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6/7(sat)、久々となる待望のARCH EXCLUSIVE、新作ALDENを発売いたします。
本日は別注ALDENの全貌をお披露目です！

【6/7(sat) 12:00~ 発売開始】
BRAND : ALDEN
MODEL : RANGER MOC – ARCH EXCLUSIVE
FABRIC : HORWEEN CHOROMEXCEL
LAST : VAN
COLOR : DARK BROWN
SIZE : 7D , 7HD , 8D , 9D , 10D
PRICE : ¥181,500- inc tax
オンラインショップへの掲載は6/12(thu)を予定しております。

《注意事項》
・先着順に販売いたします。
・オープン時間以前にお並びになる方は、通行人の方や近隣ショップのご迷惑にならないようご配慮をお願い申し上げます。
・在庫薄の理由から、ご購入後の返品や交換はいたしかねますので予めご承知おきくださいませ。
・通販での販売対応は6/12(thu)以降とさせて頂きます。
・お電話やメール、インスタグラムDMでの事前お取り置き等はいたしかねますので、予めご了承ください。

広大な国土を持ち、各州によって様々な産業が発展を遂げてきたアメリカという国。
僕たちが憧れ、追い求めるアメリカにはミリタリー・ワーク・ドレス・アウトドアそれぞれのファッションカテゴリーにおいて”名作”と呼ばれるものがたくさん生まれてきました。
特にアメリカらしさ溢れるフットウェアとして外せないのが”モカシンシューズ”。

ニューイングランド地方の北東部、カナダとの国境に位置するメイン州はその面積のほとんどが山林に囲まれており、ハンティングやフィッシング、キャンプレジャーといった文化が発展を続けてきました。
それらを行う際に着用される衣服を製造していたブランドとして有名な”L.L Bean社”もメイン州の生まれであり、その他にも現代まで続く様々なブランドの生まれ故郷でもあります。

山林だけでなく無数の河川や沼地が点在する湿地帯であるメイン州で、アウトドアに取り組む際に水の侵入を防ぐため、1枚革構造の”モカシンシューズ”が広まったとされています。
今ではファッション的な側面が強いですが、起源は実に道具的であり、あの無骨な雰囲気はアメリカ人らしさを覚えます。

今回ARCH別注としてALDENに製作してもらったのは、その”モカシンシューズ”にフォーカスを当てたモデル。
いわゆるレンジャーモカシンタイプの形状で、爪先部分のハンドソーン(手縫い)ステッチは針が靴の内側を貫通しないように縫い上げられており、現在2人しか在籍していない職人のみ縫製が可能な凄技です。
残念ながら現在は職人不足により、ハンドソーンが施されているモデルの新規オーダーはできなくなってしまいました。
今回の別注品はオーダー不可になる以前に注文をしていたモデルだったので、従来の仕様で仕上げられています。

本来のモカシンシューズの用途でもある耐水性を備えるためカーフやコードバンではなく、米ホーウィン社のクロムエクセル素材を使用しています。
ハンティングやフィッシング等のアウトドアを特に嗜まない我々にとって身近な水といえば、やはり雨水。
油分が多く含まれているクロムエクセルは非常に丈夫で、雨水が革の深部まで浸透しづらいです。
さらに言うと油分が多いので手入れもカーフやコードバンなどの素材ほどに行う必要がなく、革靴初心者も玄人も扱いやすい素材です。
クロムエクセルならではのしわの入り方も味があります。
アウトソールもレザーソールではなく、雨水を踏めて滑りにくいプランテーションソールを指定しています。

そしてなにより、カジュアルなモカシンシューズを名門ALDENが作ったら？
モカシンシューズが持つアメリカらしい佇まいと、ALDENらしいコーディネートに取り入れた際にしっかりと馴染む唯一無二の存在感が合わさった一足へと昇華されています。

日常生活で履く革靴としてプレーントゥやキャップトゥよりもカジュアルで、それでいてクラシックなモカシンシューズよりもエレガント。
この絶妙な塩梅が様々なコーディネートにもマッチしてくれます。
余談ですが、ANATOMICA PARISのピエール氏もこのモデルをマイナーチェンジしたANATOMICA by ALDENを別注されています。

天気や季節を選ばずに履けるのも嬉しいポイント。
これから来る夏でもショーツに素足で合わせたりするコーディネートも想像に易いです。
直球的なスタイリングだけでなく、rdv o globeやCASEY CASEYといったモダンなブランドに合わせるのも良さそう。
それぞれの履き方でお楽しみください。

今回も例に漏れず、極少量の入荷になっております。
是非ご検討くださいませ。

ARCH南青山
小見野