アメリカ製のシャンブレーシャツ
皆様こんばんは、ARCH米村屋の大手です。
ワークシャツは元は労働者が作業用として着ていたシャツですが、現代ではファッションアイテムとして欠かせないアイテムの一つです。ワークシャツ由来の機能的な面を持ちながら、シンプルなデザイン、デイリーユースにも適したアイテム。僕がイメージするワークシャツはブルーシャンブレーシャツ。
当時からも数は少なかった?古着屋にアメリカのストアブランドのシャツがずらっと並んでいた中に古いシャンブレーシャツは数点あるかないか、90年代もそんなアイテムだったそうです。労働着として着られていたシャンブレーシャツは消耗品でリアルに当時着ていたアメリカ人は処分する事が多かったからなのではと…
ラギットなワークスタイルを象徴するUS NAVY。1940年代に正式に着用が認められたブルーシャンブレーシャツの着方は「ブラックベルトにブラックシューズ、ブラックソックスにデニムトラウザー」と義務付けられていました(このスタイルはやはりカッコ良いです…)でも実際はそこまで厳しくはなかったそうで、秋冬はC.P.Oシャツジャケットを羽織った着方や夏は袖を二の腕までまくって半袖のように着こなしたりと着方を楽しんでいたようです。着丈が長いことにより太陽光によりタックインしている部分だけが色が落ちないで色のこりがしているシャツがあったりとリアルなワークシャツとして根付いていたアイテムです。今では色々な着こなしを楽しめるシャツとしては欠かせないシャツですね。
僕たちの中でもワークシャツとして欠かす事のできないブルーシャンブレーシャツ。そして今回、MSG&SONSよりリリースすることとなった
” アメリカ製のシャンブレーシャツ “
アメリカの文化を大事にし、当時からあったベーシックをベースに本来あるべき姿のアメリカ製シャンブレーシャツを作ろうという企画からスタートした今回のアイテム。
素材は粗いブルーシャンブレー、生地は米綿を採用。1950年代後半のシャンブレーシャツには、縫製技術の進化とともに生まれた3本針環縫い仕様チェーンステッチが多く、当時のヴィンテージシャンブレーシャツを参考に身頃まわりはトリプルステッチ仕様に。パーツ部分はダブル仕様にすることで、洗いを繰り返し、着込むことで、ヴィンテージ同様のパッカリングになっていきます。先程の画像をご覧いただくとわかると思いますが、一度洗いをかけるだけでシャリ感が良い感じに抜け、雰囲気がでます。
大量生産の賜物として生まれ当時の技術を駆使し、一番アメリカらしいシャツで王道なシャンブレーシャツが完成しました。
シャンブレーシャツは持ってるよ〜という方も多いはずです!僕自身もたくさんシャンブレーシャツは持っています。自分が好きなモノの欲求は抑えられないのが悪いところで似ているモノも多く所有してしまうというのも洋服が好きだからと言い聞かせています…笑
ただ今回のシャンブレーシャツは世の中にありそうでないモノ。古き時代の良さを知ってもらい、また同じシャンブレーシャツでも一味違う目線で雰囲気を楽しんで頂ければと思います。シャンブレーシャツをお持ちでない方には自信を持ってオススメ出来る一着に仕上がっています。
1/15(月)よりリリース致します。是非、ご期待ください。
ARCH米村屋 大手