アンティークラグ展 at ARCH南青山 / INFORMATION

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いつもARCH南青山のブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。
先日のブログでアナウンスをした、アンティークラグ展の詳細とラインナップを紹介いたします。
“良い服”が増えたら、お次は”良い空間”にコーディネートしていきましょう!

“南青山アンティークラグ展 at ARCH南青山”
1/20(sat) ~ 1/28(sun)
※1/20(sat) , 1/21(sun)はBruckeの田中氏にも、ご在店頂いております。

「アンティークラグと暮らす」
広島県の尾道に店を構える、Brucke(ブリュッケ)
アンティークトライバルラグを専門的に取り扱っている、国内でも数少ないラグショップです。

中東の高地に暮らす遊牧民たちが、自分達の生活の中で大切に育んてきた伝統工芸品であるトライバルラグ。
約100年の時を経ても尚、受け継がれている上質なラグは、現代のソレとは一線を画す存在です。

代々継承されてきた、伝統のある技術を後世に受け継ぐとともに、大切に使い”育てて”下さる方へバトンタッチのお手伝いができるように。というポリシーのもと日々アンティークラグの魅力を伝えていらっしゃいます。

Bruckeさんで取り扱われているラグの数々は、丁寧に検品およびクリーニングが施されており、その中でも使用上問題ないと判断された場合は、経年によるほつれや手織りならではの特性は、そのままの状態であえて販売しております。

普段は洋服を取り扱っているショップのブログで、突然ラグの話をされても戸惑われると思います。

正直なところ僕自身も、ラグを購入したことはなかったので、どんなブログを書こうか悩んでいました。
ヴィンテージラグの良し悪しや、その魅力など、分からないことだらけです。

分からないなら聞いてしまおう!
ということでBruckeの田中氏に、ヴィンテージラグのあれこれを質問してきました。
きっとヴィンテージラグに興味を持って頂けるご返答を頂いたので、是非ご覧下さい。

Q.1 まず今回のイベントは、どのような経緯で開催することになったんですか?
以前から個人的に、ARCHのスタッフさんのインスタグラムをフォローしておりました。
偶然お隣の岡山県でARCHさんが、ポップアップを開催しているタイミングで、AXIS CLASSICさんから御社の原マネージャーをご紹介して頂きました。

色々お話しさせて頂く中で、私どもBruckにとって東京地区初のポップアップを南青山という立地でやりましょうということで、今回のイベントが決定しました!

Q.2 アンティークラグの魅力とはなんですか?(現行品との違い)
魅力はやはり、既製品や現行品にはない味わい深さでしょうか。
これは家具でも洋服でも同じく言えることだと思います。

約100年前の中東の広大な大地で、遊牧民の男性が高知で羊を遊牧し育て、毛を刈り、天然の草木染めを行い、生地を織る。
この手間と時間のかかる作業において、全てが商用というわけではなく、自分たちが使うため、そして家宝として伝統を守りながら築いていく。

電気も化学染料も、機械も図面もない時代に、どうやったらもっと良い物が作れるのか、試行錯誤しながら作っていた。
そんな時代に思いを馳せながら、アンティークラグを見ると、作りの良さや、アイテム1点1点から放たれる迫力をより実感できると思います。

現行品との違いは、ラグを初めて見る方でも一目瞭然なほど違いがあります。
決して現行品が悪いと言うわけではありませんが、化学染料や化学繊維などを使用することが多い現行のラグは雰囲気の奥行きに欠けます。

この辺はイベント期間中に、ぜひ実物を見て、触って、踏んで、その違いを肌で感じて欲しいです。

Q.3 なぜヴィンテージラグを取り扱おうと思ったんですか?
弊社のオーナーが、数十年前にペルシャ絨毯と出会ったことがきっかけです。

当時、新品の高価なペルシャ絨毯を購入し、その素晴らしさに感動していました。
どんどん興味が湧き、次第にさらなる魅力や、アンティークの絨毯があることなど独学で学ぶように。
ズブズブと、アンティークラグの沼にハマっていった結果、買い手から売り手に変わっていきました。

色々調べているうちに、ラグが高価な理由も分かるようになりました。
100年経過した希少なアンティーク品であるにも関わらず、生活に根ざしていたはずの絨毯が令和の今でも現存している。
過去何代かに渡るオーナー全員が、丁寧にケアしながら紡いできたモノなのです。

それを当店が、さらに丁寧にクリーニングやメンテナンスを行っております。
私どもで扱っているアンティークラグは、日本では最高クラスの品質を誇っていると自負しています。

Q.4 どのような基準を持って、買い付けを行なっているんですか?(ヴィンテージラグの良し悪し)
良し悪しの判断は非常に難しいです。
価格が高いから良い、安いから悪いというのは違います。
柄が細かいから良いというわけでもありません。

染料やウールの質、経年の状態、柄の特徴や部族による特色など、様々な判断材料を総合的に判断することで良し悪しを見極めています。

しかし”良いラグ”からは、言葉では説明できない魔力がプンプンしているものです。

Q.5 買い付けの際に大変なことや、苦労話があれば教えて下さい。
中東やヨーロッパにある、信頼のおける絨毯商から商品の買い付けを行なっています。
昔はしょっちゅう現地に赴き、数えきれないほどの枚数を見てきました。

特に苦労したのは、金銭面での交渉やお金に関わることです。
中東の人々は日本人以上に金銭についてシビアで、言うことも毎日変わるほどテキトウです(笑)
特によそ者の私にとって、その都度の交渉が非常に苦労しましたね。

今ではその中東の方との信頼関係も築くことができ、テレビ電話やリモートでの買い付け環境も作ることができました。
現地に行かない分、可能な限りコストを抑えることができるようになり、良いラグを適正な価格で提供できるように努めています。

中でもリモートでの買い付けは、何百枚というラグを画面越しに見るので、良い物を瞬時に見極める能力が不可欠です。
この点は過去の経験が活きています。

質問と回答は以上になります。

僕の知らなかったことを、沢山知ることができました。
1/20(sat)と1/21(sun)の2日間は、店主の田中氏にもご在店頂いておりますので、さらに詳しいお話を聞けるかと思います。

初日1/20の、11:30から田中氏を招いたインスタライブを行います。
ラインナップの説明なども交える予定ですので、是非ご覧下さいませ。

ARCH南青山
小見野