NORTH SEA CLOTHING / ENGINEER SWEATER , SUBMARINER
本日はNORTH SEA CLOTHINGよりニット2型のご紹介になります。
North Sea Clothing はヴィンテージディーラーとしても活躍するNeil Starrによって創立。
ブランド設立当初から変わらず作り続けている”SUBMARINER”とは異なり、今となっては入手困難なモデルが、この “ENGINEER SWEATER”ブランド設立当初は”SUBMARINER”しか作らないと決めていたそうですが、時を重ねるに連れて、後世に残すべきアイテムを作る事にシフトチェンジ。
数々のヴィンテージウェアを見てきた中から選ばれたのが、このセーターでした。1940年代、第二次世界大戦の頃に米軍にて採用されていたメカニックセーター。
Vネックが特徴的で、タートルネックのインナー、シャツ、スカーフといった重ね着でのバリエーションが楽しめる一着。
可動域を広げるための、肩の切り替えもミリタリーならではのディテール。
North Sea Clothingのセーターはスコットランドの小さな工場で作られています。ネックやショルダーのつなぎ目は全て”ハンドリンキング”で行われ、細部に至るまで、人の手を加えて丁寧に作られています。
広めに取られた裾や袖のリブ。手首部分のラインが入るような編み立てもその当時ならではのディテールを再現。ヴィンテージディーラーの拘りです。
「英国内で全てを行う」事を理想に掲げているNORTH SEA CLOTHINGもちろん素材も油分を沢山含んでいるブリティッシュウールを使い、サブマリーナーセーター同様に5ゲージのしっかりとしたニットです。
第一次から第二次世界大戦に掛けて、英国海軍のサブマリーナー(潜水艦組員)に向けて支給されていたこのセーターは、北海の厳しい寒さから身を守る為の必需品とされていました。
100%英国羊毛や英国綿糸を使用し、ワイドリブ、肩の補強縫い、ドロップショルダーなどの機能を備えたサブマリーナーは、この種のセーターの中で最高の既製品であると解釈し、
オリジナルに忠実な作りと、現代に合うフィッティングで再構築されています。
是非店頭にてご覧くださいませ。
Arch米村屋 阿部
ARCH ONLINE SHOP にも掲載しております。是非この機会にご覧くださいませ