Lloyd Footwear
以前のブログ日本人の足に合う英国靴を公開して以降、詳細を明かしていないのにも関わらず、既に多くのがご覧になりにお越しいただき、大変嬉しく思います。
ALDEN, Paraboot, Tricker’s…
Archでは代表的な取り扱いのあるシューズメーカーです。
そしてArch Sapporo周年に合わせて新たなシューズメーカーが加わりました。
Lloyd Footwear(ロイドフットウェア)
Lloyd Footwearは1972年の創業以来、
“日本人の足型に合う英国靴”
このワードをテーマに掲げています。
日本人に合った木型をオリジナルで製作しそれを用いて、英国靴の聖地ノーザンプトンのトップクラスの職人が現在も生産しているのです。
『スタイルを変えず同じ商品を作り続け維持することで、 クオリティの高い製品をリーズナブルな価格で提供する。
そして、靴の本当のサイズと履き方を浸透させる。 また、品質、サイズなど納得できないものはあえて販売しない。 製品に対するフォローとアフターケアーを完璧にする。』
これがLloyd Footwearの約40年間続けてきた理念で、まさに僕たちが大事にしているスタイルと靴の販売の仕方と同じなのです。
今回僕たちがオーダーしたのは、セミブローグのオックスフォードシューズと、ブローグタッセルローファーの2足。
Lloyd Footwear
Brogue Slip On
Color Black
Size 5H, 6, 6H, 7, 7H, 8, 8H
Price ¥47,300(inc.tax)
【商品ページはこちら】
「ブローギング(broguing)」とは「穴飾り」のこと。ブローギングが靴の縫い目に施された靴は「ブローグ(brogue)」と呼ばれています。
スコットランド・ゲール語で靴を意味する「ブロッグ」から派生したようです。
ちなみに「ウィングチップ」はアメリカでの呼び名です。
元々は通気性や水はけを良くするためにあけられた穴であることから、ハンティングなどを楽しむ湿地帯などにも履いていたルーツがあります。
グッドイヤーウエルト製法を用いて、ダイナイトスタッドソールの靴としては、昨今の物価上昇の世の中では考えられない究極のプライスを実現。
ダイナイトソールは、雨の日も滑り難く、これからの季節に抜群の効果を発揮します。
フルブローグに比べると装飾の少ない内羽根のセミブローグは、ドレッシーな雰囲気ゆえ、スーツからジャケットパンツスタイルまで、ビジネススタイルにも幅広く活用できます。
メンズワードローブにおいて持っておくべき間違いない1足。
ブローグはカジュアルな装飾の為、カジュアルなパンツとの相性も◎
デニムやチノの他、今回のようなブラックウォッチのパンツとの合わせもお勧めですよ。
Lloyd Footwear
Brogue Slip On
Color Dark Brown
Size 5H, 6, 6H, 7, 7H, 8, 8H
Price ¥47,300(inc.tax)
【商品ページはこちら】
“ブローギングタッセル”
ウイングタッセルとも呼ばれるこの仕様は、アメリカントラディショナルには欠かす事が出来ない存在です。
アッパーには、毛足が短くて目が詰まった上質なスウェード。
スウェードは、イギリスでは「雨の日に履く靴(素材)」と言われるほどで、防水スプレーさえすれば、これからの急な悪天候でも問題ありません。
スウェードといえば、秋冬をイメージする方もいらっしゃるかと思いますが、実は春夏にも適した素材なのです。
丈夫で通気性も良く、シーズンを問わない汎用性の高さには、虜になりますよ。
シャンブレーシャツに緩くネクタイを締め、チノパンツにタッセルローファーを合わせたワークングドレススタイルは、大好きなスタイルです…!
以前のブログでご紹介した KENNETH FIELD 2B UNCONⅡ & 2P TROUSER “IRISH LINEN SUITS”に足元は、軽快なスエードのタッセルローファー。
オーダーをしていた時から思い描いていた組み合わせでした。
有名な話ですが、上の写真の靴はイギリスのチャールズ皇太子が40年愛用しているドレスシューズ。
『安い靴を買うほど裕福な事は無い。』ということわざが古くからイギリスに伝わっています。
クラックした部分には、革を当てて修理を重ねた後が見られ、まさにそのことわざ通りなのです。
安価な革靴を履き潰しては買い替える。
日本ではまだ悲しくも革靴を修理をして長く履くという文化が広く根付いていません。
ソール交換が可能なシューズは、手入れや修理をして長く履く事で結果、経済的にも良いはずですし、何より愛着が湧きますよね。
日本人の足に合う木型を開発し、革靴のメッカであるイギリスはノーザンプトン製でありながら、現在もこの価格を維持できているコストパフォーマンスは間違いなくこのLloyd Footwearだけ。
奥の深い革靴の世界に踏み入れる初めての1足にも最適ですし、革靴を熟知した方にも自信を持ってオススメ出来ます。
今回は幅広い方にLloyd Footwearを知っていただきたいという思いから、サイズ展開を広げてオーダーしました。
ぜひサイズが揃っているうちにご覧になってみてください。
Arch 荒