CASEY CASEY vol.2

Share
this article

以前到着したCASEY CASEY 24AWに続き、第二便が到着しました。

ブラックを基調といたトラウザーが二型。

それに加えて本ブログでは、以前ご紹介できなかったコートをご紹介します。

男の洋服のジャンルは5つに分類できると言われています。

ミリタリー・ワーク・ドレス・スポーツ・民族。

入社当初、その様に教わりました。

Arch SAPPOROに異動してから色んな方に教わり、聞いて、見て、着てみて、モードという洋服に触れる機会が多くなる中、

モードはその5つのジャンルに付随しないのではと考える様になり、ファッションひいては洋服の幅広さを知りました。

今回ご紹介するCASEY CASEYもいわゆるモード____

“現代に生きるデザイナー在りきの洋服”

ファッションの真意を考えさせるブランドだと思っています。

MAMO PANT – SAT

コットン、リネンを用いてサテン地で仕上げた一着。

ミリタリーを彷彿とさせるシルエットで在りながら、上品な光沢を帯びた生地は世界屈指の生地作りを有するイタリアの地で共に研究し製作されています。

それ故に、ミリタリーという無骨な趣で在りながらどこか気品を感じさせる仕上がりとなっています。

OG AH PANT – PRINT UNI

高密度なコットン生地を使用し、色落ちやアタリをプリントで表現した一本。

米軍のワークパンツの様なデザインにCASEY CASEY特有の生地をのせ、
クラシックモダンに仕上がっています。

モードスタイルはもちろんトラディショナルなスタイルにも着用できるので、幅広いスタイルに順応してくれます。

LUMI COAT – H WAX

ライトワックス加工が施されたコットン素材を使用した中綿入りステンカラーコート。

フロントにパッチポケットとハンドウォーマー、左右に内ポケットの仕様。

ボタンにはコロゾボタンを使用しています。

オリーブのステンカラーというところでモッズコートに見立ててスタイルを組むのも面白そうだと個人的には思っています。

非常に軽量でありながら、暖がとれるので北海道という雪国で重量が気になる季節にも大いに活躍してくれるはずです。

この先10年、20年着れる洋服とよく耳にします。

それは、生地の耐久性という意味で捉えることもできますが、本当に大事なのは自身が10年、20年経った先の姿で白髪やシワが増えたりという容姿や、

どんな仕事をしている、引退して自由を謳歌しているなどの自分がこれを着ていたら格好良い、その時もきっとこの洋服は飽きないだろう。

そこを想像し、ワードローブに加えるのも面白いと思っています。

デザイナーブランドや手編みのものなどは製作者が引退すれば、二度と手にすることは叶いません。

買う買わないは別にして、本物を追求するという企業理念のもとArchが提案し続けているCASEY CASEYを是非体感して欲しいと思います。

Arch 柳田