CASEY CASEY 2020SS
ボロボロに擦り切れるまで着倒してもまだ捨てる事を躊躇(ちゅうちょ)してしまうような愛着のある古い洋服。
私達のパリのアトリエで創られる洋服は、洗い、染め、ハンドステッチ、ツイスティング等の手作業の行程を行わずにお店に届く事はありません。
そうやって、愛情を込めて(たまに小さい虐待も)手作業を加えた洋服はヴィンテージのような風合いになります。
流行とは無関係で、快適であり、リラックス出来て、機能的である。
既にリジットな質感や堅さ等の真新しい状態から、手間をかけて創り上げられた洋服は、すぐに愛着を感じて着る事が出来る、真のready-to wear (本来の意味は、既製服である)であるといえるでしょう。』
By CASEY CASEY
ヨーロッパの古い洋服、所謂ヴィンテージと呼ばれる洋服が、現代でも輝きを放つのは当時の生産背景や使っている素材にあると思っています。
まだ機械が発達していない時代は、生地作りも然り、洋服を作る工程の殆どが手作業での生産となっていました。
人の手が加わり生まれた洋服にしか出せないオーラは独特であり、ヴィンテージを見て圧倒されるのは、そういった生産背景があるからこそです。
CASEY CASEYの洋服は、古き良きヨーロッパの洋服作りを具現化したものであり、だからこそ他には無い圧倒的な存在感を放つのです。
素材の良さが際立つ絶妙すぎるパターン(生地の裁断量)は、着用した時にわかります。
まるで空気を入れたようなふわっとしたシルエットは、CASEY CASEYの真骨頂です。
アイテムの詳細は、また後日紹介しますが、既にサイズ欠けしているアイテムもありますので、お早目にご覧になってください。
ARCH 宅見