Tricker’s 別注カントリーブーツ
昨年初開催した”Tricker’s TRUNK SHOW”
約30型以上のTricker’sがずらりと並び、どれも粒揃いで目移りしてしまいました。
その中でも、圧倒的なオーラに惹かれたモデルがあったのです。
イベント後、運よく自分のサイズが残っており、これは出会いだと自分に言い聞かせ購入させていただく事に。
起毛革にたっぷりとワックスを含んだ「ワクシーコマンダーレザー」を使用したブラックカラーのカントリーシューズ。
その際にディスコン(廃盤)レザーというのも伝えられていて、迷わず購入に至ったわけです。
その後、かなりの頻度で履いていたのですが、市電通りのスタイルにすごく良く合う。
これをスタッフ個人のものだけにしておくのは勿体無い。
このレザーを使ったブーツなんて最高に格好良いじゃないか?
スタッフふたりで勝手に話しは進んでゆきました…。
いてもたってもいられず正規輸入代理店であるGMT inc.様にご相談する事に。
廃番となっている貴重なレザーが僅かに倉庫から発見され、数量限定の条件で、製作を実現する事が出来ました。
スエードにワックス加工を施した「ワクシーコマンダーレザー」
スエードは、イギリスでは「雨の日に履く靴(素材)」と言われるほどで、防水スプレーさえすれば、悪天候でも安心して履けるのが魅力。
雨雪に強いワクシーコマンダーレザーに加えて、ぐるりと靴の外周に巻かれたストームウェルトが、さらに水の侵入を防いでくれます。
ウェルトと強めに張り出したコバの組み合わせが、Tricker’sらしい、無骨で魅力的なフォルムを生み出しているのです
これからの時期、北海道ですと靴を買う際に気にするポイントは、雪道に対応できるかどうか。
アウトソールには、スマートな見た目とグリップ力に優れた「リッジウェイソール」を採用。
凍った雪道でも安心して歩けることは、ここ北海道では凄く重要ですよね。
ラバーソールの中では屈曲性にも優れているので、歩きやすいのもこのソールの特徴です。
鳩目、紐、ステッチの色は同色にまとめることで統一感を出し、伝統的なカントリーブーツの良さを残しながら、モダンな雰囲気も感じさせるARCHらしい「温故知新」な仕上がりの1足となっています。
ブーツならではの、紐をギュッと絞った時のフォルムがたまらなく格好良い。
丈のあるブーツですので、雪が積もった時にも雪が侵入しずらいの利点ですね。
昨年購入してからは、プレメンテナンス(ヌバック用スプレーをふりかけただけ)以降、手入れは軽いブラッシングのみ。
雨雪の日も構わず履いて、作業をする際など敢えて雑に扱っていました。
この日までに皆さまに経年の変化を見ていただこうと仕上げていたのですが…
すみません、写真だとほとんど伝わらない仕上がりに。
スエードにワックスという最強の組み合わせに改めて驚きました。
それくらいに強靭な作りであることは、お伝えできたのかなと思います。
「ARCHで展開しているモダンなデザイナーズブランドの洋服」
「バッフォローチェックのネルシャツやマッキーノクルーザー」に「ブラックジーンズ」
そして「ツイードジャケットやワックスジャケット」に「コーデュロイやウール素材のトラウザーズ」
伝統的なカントリーシューズでありながらもモダンな雰囲気に仕上がった1足は、市電通りのスタイルは勿論ですが、ARCH、米村屋のスタイルとも抜群の相性を魅せてくれそうです。
数は限られていますが、多くの方に履いていただければ嬉しいです。
ARCH市電通り 荒
Tricker’s
STOW – ARCH EXCLUSIVE
Color Black
Size 6, 6H, 7, 7H, 8, 8H, 9, 9H, 10, 10H
Price ¥132,000(inc tax)
【商品ページはこちら】
Tricker’s TRUNK SHOW at ARCH 市電通り
2023.11.3 FRI – 11.5 SUN
1829年、製靴業の聖地として知られるイングランド・ノーサンプトンで産声を上げた<Tricker’s(トリッカーズ)>。
190年以上の歴史を誇るイギリス最古の製靴業者であり、1989年にはロイヤルワラントの栄誉を授かるなど、長い伝統と比類なきクオリティは他の追随を許しません。
11月3日(金・祝)~5日(日)の3日間、昨年に続いて2回目となるトランクショーをARCH市電通りにて開催いたします。
正規輸入代理店であるGMT inc.様ご協力のもと、札幌では中々お目にかかれないシューズ&ブーツを豊富なラインナップでご覧いただける他、ARCH市電通り別注のカントリーブーツも同時に発売いたします。
また、期間中<Tricker’s>製品をお買い上げいただいた方には、先着で純正のシューツリーをプレゼントいたしますので、ぜひこの機会にご来店くださいませ。