rdv o globe 24AW vol.2
いつもブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。
前回のブログに続き、”rdv o globe”の新作を紹介していきます。
Vol.1は下記リンクから、是非ご覧くださいませ!
rdv o globe / JULES VE.
COLOR / BLACK
SIZE / Ⅰ , Ⅱ , Ⅲ
PRICE / ¥75,900- inc tax
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1800年代の英国で栄えた王朝で流行した、ビクトリアンスタイルをオマージュしたフロントデザインや、低めに設定されたゴージライン、コットン×シルクという異色の素材使い。
特に今シーズンのrdv o globeで使用しているシルクは、BRATAC製の世界最高峰のシルク。
フランスのH社でも長年採用されているほど、素晴らしい生地。
今シーズンセレクトした”JULES VE.”は、非常にrdv o globeらしい1着です。
ゆとりを持ったアームホールや身幅で、インナーも選ばずに着用できます。
1900年代のフレンチワークに存在するサックコートのような、はたまた3パッチポケットが目を惹くアメリカのネイビーブレザーのような。
ファッションに正解などない、ということを体現しているように感じてしまいます。
着用する人によって見え方や着こなし方が変わる非常に面白いジャケット。
ミリタリーパンツや5ポケットジーンズなどの、ARCH的カジュアルパンツとの相性も素晴らしいですし、ウール系のトラウザーなどを合わせてもカッコ良さそうです。
rdv o globe / PASCAL MA.
COLOR / KHAKI
SIZE / Ⅱ , Ⅲ
PRICE / ¥92,400- inc tax
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今シーズンの個人的推しコートである、”PASCAL MA.”
早くもサイズ欠けしてしまいましたが、まだ物があるうちに紹介させて下さい。
以前のブログで登場した”BRUCE PA.”と同素材の、コットンモールスキンで作られたダブルブレストコート。
たっぷりと取られた身幅に長めの着丈、そこに計算されたパターンワークが加わることで、肉厚なモールスキンながらも美しいドレープが表現されています。
ダブルのコートといえば、カシミヤや上質なウールを使った上品すぎる物を連想してしまいますが、このコートを見た時、いつか読んだ本に出てきたヘミングウェイが着用していたミリタリーのマッキノーコートが思い浮かびました。
ワーク由来の生地にヘチマ襟、しかしダブルブレストで後ろはアンブレラヨークが備わった、”rdv o globe”らしいユニークなコートです。
この”PASCAL MA”は良いコート特有の、着用時に醸し出す、男としての威厳や風格のような空気感を纏いつつも、決して野暮った過ぎることはなく、エレガントさと色気もしっかりとあります。
様々なコーディネートを妄想できて、非常にオススメしたい1着です。
30年以上に渡り、バイヤーとして世界中の”良い物”を見てこられた前淵氏が作る”rdv o globe”というブランド。
僕がこのブランドを好きな理由は、前淵氏の洋服屋としての在り方と洋服作りに対する考え方です。
こういった深い部分は店頭でお話しできたらと思います。
百聞は一見に如かず。
まずは実際に着て感じて頂けたら嬉しいです。
ARCH南青山
小見野