Tricker’s
1829年、製靴業の聖地として知られるイングランド・ノーサンプトンで産声を上げたTricker’s(トリッカーズ)。
190年以上の歴史を誇るイギリス最古の製靴業者であり、1989年にはロイヤルワラントの栄誉を授かるなど、長い伝統と比類なきクオリティは他の追随を許しません。
Tricker’sを代表するカントリーシューズ、ブーツは、かつて英国の上流階級の人達がカントリーサイド(田舎)へハンティングや休暇に出かる際に履く靴として考案されたのが始まり。
もともとは水はけを良くするためのブローギング(穴飾り)や、水の侵入を防ぐストームウェルト、耐久性の高いソールなど、実用性を求めて生まれた伝統的なデザインは、現在でも色濃く継承されています。
僕自身、洋服屋という職業柄もあって、アメリカ、イギリス、イタリア、、、と国を問わず、色々な革靴を履いてきました。
「初めて購入した革靴って何だったかな~」と、ふと思い返してみたのが今年の春。
その答えは、20歳の頃に購入した「Tricker’sのカントリーシューズ」でした。
穴飾りがあしらわれた印象的なデザインに、堅くて厚みのあるレザー、コバの張り出した無骨で存在感のあるフォルム。
その頃は学生だったので新品は買えず、たしかソールがボロボロな古靴でしたが、、、。笑
結局、しばらく履いてソールがダメになり、修理という概念が当時の自分にはなく、手放してしまった(今考えるともったいないですね)。
当時は知識も全くなく、Tricker’sというブランドのこともよく知らなかったし、ウイングチップ?ロイヤルワラントって何?(笑)くらいな感じだったけれど、他の革靴にはない独特なデザイン、唯一無二な存在感に惹かれて購入したのを覚えています。
そして、それから洋服屋になり、様々な靴を履いて15年経った今「またTricker’sが履きたい!」と急に思い立ち、あの頃をぼんやりと思い出しながら、ARCH市電通りとしてご提案したいカントリーシューズを別注しました。
詳細は次回のブログにてご紹介いたします。
やはり、Tricker’sのカントリーシューズには人を惹きつける何かがあるのです、、、。
Tricker’s TRUNK SHOW
2022.10.14(fri) – 16(sun)
1829年、製靴業の聖地として知られるイングランド・ノーサンプトンで産声を上げたTricker’s(トリッカーズ)のトランクショーをARCH市電通りにて初開催いたします。
190年以上の歴史を誇るイギリス最古の製靴業者であり、1989年にはロイヤルワラントの栄誉を授かるなど、長い伝統と比類なきクオリティは他の追随を許しません。
正規輸入代理店であるGMT inc. 様ご協力のもと、札幌では中々お目にかかれないシューズ&ブーツをメンズ・レディースともに豊富なラインナップでご覧いただける他、ARCH市電通り別注のカントリーシューズも同時に発売いたします。
期間中Tricker’s製品をお買い上げいただいた方には、先着でノベルティをプレゼントいたします。
ぜひこの機会にご来店くださいませ。
ARCH 市電通り 川上
※ Tricker’sのカントリーシューズ、ブーツは厚手のソックスを履くことを前提として作られていますので、ご来店の際はぜひ厚手のソックスをお持ちください。