“Modern Traditional”というテーマを掲げ、デザイナー草野氏の豊かな感性や、歴史を紐解くことで見えてくる要素などを元に、今の時代を生きる日本人に合うトラディショナルウェアを生み出しているKENNETH FIELD。

ブランド創立時から10年以上変わらずに提案し続けているシャンブレーシャツは、ARCHでも必要不可欠なピースであり、長らくARCHで取り揃えるシャンブレーシャツの顔となってきました。

これまでARCH南青山では、ブログで紹介する前に完売してしまっていたので、なかなか紹介する機会がありませんでした。
今回のブログでは、KENNETH FIELDが提案する2種類のシャンブレーシャツをそれぞれ紹介いたします。

KENNETH FIELD / 2012 WORK SHIRT AUTHENTIC Ⅱ
COLOR / BLUE CHAMBRAY
SIZE / S , M , L
PRICE / ¥28,600- inc tax
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こちらの“2012 WORK SHIRTS AUTHENTIC Ⅱ “は、大のシャンブレーシャツ好きである草野氏が、ブランドの1stコレクションから欠かさずに作り続けているモデル。
ファッションとして昇華された、現代のトラッドスタイルに組み合わせるワークシャンブレーシャツとして、他のブランドのものとは違った仕様になっています。

純粋な見た目としては一般的なワークシャツですが、ネクタイを締めれるよう高めに設定された台襟や、スポーツコートのインナーにした際の違和感を無くすための、細かいステッチングやシェルボタンを使用していたりと、”Modern Tradtional”というブランドの背景に沿ったディテールが特徴です。

程よくシェイプした身幅に、タックインしても収まりの良い着丈。
ワークシャツ本来の無骨さに、ドレスシャツのような品の良さを掛け合わせた、有りそうで無かった唯一無二のシャンブレーシャツなのです。
ARCHで提案しているパンツとの相性は言うまでもありません。

KENNTH FIELD / CIGAR SHIRTS
COLOR / BLUE CHAMBRAY
SIZE / S , M , L
PRICE / ¥33,000- inc tax
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約3年前に登場し、瞬く間にシャンブレーシャツの新定番になった”CIGAR SHIRTS”
先程紹介した”2012 WORK SHIRT AUTHENTIC Ⅱ”は日本製、こちらはアメリカ製で製作されています。

“シャンブレーシャツをトラッドウェアに昇華させたもの”というニュアンスの前者に対して
“CIGAR SHIRTS”は”本来のワークシャツでありながら、トラッドスタイルに合わせられるもの”だと感じています。
非常に微妙なニュアンスの違いですが、洋服好きにとっては全然違ったシャツに見えるはずです。

“2012 WORK SHIRT AUTHENTIC Ⅱ”同様に、ボタンはシェルボタンを使用。
しかしそれ以外のディテールは違います。
洗いざらしのままのボディや、ネックのチンストラップ、ワークシャツの代名詞でもあるトリプルステッチなど、あくまで普通のワークシャツであることが伺えます。

さらに面白いのは、デザイナー草野氏の遊び心によるディテールが加えられている点です。
葉巻を収納できるシガーポケットや、ネックのチンストラップなど、一般的なシャンブレーシャツには見られないディテールのおかげで、丁度良い抜け感を持っています。

“2012 WORK SHIRT AUTHENTIC Ⅱ”と比べて、やや身幅が広く着丈が短いので、ざっくりと羽織るスタイルや、タックアウトでの着用もオススメです。

【2012 WORK SHIRT AUTHENTIC Ⅱ STYLE】
Shirt : KENNETH FIELD “2012 WORK SHIRT AUTHENTIC Ⅱ”
Pants : BONCOURA
Shoes : VINTAGE

【CIGAR SHIRTS STYLE】
Shirt : KENNETH FIELD “CIGAR SHIRTS”
Pants : MSG&SONS
Shoes : MAGNAFIED

いかがでしたでしょうか。
まだお持ちでない方は、夏のシャツにシャンブレーシャツを選択肢に加えてみて下さい。
是非店頭で、着比べて頂けたら嬉しいです。

ARCH南青山 小見野