ブログをご覧の皆さまこんにちは。
ARCH南青山の小島
いよいよ今週末に迫ったThe Inoue Brothers…との別注アイテムの販売とTALK LIVE EVENT。
今回はイベント詳細と合わせて別注商品について紹介いたします。
かなり長いブログになりますが、どうか最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。

ーーー

EVENT INFORMATION

“The Inoue Brothers…” TALK LIVE EVENT in ARCH南青山
-POWER TO THE PEOPLE-
場所 : ARCH南青山 2F
日程 : 12/8(sun) 17:30開始予定

12/8(Sun)17:30~ The Inoue Brothers…の皆様をお迎えし、ARCH南青山の2階にてThe Inoue brothers… のAlpaca projectについてお話しいただきます。
実体験を聞きながらThe Inoue brothers…の製品がなぜ魅力的なのかを知っていただける貴重な機会です。
是非、大切な方、ご友人の方をお誘いの上ご参加ください。

ーーー

今回紹介するArch別注アイテムを作成するきっかけになったのは、昨年の12月。
この時期にしか会えない井上兄弟、イノウエブラザースの皆様にお会いできる事を楽しみに、この時期に毎年開催するThe Inoue Brothers…の展示会に原と2人で向かっていました。

自分も好んで身につけるブランドの一つですが、着心地が最高であり、生活する上でここまで心地良いプロダクトは他に少ないと思います。
その他にも、自分が好んで身につける理由は何よりもそのブランドの信念に惹かれているからです。

Style can’t be mass-produced.
大量生産はスタイルを形成しない

普段からお話ししているお客様は既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、自分は元々大手のセレクトショップ出身です。
大きいファッションビルにいた当時の自分が見た光景は本当に衝撃でした。

SALEすることを見越して作られた洋服たちや、噂で聞く大量に残った衣類を焼却処分にする。など。
たくさん作った物を寄付します！なんて言えば聞こえはいいかもしれませんが、その衣類を作るために正当な報酬を与えて服を作っている所は果たしてどれだけあるのか、ファッション業界の闇でもあります。

「その分、消費者が安く買えるんだからいいじゃないか」なんて方もいるのかもしれませんが、そうやって搾取され生活もままならず、最悪な場合、劣悪な労働環境で命を落とす方や僕たちの想像する普通生活が送れない方、捨てられる服が焼却処理できずスラムの一角に放置され続け、その不衛生な環境でまた体を壊し、仕事を探し、見つけた仕事で搾取される。
そんな負のスパイラルを少しでも少なくする働きに自分はとても共感し、この考えを少しでも手の届く範囲に伝えていきたいと考えています。

その考えもあり、今回のイベントを企画いたしました。
少しでもブランドの魅力に気づいていただきたいですし、これをきっかけに少しでも無駄な大量生産、大量消費が減っていったら嬉しいです。

今回、The Inoue Brothers…に別注商品をお願いしたのは他でもなく、その考え方が広まる起爆剤になれば。その思いもありますし、何よりもプロダクトの心地良さが最高なんです。

12月にみた展示会で先ずは井上兄弟にご挨拶。
そのあとはチームの皆様としばし談笑。

ふと、展示会会場に目をやると初めてみる形の服が、、
これはもう自分の目からはアメリカ軍のフライトジャケットにしか見えず、展開は2色のストライプのみ。

これは！！と頭に浮かんだのはPARIS TEXAS(パリテキサス)のワンシーン。
主人公であるトラヴィスが映画の中盤で身につけている濃紺のフライトジャケットが印象的でなんでもないバランスなのですが、不思議とフライトジャケットが着たくなっていました。
そんな時に出会ったSuri Bomber jacket(スリボンバージャケット)。

イノウエブラザーズの作るフライトジャケット。マリンナショナルのデッキジャケットなどもそうですが、ミリタリーでアルパカのボア素材を使うこともあるならこれはアリなのでは？？と相談したところ「格好いいね！やろう！」と快諾いただき今回の別注のモデルが誕生しました。

【12/7(sat)12:00~ Release!!! 30枚限定】
The Inoue Brothers… / SURI BOMBER JACKET Arch Ex.
COLOR / BLACK MIX
SIZE / S.M.L
PRICE / ¥59,400- inc tax
ONLINE SHOPはこちら

古着でもしばしば見かけるBLACKのフライトジャケット。
自分も好んで着ていましたが、あのガビッガビにひかるナイロンタフタがあまり得意でなく、わざとやれて鈍い光になったものを選んでいました。

スリアルパカの長い毛足に特有の光沢感がまさにその雰囲気で、毛のカラーをソリッドなブラックではなくBLACK MIXという、漆黒でない毛の色にオーダーしました。（実はそのあと同じ内容の物をやらせてください。なんて別のブランドからお話があったなんて裏話も、、笑)

漆黒の毛ではらしくないギラっとした印象になるのでは？というところと、自分のように黒を好んで着るから人は、同色とのレイヤードで奥行きが生まれるところも嬉しいのではないかなと思います。

新品のブラックモールスキンよりも少し柔らかくなり始めた物の方が良い。そんなイメージ。
自分の定番スタイルでシンプルな仕立てのいい形のスマートなトラウザースに組み合わせていただきたい。そんなイメージで作っていただきました。

はたまた、トラヴィスのように5 POCKET PANTSに合わせてもよし、女性はLEONのマチルダスタイルのように色々なスタイルが楽しめるかと思います。ARCH南青山スタッフそれぞれに着用いただきました。

そして今回はArchスタッフの制服であるハイゲージセーターも待望の復活です。

The Inoue Brothers… / C/N PULLOVER Arch Ex.
COLOR / BLACK MIX
SIZE / M,L,XL
PRICE / ¥60,500- inc tax
ONLINE SHOPはコチラ

The Inoue Brothers… / T/N PULLOVER Arch Ex.
COLOR / BLACK MIX
SIZE / S,M,L,XL
PRICE / ¥60,500- inc tax
ONLINE SHOPはコチラ

自分も好きすぎて合計6枚所有していますが、このROYAL ALPACA(ロイヤルアルパカ)の驚くべきはその着心地です。

肌が最弱ですぐに痒くなったり、敏感肌、アレルギー体質な私ですが、このセーターは本当に一切のストレスがありません。
なんとも形容し難いのですが、自分の身体そのままというか、大袈裟でなく着ていることを忘れるほどの心地良さなのです。
体温に反応してすぐにトロッとした着心地に変わる。そんなイメージです。

ただROYAL ALPACAはお肉でいうところのシャトーブリアンのような希少部位から取れる毛の為、価格高騰が収まらず、現在は廃盤となっていましたが、弊社オーナー山内の強い希望で少量生産で待望の復活を果たしました！

自分も10月から着ていない日が数えられる程着ています（笑）

カジュアルな装いが好きでスウェットを着る方は、タートルネックと組み合わせていただくこともおすすめですし、カジュアルなトップスでなく、C/N PULLOVER Arch Ex.に変えるだけでもエレガントなスタイルに。

繊細ながら、丈夫でもあるアルパカだからこそ成り立っています。
元々自浄効果のある繊維のため、洗う必要もほぼないのですが、家で洗えるところも嬉しいですよね。

今回のイベントでお披露目するエクスクルーシブモデル以外にも、イノウエブラザースの商品を豊富に取り揃えましたので今週末は是非、ARCH南青山へ！

皆様のご来店お待ちしております！

ARCH南青山
小島
Instaglam : @arch.atsushi213

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ARCH南青山 instaglam
(https://www.instagram.com/arch_minamiaoyama/)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・