BORROW ARCHIVE COLLECTION FAIR
約6年前、初めてロンドン出張に行かせて頂いた時の事は、今でも記憶に新しく残っています。
ヴィンテージの仕入れをメインでイギリスに訪れたのですが、それとは別に行ってみたい場所がありました。
当時、ARCHでセレクトしていた”S.E.H KELLY”のアトリエです。
次前に場所を下調べしていたのですが、ロンドンに到着した時に、アポイントを入れるというドタバタ…苦笑
そんな突然のアポイントも快く受け入れて頂き、憧れの場所を訪れる事が出来ました。
自国イギリスにて、全ての生産工程を完結させる物作りを行うS.E.H KELLY。
当時、ポールが話していたのは、大量生産ではない物作りをしているからこそ、自分達の納得出来る物が生まれる。
その反面、多くの人達に自分達の洋服が届かないのは残念だと話していました。
イギリスの伝統的なテーラリング技術を落とし込んだパターン、拘り抜かれた素材、洗礼されたミニマムなデザイン。
納得のできる物が生まれるまで拘り続ける背景があるからこそ、僕達も実際に着たいと思いますし、皆様に知って欲しいと思います。
そんな話を聞いた後に、ポールが隣のアトリエにも面白い物作りをしている人がいるよと紹介してくれました。
そこには、無数のレザーバッグが置かれており、ただならぬ雰囲気を感じたのを今でも覚えています。
奥に職人さんがおり、彼は”CHARLIE BORROW”というブランドをやっていて、一人でハンドメイドでこの鞄を作っているんだとポールから紹介されながら…ARCHで展開出来ないかな…なんて考えていました。
後にS.E.H KELLYの代理店であるMACH55様が、この時見た”CHARLIE BORROW”を展開する事になり、僕らARCHでも取り扱いが始まるのですが、
まさかあの時見たバッグを今展開しているとは…僕にとってこの2つのブランドは、思い入れが深いモノとなりました。
”S.E.H KELLY”と”CHARLIE BORROW”
イギリス生産に拘り物作りを続ける2つのブランドをメインに、ARCH市電通りでイベント を開催します。
“CHARLIE BORROW × S.E.H KELLY Archive Collection Fair”
2021 4/29(Thu)〜5/5(Wed)
IN ARCH市電通り
・CHARLIE BORROW Fair
「最高品質で強靭なバックをマーケットに送り出す」という目標を掲げて、2013年ロンドンにてスタートしたCHARLIE BORROW。
期間中は、普段当店では展開していないモデルも多数集結し、膨大なラインナップで皆様をお迎えします。
・S.E.H KELLY Archive Collection
“S.E.H KELLY”(エスイーエイチケリー)。
数年間S.E.H KELLYは、日本国内の取扱いがお休みとなっておりました。
以前からArchを知る方々は、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
S.E.H KELLYに関して、沢山のお声を頂いておりましたが、2021年秋冬に待望の復活となります。
今回はそれに伴い、”S.E. H KELLY Archive Collection”を同時開催します!
S.E. H KELLYユーザーの方には勿論ですが、ご存知でいなかった方にも知るきっかけとなって頂ければ幸いです。
是非、この機会にご覧になってください。
ARCH 宅見